ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-06

休刊のお知らせ

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

明日6月13日の更新を勝手ながらお休みにさせて頂きたいと思います。
申し訳ございませんが何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
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[米ドル円]リスク後退で円安継続

(米ドル円日足)


先週行われたコミー前FBI長官の公聴会でトランプ大統領弾劾や辞任につながらなかったことで市場に安心感が広がった。
今週のFOMC会合で利上げはほぼ織り込み済みであり、注目は今後の利上げペースに集まる。
FOMCでは年内に3回の利上げとバランスシートの縮小開始の議論がされると思われる。市場は利上げのペースダウンが示されるのではといった見方もある程度市場が織り込んでいる。これまでの内容と変わらなければドル買いに反応するとみる。
ビッグイベントを無事通過したことでリスクオンの円安の動きが強まり始めている。
目先は一目の雲の下限が意識されるが、目先の円高リスクは後退。時間の経過とともにドル円は緩やかな上昇を継続すると予想される。

一目の雲の上限を上抜けたところにはフィボナッチ61.8%戻しとなる112円40銭が上値を抑える。ただ、市場はせっかちであり勢いが強まれば114円台も視野に入る。
市場には不安感が残ることから神経質な展開が予想されるが、今週は押し目買いを中心とした戦略を立てていきたい。

今週のドル円予想レンジ:112円40銭(61.8%)~109円80銭

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[ポンド米ドル]政局で上値抑えられる

(ポンド米ドル日足)


混迷前倒し選挙を行ったメイ首相の思惑は大きく外れ議席の過半数を失うことが確実となった。
メイ首相の求心力失墜で今後のEU離脱交渉に影響を及ぼす。しかし、それ以上に市場の不安は今後の政局混迷にあり、9日からのEU離脱交渉どころではなくなった。
この結果がポンド売りにつながったとみてよいだろう。当面政局の混迷がポンドドルの上値を抑えることになりそうだ。
一方、保守党勢力の低下で今後ハードブレグジットからソフトブレグジットに移ればポンド買いにつながる可能性もある。今回の混乱が収まるようなら再びポンドドルは上昇に転じるとみる。
開票を終え出口調査で過半数割れとなったことが明らかとなりポンドドルは1.2950ドルから1.2630ドル付近に下落。東京市場のポンド取引は流動性が低いということもあり過剰反応した感もある。その後は1.2825ドルまで買い戻されたが結局調整後は再び下落に転じた。
今週は先週末の安値を底に時間調整からのもみ合いに入る可能性が高いとみる。
積極的なポンド買いは難しいことから戻り売り中心にレンジ取引に徹したい。
戻りの上値目途はフィボナッチ38.2%戻しとなる1.2830ドルだが短期筋のショートカバーが入れば1.28ドル後半も視野に入る。

今週のポンドドル予想レンジ:1.2880~1.2630(61.8%、6月9日安値)

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[豪ドル円]リスクオンによる

(豪ドル円日足)


先週の豪ドル円はボリンジャーバンドの下限で下げ止まり、下落から上昇へと反転。底堅い動きは今週も継続とみる。
先週はRBA会合で現行の緩和政策を継続する姿勢が示され豪ドル売りが強まったもののすぐに反発。ビッグイベントが重なりリスクオフの動きが強まる中で、むしろ豪ドルは堅調な地合いとなった。
原油価格やコモディティー価格の下落なども豪ドルにとっては向かい風となるものの、豪ドルの強さがここにきて目立ち始めている。
豪州では住宅価格の上昇が続いており、先週発表された豪州GDPも年率ベースで1.7%と予想を上回る。いずれ緩和政策からの転換が行われるとの見方は根強い。

最近の豪ドル上昇は6月に入り日本の機関投資家などの豪ドル買いの動きが強まるとの見方もあり、それを見越した買いが入っている可能性もある。
イベントリスクが後退し今週はリスクオンの円安が進むとみており、ボリンジャーバンドの上限を超えフィボナッチ50.0%戻しの85円付近を目指す展開が予想される。

今週の豪ドル円予想レンジ:84円80銭(50.0%)~82円40銭

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[全般]各国中銀の金融政策会合に注目

先週はスーパーサーズデーといわれるほど今年最も重要な週の一つとなった。
先週木曜日はECB理事会、コミー前FBI長官の公聴会、そして英国総選挙といった今後の相場動向を占う三つの重要イベントが重なった。
ECB理事会ではこれまでのフォワードガイダンスの追加利下げの可能性が修正される一方、インフレ見通しが下方修正されたことからユーロは最終的に下落に転じた。

二つ目のコミー前FBI長官の公聴会では決定的なトランプ大統領の司法妨害やロシアとの共謀が示されなかった。前日に既に公表されていた内容以上のものが示されなかったことで市場に安心感が広がりドル買い円売りの動きが強まった。

一方、三つ目のビッグイベントである英国総選挙はメイ首相率いる保守党が過半数割れとなったことでポンドは急落。ある程度予想されてはいたが、今後のEU離脱交渉への影響は政治の混乱を嫌気した格好だ。
スーパーサーズデーと称されて意識されたが、市場は寧ろ構え過ぎていたのかポンド以外は大きな混乱は見られなかった。
市場はこれらビッグイベントリスクが終了したことで今後はリスクオンの動きから円安や株式市場の上昇が期待できそうだ。

今週は日銀やECB、BOEといった各国中銀金融政策発表が行われるが、市場の注目はFOMC会合に集まる。
今回の会合ではほぼ100%利上げが実施されるとみられており、注目は今後の利上げやバランスシートの縮小ペースとなる。
ここにきて米国経済指標の一部は景気減速を示すものがみられる一方、トランプ大統領の弾劾や辞任といったリスクは先送りになったことから、政策期待の高まりによるインフレへの懸念が意識される。そのためFRBとしては今の時点で利上げペースを落とすことはないとみており、ドルは緩やかな上昇を継続するだろう。
一方、日銀会合では今後も現状の緩和政策を継続するとみられ、金融政策の違いから円安の動きが強まる可能性が高い。
英国政治の混乱やトランプ疑惑の燻り、そして原油価格の下落などのリスクは残る。
しかし、時間の経過とともにマネーは徐々にリスクを取り始めてくるとみる。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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