ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-07

[米ドル円]雇用統計でも綱引き状態

(米ドル円4時間足)



雇用統計の発表を控えアジアから欧州市場にかけてドル円は107円ミドル付近での小幅なもみ合いで終始。
米雇用統計の結果は予想を上回った事で前月と同様にポジティブサプライズとなりドル円は107円72銭まで上昇した。
しかし、その後はクロス円の売りなどから107円45銭まで押し戻されるなど往って来い。
新規失業保険申請件数は予想ほど減少していないし感染者数の拡大など今後の雇用への不安が残るものだ。
香港を巡る米中対立の悪化や感染拡大による経済活動が再び停止するとの見方も燻る中でドル円の上値は限定的とみる。
108円に近づいたところでは売りを出しておきたい。

ドル円予想レンジ: 107円70銭~107円10銭

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[ユーロ円]トリプルトップ

(ユーロ円2時間足)


東京市場でユーロ円は底堅い動きで推移。
日経平均株価が小幅ながら上昇する中でユーロ円は120円76銭付近からじりじりと上昇。
前日のNY市場で付けた高値121円13銭では上値が抑えられた。
しかし、欧州市場が始まるとユーロ買いが先行し121円13銭を上抜け121円30銭付近まで上昇。
NY市場では米雇用統計が予想を上回るポジティブサプライズとなったことで円安が進み121円40銭の高値を更新。
その後は米国独立記念日を控えポジション調整の売りが強まり東京市場の始値120円75銭まで押し戻されるなど往って来いとなった。
方向感の乏しいユーロ円だが、目先は121円ミドルでトリプルトップを形成したことで下値を試す展開が予想される。
下値目途としては61.8%戻しの120円40銭から7月1日の安値120円25銭付近。

ユーロ円予想レンジ: 121円50銭~120円40銭(61.8%)

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[豪ドル円]堅調な中国経済

(豪ドル円日足)


直近の中国経済指標は堅調な地合いが示されており、その動きに連動するように豪ドル円も底堅い動きが続いている。
昨日の東京市場でも豪ドル円は74円前半からじり高となり74円51銭まで上昇。
米雇用統計発表直後には74円70銭の高値を付けた。その後は74円24銭まで押し戻されたものの74円ミドルで折り返している。
中国経済活動再開による豪州経済への期待や、ウイルス感染拡大を早期に脱したことも豪ドルの買いやすい状況となっている。
また、中国も含め世界的な株高や原油高もリスクオンの動きを高めている。
今日は中国のサービスPMIが発表され、予想を上回るようなら豪ドルの下支えとなりそうだ。
ただ、米中対立などのリスクも燻る中で上値も限定的とみる。

豪ドル円予想レンジ:74円70銭(50.0%)~74円00銭

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[全般]好調な米雇用統計にも残る不安

注目の米雇用統計は予想を上回る好調な米雇用市場の状況を示すものとなった。一方、米国内での感染拡大の勢いは止まらず経済活動への不安が残るなかでドル高の流れも限定的。

昨日の東京市場ではNY時間に発表される米雇用統計を控え慎重な動きが先行。
米国は金曜日が独立記念日で連休前ということもあり全般にポジションを取りにくい状況下でドルはやや上値の重い展開が続いた。
欧州市場ではポンドやユーロの買いで始まるとドル全般に売りが強まりドル円も107円35銭まで押し戻された。また、ドイツの5月失業率が改善したこともユーロの下支えとなった。
注目の6月米雇用統計は雇用者数が480万人増と予想の300万人増を大きく上回り、失業率も11.1%と予想の12.3%を下回ったことでドル買いが先行。
一方同時に発表された新規失業保険申請件数は予想を上回るなど直近の雇用状況に不安が残る結果となりドルは一旦押し戻される場面も見られた。
しかし、好調な雇用情勢の結果をポジティブサプライズとして素直にドル買いで市場は反応。ドル円は107円72銭まで上昇したがすぐに利食い売りで押し戻された。
その後NY株式市場は大きく上昇して始まるとドル買いと同時に円買いも強まるなどクロス円が下落。
米国は独立記念日を控え全般にポジション調整が入り、結果的に東京市場が始まるレベルまでドル円クロス円ともに戻るなど往って来い。
感染拡大が続く米国の雇用統計の数字に疑問が残るものであり、為替市場では結果的にリスクオフのドル高円高の動きで引けている。
一方、株式市場は三指数ともに依然として堅調な地合いが続き為替市場との温度差が感じられる。
ドル円は結果的に綱引き状態が続くものの、ユーロやポンドなどは自国の材料に敏感に反応するなど各通貨それぞれ異なる動きが目先継続するとみる。
今日はNY市場が休場ということもあり欧州市場では参加者が少なく突発的な動きには注意したい。

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[米ドル円]108円台の上値の重さ

(米ドル円4時間足)


東京市場の朝方から海外勢の買いが入ると108円付近にあった損切りを巻き込みドル円は108円16銭まで上昇。しかし、実需や利食い売りなどが上値を抑えたことで下落に転じた。
108円台での滞空時間は短かったこともあり、今日のNY時間に発表される米雇用統計次第では再度108円台を伺う可能性が高いとみている。
ただ、米国が独立記念日で明日から連休を控え最終的にポジション調整の動きが強まるとみれば、往って来いになりやすい。
108円台の上値の重さを再確認したところで売りを出しておきたい。

ドル円予想レンジ: 108円40銭(61.8%)~107円00銭

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[ユーロ米ドル]レンジ相場突入

(ユーロ米ドル日足)


欧州市場が始まったところで発表されたユーロ圏やドイツの製造業PMIは予想を上回る好結果となりユーロドルは小幅ながら買いが入り1.1245まで上昇。
その後ダウ先物がマイナスに転じたことでリスクオフのドル買いが進むとユーロドルは1.1185まで押し下げられた。
しかしそれがこの日のユーロの安値となり、その後NY市場に向かって上昇。
米国大手製薬会社による新型コロナに対するワクチン開発への期待が高まるとドル売りが強まりユーロは1.1275まで反発し、その後はもみ合いが続いている。
ユーロドルはユーロ自体よりもドルが主体で動き始めている。
6月からのチャートを見るとユーロドルは1.14から1.12のレンジ相場に入った可能性が高い。
今日の米雇用統計発表を控えどちらかに振らされる可能性もあるが、最終的にレンジ内での動きで収まるとみている。

ユーロドル予想レンジ: 1.1300(50%)~1.1190

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[ポンド円]リスクオンによる底堅い動き継続

(ポンド円日足)


昨日の東京市場でドル円が108円台に乗せるとポンド円も133円95銭まで上昇。
その後香港情勢を巡る米中対立への懸念やウイルス感染第二波への不安から円買いが進みポンド円は133円を割り込んだ。
しかし、NY市場ではワクチン開発への期待などからリスクオンの円安が進むとポンド円も反発。
134円22銭まで上昇するとそのまま高値圏での引けとなった。
昨日の欧州時間には英首相報道官が「EUとの貿易協定が締結されると信じる」と発言。
一方、メルケル首相は「Brexit協議が失敗に終わることを覚悟しなければならない」とも発言したものの反応は見られなかった。
目先はブレグジットよりもウイルスに関する情報や米中対立などによる株価の動きがポンドに影響を及ぼしやすい。
NY株式市場は堅調な地合いが継続していることから目先ポンド円も底堅い動きが続く可能性が高い。

ポンド円予想レンジ:134円80銭(BB中心、38.2%)~133円00銭

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[全般]米連休前の米雇用統計

香港情勢への懸念が高まる一方で新型コロナ治療薬の期待が入り混じり、市場は方向感の掴みにくい状況が続く。本日は明日が米国祝日ということで雇用統計が前倒しで発表され、結果次第で方向性を見極めるきっかけになるか注目。
昨日の東京市場でドル円は108円付近の損切りを巻き込み108円16銭まで上昇。しかし、その後は実需などの売りに上値が抑えられ反落。香港を巡る米中対立への懸念や新型ウイルス感染第二波への不安などから日経平均株価がマイナスに転じたこともドル円の上値を抑えた。また、ユーロ円などのクロス円もリスクオフによる円買いが進み全般に上値の重い展開で推移。
欧州時間に発表されたユーロ圏、ドイツなどの6月製造業PMI は予想を上回るものとなり発表後ユーロ買いに反応。
しかし、NYダウ先物がマイナス幅を拡大するとリスクオフの円買いが更に強まる中でユーロ円を中心としたクロス円の売りが加速した。
NY時間に発表されたADP雇用統計は予想を下回ったものの前月分がマイナスから大幅プラスに修正されたことを好感。また、米大手製薬会社ファイザーやバイオNテックが新型コロナウイルスに対するワクチン治験で良好な結果を出したとの報道もありNY株式市場は上昇してスタート。リスクオフからオンへと市場のセンチメントが変化しドル円クロス円ともに反発に転じた。
6月ISM製造業が予想を上回った事も相場の下支えとなった。
しかし、中国が施行した香港国家安全維持法に違反した香港住民が逮捕されたことなどから米中対立激化への懸念が株価の下押し圧力となりドル円クロス円ともに上値が抑えられた。
リスクオンからリスクオフへと変わりやすい相場展開が続く中で本日は米雇用統計が発表される。
市場はコロナ感染による第二波への不安と、経済再開への期待とが入り混じり方向観が掴みにくい状況。
昨日のADP雇用統計は前月が大きく修正されるなど数字に対する信頼感には疑問が残る中での発表となる。
米国が独立記念日で連休前ということから、ポジションの巻き戻しが強まるのか、或いは目先の方向感が示されるのか注目。
これまでの米経済指標の結果をみると経済改善の兆しが示されている。
株式市場もナスダックは史上最高値を更新するなど堅調な地合いが継続されており、最終的にリスクオンの動きが強まる可能性が高いとみる。

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