ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-11

[全般] 世界的な株高とリスク志向

アイルランドが支援の可能性を示した事でリスク志向の動きが強まった。中国の株価は前日の落ち込みから再び上昇に転じ日経平均も1万円台を回復。更に、NY市場ではGMの再上場の初値が売り出し価格を上回りダウは大きく上昇に転じるなど世界的な株高が為替市場でも安心が広がった。米国追加緩和に対する風当たりは強く共和党からも批判の声が上がった。それに対してバーナンキ議長は必死にその効果を示すが債券市場では長期金利の上昇が止まらない。この日発表されたフィラデルフィア連銀指数が22.5と市場の予想5.0を大きく上回ったことも債券売りを促した。
世界の余剰資金がリスクを求めて動き始めている事から南アランドや豪ドルなどクロス円全般に対して買いが強まる。ただ、長期的な買い出動はまだ時期尚早で短期的にはまだ調整がありそうだ。


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[米ドル円] クロス円が下支え

(米ドル円日足)



アジアから欧州にかけてドル円は83円前半でのもみ合いが続いた。しかし、NY時間に入ると動きが一変する。12時ちょうどのロンドンフィキシングではいきなりドル円が上昇。ファンド勢の買いも見られ、83円40銭や55銭付近にあった損切りなども巻き込み一気に83円80銭まで上昇した。オプションの期日があり,そのためにまとまった買いが入ったという話もあるが、クロス円などの買いが強まったことなどが大きく影響したとみる。
チャートで見るとフィボナッチの61.8%戻しのレベルにあたり、更には一目の雲の上限も上値を抑えている。雲を上抜けしてくれば上昇スピードは一気に強まるとみる。
今日は金曜日だがポジションの偏りはそれ程みられず、寧ろ83円前半を固めた後だけに84円台を見に行くとみている。

米ドル円予想レンジ:84円60銭~83円40銭


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[南アフリカランド円] 利下げでもランド高

(南アフリカランド円週足)


(南アフリカランド円日足)

ZARJPY20101119_hiashi.jpg


南ア準備銀行のSARBは昨日政策金利を6.0%から5.5%へと0.5%引き下げる事を決定した。ほぼ予想通りだが、発表前にも拘らずランドは上昇していた。発表後は一旦利食い売りなども見られたが結局NY市場に入り買いが再び強まりほぼ高値で引けるなど買い意欲の強さを象徴している。マーカスSARB総裁はこれ以上の利下げは限定的であり、通貨を押し下げるために利下げを行ったわけではないと言及。米国QE2によりマネーが自国に流れる懸念がある事が大きく影響した事を訴えた。利下げを行ったもののランドは依然5.5%という高い金利である事は変わらない。資源国通貨としての魅力も強い事から更に買いは強まるとみる。日足では雲の下限に阻まれているが、週足の雲を一気に抜け出した事で買いの勢いがありそうだ。

南アフリカランド円予想レンジ:12円02銭~11円92銭


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[ユーロ米ドル] アイルランド支援要請を受け入れる可能性高まり

(ユーロ米ドル週足)


(ユーロ米ドル日足)

EURUSD20101119_hiashi.jpg


アイルランドのホノハン中銀総裁はこの日、EUとIMFから数百億規模の融資を利用することになるだろうと発言。これにユーロは反応し欧州時間から上昇。更に、トリシェ総裁は非伝統的措置を解除する前に利上げの可能性があるとしたこともユーロの買いを誘った。しかし、NY市場に入るとフィラデルフィア連銀指数が予想を上回ったことでドルが今度は上昇。ユーロドルは上昇前のレベルに戻される場面もあった。しかし、ユーロの買い戻しの動きとドル買いが引けにかけて入り堅調な地合いで終了した。今日は上昇の勢いがまだ残っているところから東京市場では底堅い動きが続くと見る。週足の一目の雲の中へ一旦突っ込んで戻されたことで長い下髭がでているが、今日の終値が雲の上で終わるかどうか微妙なところだ。日足のフィボナッチでは23.6%戻しのレベルで上昇が抑えられ、抜ければ1.3780(38.2%)までの上昇もある。豪ドル円などのクロス円の買いが出れば上値を試す可能性があり、今日はクロス円中心の相場になりそうだ。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.3750~1.3580


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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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