ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-11

[米ドル円]強気も弱気も動き取れず

(米ドル円4時間足)



前日のNY市場でダウが3万ドルの史上最高値を更新したことを受けドル円は円安が先行し底堅い動きで始まった。しかし、欧州市場ではリスクオンのドル売りが先行しドル円は104円35銭まで押し戻された。
その後ダウ先物が下落するとドル買い戻しの動きが強まりドル円も上昇する場面も見られたが、NY市場では再び下落。
NYダウの下落幅が拡大する中でリスクオフのドル買い円買い双方が綱引き状態となりドル円は結局104円ミドル付近でのもみ合いに終始。
ドル円は他の通貨ペアと比較すると動きが鈍く、仕掛けても妙味に欠けることから更に手を出さなくなっているように見える。
今日から米国の感謝祭が始まることから104円台での小幅なもみ合いは継続。
通常よりも取引額を大きくした鞘取りがよさそうだ。

ドル円予想レンジ:104円70銭~104円10銭(61.8%)

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[ポンド米ドル]最高値を意識

(ポンド米ドル日足)



EUとのFTA交渉が切羽詰まる状況となっており、今日明日にも合意に至るかが明らかにされる可能性が高まる。
昨日はフォンデアライエン欧州委員長が「英国と合意できるのかは確定ではない」「合意無しのシナリオも準備」などと発言。
ジョンソン首相の「移行期間は延長しない」と強気の発言からポンドは下落。
一方、マーティンアイルランド首相の「交渉はおそらく段階的に合意される可能性がある」との発言で買い戻されるなど方向感の掴みにくい状況となっている。
しかし、ポンドドルは結果的に今年最高値となる1.3482に限りなく近づくなど底堅い動きが続いている。
市場には最終的にどこかで合意に至るとの楽観的な期待があるとみられる。
それだけに、もしハードブレグジットの可能性が強まる発言などがあれば、それによる一時的な下振れには注意が必要だ。

ポンドドル予想レンジ:1.3482(今年最高値)~ 1.3290(38.2%)

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[豪ドル米ドル]米ドル安で豪ドル最高値も

(豪ドル米ドル日足)



ここにきて豪ドルは高値圏でのもみ合いから上に抜けだしてきており9月1日に付けた今年最高値となる0.7414を意識し始めている。
一方、当局者による豪ドル高けん制発言も増えてきており、高値を抜けるような勢いが強まれば、口先介入が強まりかねない。
豪ドル買いの背景には米ドル売りが大きな要因としてあり、金融政策のギャップが豪ドルを押し上げている。
また、原油価格が上昇しており資源国通貨としての豪ドルに買いが集まりやすくなっている。
今日はNY市場が感謝祭で休場となり、参加者が少ない中で上値を試すようなら、最終的に往って来いになるとみている。
最高値付近で損切を巻き込むような上昇があれば、戻りを狙ってみる。

豪ドルドル予想レンジ:0.7414(今年最高値)~0.7320(38.2%)

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[全般]米国感謝祭前の調整

今日から始まる米国感謝祭を控え市場全体にポジション調整の動きがみられた。
しかし、大きな変化はみられず既に調整は進んでいた模様。

昨日の東京市場では前日にNYダウが史上最高値となる3万ドルに乗せたことを受け日経平均株価も上昇してスタート。リスクオンの円安が先行しドル円は106円60銭を付けたが、国内でのコロナ感染拡大への懸念が燻り上値は抑えられた。
欧州市場でもリスクオンの動きによるドル売りがユーロやポンドを押し上げた。
しかし、その後ダウ先物がマイナスになるとドル買い戻しが強まったが目立った大きな動きにはつながらなかった。
NY市場では前日3万ドルに乗せたダウも感謝祭の前日ということから利食い売りが先行。
この日発表されたPCEデフレーターは予想通りとなった。ミシガン大学消費者信頼感指数は予想を下回ったが、新築住宅販売は下回るなど強弱まちまちの結果となったことから市場の反応は限られた。
結果的にダウはマイナス173ドル、ナスダックはプラス57ドルとまちまちではあるが調整の域を脱していない。
原油価格も上昇するなど、結果的に世界各国の緩和政策による投機マネーがリスクに向かう状況に変わりはない。
今日からNY市場は休場となり、明日も実質的に参加者は限られることから突発的な材料が出ない限り短期筋中心の動きが続きそうだ。
注目通貨としてはEUとの交渉が切羽詰まるポンドに集まる可能性が高く、荒っぽい動きには注意したい。

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[米ドル円]リスクオンの円売り

(米ドル円日足)



連休明け東京市場でドル円は前日のNY市場からの流れでドル買いが進み104円64銭から始まった。しかし、日経平均株価が大幅上昇となったことやトランプ大統領が新政権への移行を認めたとの報道でドルが売られドル円はこの日の安値となる104円15銭まで下落した。
しかし、欧州市場ではポンドやユーロがドルに対して買い戻しの動きが強まると一転。ドル円は104円60銭まで買い戻される往って来い。
その後発表されたケースシラー住宅価格指数が予想を上回るとドル買いで反応。
ドル円は104円76銭まで上昇。しかし、NYダウが史上最高値となる3万ドルの大台に乗せるなどリスクオンのドル安が再び強まるとドル円は104円ミドルまで押し戻されて引けている。
リスクオンによるドル売りに対し米経済の強さが示されるとドル買いで反応するなど、ドルに一定の動きが見られない。
105円に近づくようなら売りを出し、104円付近では買いを入れる。

ドル円予想レンジ:104円90銭(61.8%)~104円00銭

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[ユーロ米ドル]1.19ドルの上値の重さ

(ユーロ米ドル日足)



ユーロは方向感の乏しい動きが続く中で1.19ドル台に近づいている。
欧州時間にトランプ大統領がバイデン新政権への移行を認めたことでリスクオンのドル安が進みユーロドルは1.1894まで上昇。その後は米長期金利が上昇したことでドル買い戻しが強まるとユーロドルは1.1842まで押し戻された。
その後発表された米住宅価格指数が予想を上回るとドル買いが進んだ。
特にユーロの買い材料はなくドルの動きに振り回されているといったところだ。
明日は米国が感謝祭で休場ということからユーロは更に方向感の乏しい動きが予想される。
1.19ドル台に乗せたとしても買いは続かずに最終的に押し戻されるとみている。
前回付けた高値1.1920付近の重さが確認されるようなら売りから入りたい。

ユーロドル予想レンジ:1.1920(11月10日高値)~1.1800(BB中心、38.2%)

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[豪ドル円]豪ドル高へのけん制発言

(豪ドル円日足)



原油価格が上昇する中で資源国通貨である豪ドルへ買いが集まっている。
NY株式市場が堅調な地合いで進む中でリスクオンのドル安が先行。アジア市場で豪ドルは堅調な地合いで始まった。
欧州市場に入ったところでトランプ大統領が政権移行を認めたことが伝わるとドル売りが更に進み豪ドル円は76円81銭まで上昇。その後は利食い売りなどに押し戻されたがNY市場で再びリスクオンの円安が進み76円93銭まで上昇。
ほぼ高値圏で引けている。
豪ドルが上昇する中で昨日はデベルRBA副総裁が「11月の金融措置がなければ豪ドル高が進んでいただろう」「金利低下が豪ドル安に繋がるだろう」「国債買い入れは豪ドル安を意味する」など、豪ドル高に対してけん制していると思われる発言が相次いだ。
しかし、豪ドル売りの反応を見せなかった。
8月末に付けた今年最高値となる78円46銭に迫りつつある中で、更に今後けん制発言が増える可能性が高い。

豪ドル円予想レンジ:77円60銭(BB上限)~76円40銭

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[全般]米新政権への移行スタート

バイデン新大統領への政権移行が認定されたことで市場の不透明感が後退。NYダウは史上最高値の3万ドル台に乗せるなどリスクオンのドル安が進んだ。

連休明けの東京市場では前日のNY市場で株式市場が上昇した流れを継いで日経平均株価が大幅高となりリスクオンのドル安が進んだ。
前日に発表された米PMI総合が大きく改善したことや、次期財務長官にハト派として知られたイエレン元FRB議長が指名されたことを好感。
欧州市場でもトランプ大統領がバイデン新政権への移行作業開始を容認したとの報道でダウ先物の上昇幅が加速。
米政治の混乱が回避されたことから経済支援策などへの期待が高まりリスクオンからドルが全面安。ドル円は104円15銭まで下落した。
しかし、その後NY市場にかけてドルの買い戻しの動きが活発となった。
前日に発表された米PMIが好調な結果を示すとドル買いに反応したことで、この日発表される米ケースシラー発表前にポジション調整が入ったとみられる。
そのケースシラー住宅価格指数は6.6%と予想の5.1%を上回るとドル買いで反応。
ロンドンフィキシングにかけて纏まったドル買いが入るとの未確認情報もありドルは全面高。ドル円はこの日の高値となる104円76銭を付けた。
この日は原油価格も大きく上昇するなど行き場のない世界の余剰マネーがリスク商品に群がる動きが鮮明となった。
ワクチン開発進展や米新政権樹立への期待がリスクオンの動きを加速させているが、やや過熱気味といえそうだ。
実際には欧米でのコロナ感染が拡大しており、トランプ大統領は依然として敗北を認めていない。株式市場は期待が先行し過ぎているように見えるが、目先のリスクオンの流れには逆らえないというところだろう。
ただ、ドルインデックスをみると今年最安値に近づくなど、そろそろ危険水域に入りつつある。
明日からNY勢は感謝祭で休みに入るが、ポジション調整の動きには注意したい。
何か変化が見られたときにはすぐに逃げられるようにしておきたい。

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登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
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