ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-11

[全般] ポジションの巻き戻し中心

明日のFOMCを控え、週末で月末といった事情からクロス円やドル全般的にポジション調整の動きが活発化した。特に東京市場ではクロス円を中心に売りが強まりドルは全般的に買い戻しの動きが見られた。しかし、それ以上に目立ったのが円買いの動きでドル円は下値を試す展開が続いた。しかし、欧州時間に入ると一転してクロス円の買い戻しが強まりドル売りとともに円も売られるなど一貫性の見られない展開となった。注目された米第3四半期GDPは2.0%と予想通りではあったが2.0%では経済拡大の失速とみなすとの発言が以前フィッシャー・ダラス総裁から述べられていた事から市場はドル売りに反応。また、明日のFOMCでは30年債といった長期債まで買い入れを行う可能性が指摘され長期金が低下したことでドルは全面安となり結果的にドルは往って来い。明日のFOMCを控え、今日は動きにくい展開が予想されるが、FOMC内での意見の食い違いも取沙汰される中で今回の追加策を見送るといった噂などが出た時の方が市場のインパクトは大きい。ドル売りの流れは変わらないが、一時的な上昇リスクにも気を付けたい。


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[米ドル円] 安値引け

(米ドル円日足)



ドル円は東京市場で輸出企業を中心にドル売りが強まった。月末や週末ということもあるがソニーやホンダ、パナソニックなどの大手企業が軒並み想定レートを80円に修正した事でドル売りを出したようだ。明日のFOMCでは数千億ドルの国債購入を実施するとの見方からドル下落のリスクが高まるなかで苦渋の売りであったろう。この日、財務相が発表した10月の介入額がゼロであった。これだけ野田財務相は円高阻止を仄めかしたのは言葉だけであったということだ。今後も介入は9月15日のような単発的なものであれば、投機の餌食になるだろう。ドル円のNY終値は80円ミドルと安値引けであったことから、そろそろ史上最安値を試しに行く頃だ。

米ドル円予想レンジ:80円80銭~80円00銭


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[ユーロ米ドル] 移動平均線がゴールデンクロス

(ユーロ米ドル時間足)



(ユーロ米ドル日足)

EURUSD20101101_hiashi.jpg


東京市場では殆ど戻りがなくユーロ売りが続いた。月末要因からのユーロ円の実需売りも散見された。欧州時間にはドイツの小売売上やユーロ圏の失業率が予想を下回った。しかし、既に売り過ぎたのかユーロは一転して上昇。ファンロンパイEU大統領は「ユーロ強化のための重要な決定を行った。通貨安競争を各国回避すべき」などの発言もありショートカバーも含めユーロ買いが強まった。NY時間には米第3四半期GDPが発表され、予想通りではあったものの失業率を押し下げるには不十分との認識からドルに対してユーロは更に上昇。結局ユーロは高値でNYを引けた事で下髭の長いローソク足が現れた。買いの勢いは今日も続くとみるが、明日のFOMCを控え上値を試しても最終的には1.4ドル付近にもどすだろう。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.4050~1.3880


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[NZドル米ドル] 高値を更新

(NZドル米ドル週足)

NZDUSD20101101_syuashi


(NZドル米ドル日足)

NZDUSD20101101_hiashi.jpg


前日にRBNZは政策金利を3%に据え置く事を決定したが、声明文では「ある時点で引き上げが必要」と将来に含みを残した。発表後もじりじりと底値を上げてきたが、明日のFOMCでの追加緩和策とNZドルの利上げとの政策の違いからNZドルの需要に火が付いた。今年の高値0.7649を抜き0.7666まで上昇。このレベルは2008年7月ぶりの高値であり、ほぼ高値で引けた。米国の追加緩和が今後半年は継続するとなれば、次回のRBNZの利上げ期待もあり次の高値目標は0.78ドルとみる。

NZドル米ドル予想レンジ:0.7760~0.7620


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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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