ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2013-02

[全般]達成感も一時的

前日の日銀総裁が任期前の前倒し辞任を発表したことで更に大胆な金融緩和への期待が高まり朝方から円売りが強まった。
東京市場ではドル円が一時2年9か月ぶりに94円台に乗せた。95円という心理的な節目に近づいたことで一先ず達成感もありその後は円の買戻しの動きが強まった。ユーロなどクロス円も高値を更新した後に利益確定の動きが入り下落に転じている。今日のECBやBOEの政策会合を控えポジション調整の動きが目立った。しかし、このように節目に近づく度に所々で調整の動きが毎回入るためその都度ポジションが解消されてしまう。ここまで短期的に大幅な円安が進むと常に大きな調整が入るのではという恐怖感が高まる。結局ポジションを縮小してもその後下値を拾えずに上値を買わざるを得ないというパターンが続いている。これはユーロでも同じ現象がみられる。結局、大きな調整は入らず上値を再び試すというパターンは今回も同じとみる。今日のBOEやECB政策会合が終わり、イベントリスクが後退すれば再び流れに戻ることになるだろう。

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[米ドル円]小幅な下げで再び上昇

(米ドル円時間足)

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前日の白川日銀総裁辞任により新総裁人事への期待が高まっている。特に、海外勢は安倍首相に合った総裁を選出すれば一層大胆な緩和政策を打ち出すとの見方が高まった。付利の撤廃や外債購入などへの期待も残る。ドル円は94円にはオプションのバリアがあるといわれたがこの日はあっさりと94円台に乗せてきた。95円という心理的な節目でもあり94円台に乗せたところで利益確定の売りが強まり押し戻された。NY市場では93円25銭付近まで下落したものの結局94円台から1円も満たない下げ幅となった。短期間に大幅な円安が進んでいることから毎週このような下落が始まるとポジションの手仕舞いが入ってしまい結局小幅な下げで終わる。下値を拾おうとしてもなかなかそこまでは下げてくれないのでまた上値を買っていくことになる。93円付近では買いを入れておきたい。

ドル円予想レンジ:94円00銭~93円00銭

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[ユーロ米ドル]ユーロ高へのけん制発言

(ユーロ米ドル週足)

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(ユーロ米ドル日足)

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先週末に1.37ドルの高値を付けてから上値の重い展開となっている。
今日のBOEやECBの政策会合を前にポジション調整の動きが目立つ。特に4週続けて大幅な上昇となったユーロポンドも一服感が出始めている。
そんな中でユーロ高に対するけん制発言がここ数日出始めている。前日にフランスのオランド大統領がユーロ圏には為替政策が必要とし、ユーロ高はリセッションを深めるリスクがあると発言。昨日もギリシャ財務相がユーロ高への懸念を表明したことでユーロの売り戻しが強まった。しかし、ドイツ報道官はフランスの主張に対し「為替政策は競争力を高めるための適切な手段ではない」とするなど独仏のユーロに対する違いが見えた。
ユーロドルは週足でみると2年近くの中で高安のちょうど50%戻しのレベルに位置しそれ程ユーロ高とは言えない。今日のECB理事会後のドラギ総裁の発言の中でユーロ高へのけん制発言がなければ再びユーロは上昇に転じるとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.3700~1.3460

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[豪ドル円]雇用統計に注目

(豪ドル円時間足)


(豪ドル円日足)

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朝方発表された豪州4四半期小売売上が0.1%と予想の0.3%を下回った。また、12月小売売上高も-0.2%と予想の0.3%を下回り3か月連続のマイナスとなった事を受けオージーは下落。前日のRBA会合で追加利下げの可能性を示唆した後だけに市場はオージーに対し警戒感が高まっていた。結局、97円台での高値を更新したことで一旦は達成感からの利益確定の動きとみる。今日は注目の豪州1月雇用者数変化の発表があり前回から改善が予想される。世界的にみるとリスクオンの動きが活発なっていることからオージーへの需要は高く、下げ幅は限られるとみる。96円付近を支えることが出来れば目先のダブルボトムとなり再び上値を試す展開とみる。

オージー円予想レンジ:96円80銭~95円90銭(50%)

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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