ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-06

[米ドル円]持ち合いから上放れ

(米ドル円4時間足)


週明けシドニー市場でドル円は一時111円10銭付近に下落して始まった。しかし、日経平均株価が堅調な地合いで始まるとドル円も先週末のNY終値となる111円30銭付近でのもみ合いが始まった。
欧州市場ではユーロが対ドル対円で上昇するとクロス円全般に買いが強まりドル円は111円70銭付近に上昇。しかし、NY時間に発表された米耐久財受注が予想を下回ったことで111円35銭まで下落。
その後原油やNYダウの上昇によりリスクオンの円売りの動きが強まるとドル円は再び上昇。先週付けた高値111円77銭を上抜くと損切りを巻き込みながら111円93銭まで買われそのまま高値圏での引けとなった。
三角保ち合いが収束したところで上に放れた格好だ。勢いはまだ残ることから今日は112円台を試す展開を予想する。ただ、依然としてドルや原油価格の下落リスクは燻りトランプ大統領への不信感などがドル円の上値を抑えている。
フィボナッチ61.8%戻しとなる112円20銭付近が目先の天井とみる。

ドル円予想レンジ:112円20銭(61.8%)~111円40銭

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[ユーロ米ドル]目先の買い材料出尽くし

(ユーロ米ドル日足)


ユーロは先月1.13ドルの大台を試したが乗せられなかったことから上値の重い展開が続いている。
昨日発表されたドイツの6月IFO景況感指数は予想を上回りユーロ買いが進んだ。また、この日はイタリア政府が経営難に陥っている国内二つの銀行に対し公的資金を投入することを欧州委が承認したことなどからユーロの買いを促した。
ユーロは1.12ドル台を回復したがすぐに1.1170付近に押し戻された。
その後NY時間に発表された米耐久財受注が予想を下回るとドルが全面安となりユーロはこの日の高値となる1.1220ドルまで上昇し、一段の上値を試すかと思われた。
しかし、その後ドラギECB総裁が「政策金利は成長回復のために低い必要がある」と発言したことで再び下落に転じた。
1.12ドル台を2度試して押し戻されたことで目先上値の重さが確認。
ボリンジャーバンドの中心線が上値を抑えており目先はバンドの下限となる1.1120付近を試す展開を予想する。このレベルはフィボナッチ38.2%戻しでもあり意識される。
1.12付近では戻り売りを出しておきたい。

ユーロドル予想レンジ:1.1210~1.1120(BB下限、38.2%)

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[豪ドル円]原油価格下げ止まりで一段の上昇も

(豪ドル円日足)


週明け豪ドル円は堅調な地合いで始まりNY市場にかけても上昇が続いておりほぼ高値圏で引けるなど買いの強さが伺える。
ここにきて目立ったイベントや経済指標の発表がないことからリスクが後退する中で豪ドルの買いが目立ち始めている。先週は原油価格の下落などから豪ドルも利食い売りなどに押される場面も見られた。しかし、先週末から原油は下げ止まりを見せており豪ドルの買いが再び強まった。昨日はドル円が上昇したことで円売りの動きから豪ドル円は84円付近から84円90銭に上昇。先週付けた高値85円08銭を意識したことで一旦は上値が抑えられている。
しかし、ここにきてこれまでの円高への反動も見られ円売りの動きはまだ始まったばかりともいえる。本邦機関投資家の買いはまだ見られないものの、底堅い動きが続くようなら資本の買いも期待できる。
目先はボリンジャーバンドの上限となる85円30銭が上値目途とみるが、勢いがあれば61.8%戻しとなる85円60銭も視野に入る。このレベルは3月31日に付けた戻り高値と一致。
押し目買いスタンスで臨みたい。

豪ドル円予想レンジ:85円30銭(BB上限)~84円50銭

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[全般]指標悪化の中でも円全面安

週明けシドニー市場で円が買われる場面も見られたが、東京市場は日経平均株価が堅調な地合いで始まったことでリスク回避の円売りの動きが先行。ドル円は先週と同様に動意は乏しく111円前半でのもみ合いが続いた。
一方、欧州市場でユーロを中心にクロス円の買いが活発となりドル円もつられて111円70銭付近まで上昇。ドイツの6月IFO景況感指数が予想を上回ったことや、イタリアの二つの銀行に対して公的資金投入が承認されたことなどが好感された。
また、英国でもメイ首相率いる保守党と地域政党とが閣外協力をすると合意したことも市場に安心感が広がった。
NY市場ではこの日発表された米耐久財受注が-1.1%と予想の-0.6%を下回ったことからドルは全面安。ドル円は111円30銭付近まで押し戻された。
しかし、NYダウが一時110ドル超上昇したことや原油価格が反発。リスク回避の円売りの動きが強まるとドル円はストップロスを巻き込みながら111円93銭まで上昇。
結局この日は円が全面安となりクロス円やドル円は高値圏での引けとなっている。
米経済指標はここにきてまだら模様で米長期金利も依然として低水準で推移。原油価格も下げ止まったとはいえ依然として40ドルを割り込むとの見方が消えていない。
株式市場は高いレベルにあるものの調整的な売りに上値が抑えられるなかで円が売られている。この動きは、目先大きなイベントリスクがないことから、これまでの円高の反動とみる。
今日のNY時間にはケースシラー住宅価格指数やリッチモンド連銀製造業指数、そして消費者信頼感指数といった指標が発表される。普段であればそれほど注目されないものの、イベントが少ないだけにそれぞれ市場は反応しやすい。
今日最も注目されるのはイエレンFRB議長の講演。最近の経済指標に関して悲観的な発言が出るのではといった見方もある。しかし、他のメンバーの発言を見ても強気の姿勢を続けると思われる。
今日もドル円クロス円ともに底堅い動きが予想されるが、短期的な動きに終わる可能性もある。上昇場面では利食い売りを入れていきたい。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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