ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-08

[米ドル円]短期筋の動き

(米ドル円日足)



週明け東京市場では先週の米雇用統計の結果を受けドル円は堅調な地合いで始まり135円54銭を付けた。しかし欧米市場にかけて米長期金利が低下したことなどから134円36銭まで下落。引けにかけ135円10銭付近まで戻しが入った。
結局短期投機筋中心とみられる動きが目立つ。
139円39銭から130円40銭まで9円近く下落したことでドルロングポジションは大分整理されたとみられる。そしてその半値戻しの135円付近まで上昇し目先のドルショートも切らされたことから全般にポジションは軽くなっているとみられどちらにも動きやすい状況とみる。明日発表のCPIの結果からFRBの今後の政策を見極めるまでは135円を挟んでのもみ合いが続くとみる。

ドル円予想レンジ:135円50銭~134円40銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ボックスの下限

(ユーロ米ドル日足)



先週末の米雇用統計の結果を受けユーロドルは1.0240から1.0142まで下落。東京市場ではその流れを継いで売りが先行し1.0160まで下落したところで下げ止まった。先週末の下落後の安値1.0142を意識した買い戻しの動きが入るとNY時間には1.0221まで上昇。先週の下落幅の窓を埋める動きとなった。
前日の下落によるショートカバーが一巡したことからポジション的にはどちらにも動きやすく、CPIの発表までは短期筋中心の動きが予想される。
1.02後半から1.01付近のボックス相場は継続しており、その中でのレンジ内の動きに留まるとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.0240~1.0160(50%、BB中心)

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[豪ドル円]金利差狙い

(豪ドル円日足)



東京市場で先週末の米雇用統計発表前の高値レベルである93円80銭を上抜けたことで買いの勢いは加速。NY時間には94円42銭まで上昇するなど豪ドル買いの勢いは他の主要通貨に対しても強いものとなった。先週は91円ミドルまで下落しローソク足は長い下髭を伸ばしたことで底値を付けたとの見方から上昇に転じた。
特に目立った材料が見当たらないこともあり日銀との金利差を狙った買いが入りやすい。ただ、明日の米CPI発表を控えそろそろ買いも終盤に近いとみる。
また、台湾を巡る米中の対立が激化するようなら一時的に下振れリスクが高まる可能性もあり注意したい。

豪ドル円予想レンジ:94円50銭~93円80銭

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[全般]マーケット全般に様子見姿勢

先週末の米雇用統計の好結果を受け米景気悪化への懸念が後退したことでFRBの積極的な利上げ観測が広がったものの、市場全般に動意の乏しい展開となった。
週明け東京市場でドル円は底堅い動きで始まった。先週末の米雇用統計が予想を上回る好結果となったことでFRBが次回のFOMC会合で0.75%の利上げを実施するとの見方が増えたことからドル買いが先行。米長期金利が上昇したことで135円54銭を付けた。しかし既に先週末に上昇した後ということもあり利食い売りなどが散見。上値が抑えられた。
ユーロドルも金利上昇に伴うドル買いが先行し1.0160まで下落したものの先週末の安値1.0141には届かずに反発。欧州市場に入ると米金利が低下したことでユーロ買いが先行。1.0214まで上昇。ドル円は135円を割り込みNY市場では134円36銭まで下落した。ユーロも1.0221まで上昇幅を拡大したものの先週末の雇用統計発表前のレベル1.0235付近が意識され頭を抑えられた。
NY株式市場もダウは一時300ドルを超える上昇となったが、引けにかけて売りが強まり29ドル高で終了。ナスダックやS&Pも小幅マイナスで引けるなど全般に方向感の掴みにくい動きが目立った。
今週発表される米7月CPIを控え様子見姿勢が目立つものの、FRBのスタンスは再び強気に転じておりドルの底堅さは継続しそうだ。

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[米ドル円]上昇の下押し調整一巡

(米ドル円日足)


先週末発表された7月米雇用統計の結果が予想を大きく上回る好結果となったことで9月FOMCでの利上げ幅が0.75%になるとの見方からドル円は133円付近から2円50銭上昇。やや反応し過ぎでもあるがその139円39銭の高値を付けた後の調整の売りとしてみれば9円近く下落したことで一先ず終了した可能性が高い。ただ、日米金利差拡大によるドル買いポジションはまだ残っているとみられ、139円ミドル手前までに戻り売りが入るとみており、139円ミドルが当面の天井になった可能性が高い。
今週は米CPIや消費者信頼感指数の結果次第で一段の上昇も見込めるが既に下落幅の半値余り戻しており、ここからの上昇幅も限られるとみる。

本日のドル円予想レンジ:135円50銭~134円30銭
今週のドル円予想レンジ:136円00銭(BB中心、61.8%)~131円80銭(BB下限)

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[ユーロ米ドル]ボックスの下限

(ユーロ米ドル日足)


7月中旬から始まった1.03から1.01のボックス相場が続いているがそろそろどちらかにブレイクするとみている。
先週は米ISM製造業指数が予想を上回ったことで米長期金利が低下しユーロはボックスの上限となる1.0293まで上昇。しかし、その後FRBの複数のメンバーのタカ派発言でドル買いが進みボックスの下限に近い1.0123まで下落。その後1.02ミドルまで買い戻されたものの週末の米雇用統計の結果を受け1.0142まで下落するなどボックス圏内での動きが継続。
ユーロは依然としてスタグフレーションリスクが燻る中でロシアの報復措置によるエネルギー危機の可能性やイタリア政局不安など売り圧力は継続。
今週発表される米CPIなどが予想を上回るようならドル買いが強まりユーロはボックスの底を割り込み再度1.0のパリティーを試す展開が予想される。

今週のユーロドル予想レンジ:1.0280~1.0010(BB下限)

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[ポンド米ドル]英経済指標と米金利

(ポンド米ドル日足)


先週のBOE会合では政策金利を0.5%引き上げたがメンバーの1名は0.25%の利上げを支持。また、金融政策報告書では今年第4四半期は景気後退入り、第5四半期では成長2%の落ち込みが予想されるとの悲観的な見方が示されたことでポンドは金利引き上げ後に1.2065まで急落。
その後米長期金利が低下したことで1.2175まで戻されたものの週末の米雇用統計の結果を受け1.2003まで下落した。引けにかけて1.2070まで買い戻されたが全般に上値の重い展開は今週も継続するとみる。
党首選による政治不安もポンドの上値を抑える。トラスト氏とスナク氏いずれも減税を約束していることからインフレリスクが一層高まるとポンド売り要因となる。
今週は英GDPや鉱工業生産などの指標が発表されるが、予想を下回るようなら景気後退へのリスクが改めて確認されることになる。

今週のポンドドル予想レンジ:1.2180~1.1860

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[全般]FRB積極的引き締め観測と地政学的リスク

台湾を巡り地政学的リスクが高まる中で先週末に発表された米雇用統計の好結果を受け俄かにFRBの引き締め強化への観測の高まりからドルが上昇。今週も米金利の動向と中国の挑発行動の行方に注目が集まる。

先週末のNY時間に発表された米7月雇用統計はNFPが52.8万人と予想の25万人を大きく上回り前月分も上方修正された。また、失業率も3.5%と前月の3.6%から低下。更に平均時給も5.2%と予想の4.9%を上回るなど想定以上の好結果となったことでドルが全面高。この結果を受け9月のFOMC会合で0.75%の利上げ観測が再び広がり米長期金利も上昇。ドル円は133円付近から135円ミドルまで上昇した。
今週はFRBの金融政策に強く影響を及ぼすとされる米CPIやミシガン大消費者信頼感指数が発表される。これらの中値も雇用統計と同様に予想を上回るようなら9月を待たずに8月内でも臨時のFOMC会合が開かれるとの観測からドル買いの勢いが増すことになる。
ただ、既に0.75%の利上げ観測を織り込む格好でドルが買われた後だけにドルの上値も限定的。寧ろ反対に予想を下回ったときの反応の方が大きいとみる。

また、地政学的リスクの高まりによる相場の乱高下にも注目。中国政府はペロシ下院議長の訪台に対して制裁を科すと断言。軍事衝突にも発展しかねない一触即発の状況が続く中でリスクオフの円買いの動きがドル円の上値を抑えることになる。
今週も荒っぽい相場展開が想定されることから利食い損切りは早めに回転させた方がよさそうだ。

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