ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-03

[米ドル円]ドル円の底堅さ確認

(米ドル円時間足)


東京時間に佐川前国税庁長官の証人喚問が開かれたが「官房や官邸から書き換えの指示はなかった」と断言。改ざんの経緯に関しては証言を拒否したことで一先ず安倍政権は安泰との見方が広がり円売りの動きが強まりドル円は105円75銭まで上昇。
欧州市場ではポンド売りからスタートしユーロも下落するとドルは全面高。クロス円も同時に売りが入ったもののドル買いの勢いが強くドル円はこの日の高値となる105円90銭を付けた。その後「米国が中国の企業買収を制限する緊急事態法を検討している」との報道が伝わるとNY株式市場が大幅安。また、米長期金利も低下したことからドル円は105円40銭付近まで押し戻された。
これだけ株安金利低下したにもかかわらずドル円は105円を割り込むことがなかったということはそれだけ底堅さが戻り始めたといえそうだ。
東京の株式市場は軟調な地合いで始まれば105円付近を試す展開が予想される。
イースター休暇を控え一段の買い戻しが入りやすく、105円の底堅さが確認されるようなら買いを入れていきたい。

ドル円予想レンジ:105円90銭~105円10銭(61.8%)

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[ポンド円]1.43ドルミドルの上値の重さ

(ポンド円日足)


前日に大幅上昇となったポンド円は東京市場でもその流れを継いで堅調なスタートとなった。しかし、ロンドン市場が始まるとポンドは対ドル対ユーロ、そして対円で利食いと思われるまとまった売りが入り下落。150円ミドル付近で推移していたポンド円は149円を割り込み148円93銭まで売り込まれた。その後は買い戻しが入り149円後半まで押し上げられた。
しかしNY株式市場が下落に転じたことでリスク回避の円買いが強まると再び149円付近まで下落して引けてきた。
150円ミドルにはボリンジャーバンドの上限が位置していたことも利食い売りを誘った可能性がある。しかし、売りが一巡したところでは再度買いが入り上値を試す展開を予想する。148円付近にあるボリンジャーバンドの中心線が強いサポートとみられる。
148円を損切りレベルとして148円台は買いを入れてみたい。

ポンド円想レンジ: 150円70銭(50.0%)~148円70銭

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[南アフリカランド円]SARB政策金利引き下げ観測

(南アフリカランド円日足)

ZAR_JPY_20180328_hiashi.jpg

3月に入りランド円は8円75銭から9円10銭のレンジ相場が続いている。
昨日のNY市場でランド円はレンジの上限である9円09銭まで上昇後下落に転じた。
米中貿易摩擦が激化するとの見方からNY株式市場が大幅下落となったことを受けリスク回避の円買いが進んだためだ。
また、保護主義的な動きが強まる中で貴金属価格の下落もランドの上値を抑えている。
今日は南ア中銀であるSARBの政策会合が開かれ、政策金利を現行の6.75%から6.50%に引き下げると予想される。市場は利下げをすでに織り込んではいるものの、市場の地合いが悪い中で発表後ランド売りに反応しやすい。
ただ、南アの政治リスクは後退しており経済も将来的に回復するとの期待もあることから押し目買いスタンスは継続。

ランド円予想レンジ:9円09銭(BB上限)~8円96銭(38.2%、BB中心線)

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[全般]前日上昇の反動

前日に大きく上昇したNY株式市場は一転して下落。米中貿易摩擦への懸念が再び燻る中で神経質な展開が続いている。
昨日の東京市場は前日に大幅上昇となったNY株式市場の動きに連動する格好で日経平均株価は上昇して始まった。また、この日は注目の佐川前国税庁長官の証人喚問が開かれ「書き換えは官房や官邸からの指示はなかった」と断言。安倍首相や昭恵夫人の関与も否定したことで安倍政権への懸念材料が後退。リスクオンによる円安が進みドル円は105円75銭まで買われた。
欧州市場が始まるとポンドのまとまった売りが入りユーロもつられて下落するとクロス円の売りに繋がった。同時にドルが全面高となったことでドル円は寧ろ底堅い動きで推移。
NY市場では1月ケース・シラー米住宅価格指数が6.4%と予想の6.2%を上回るなどドル円はこの日の高値となる105円90銭まで上昇。
NY株式市場も前日に引き続き堅調なスタートとなった。ところが、その後「米国は中国の企業買収を制限する緊急事態法を検討している」との一部報道で市場は一転。
株式市場は三指数ともに下落に転じるなど前日の反動がみられた。また、米長期金利も前日の2.85%から一気に2.77%へ急低下するとドル円は105円40銭付近まで下落して引けている。一方、欧州やロンドン株式市場は上昇して引けるなど同時株安への不安は高まっていない。
今日の東京市場もこの流れを受け株価が下落して始まると予想されるが、前日の上昇の反動とみるのであればリスク回避の動きは限定的とみる。
また、日本の機関投資家などのレパトリの売りは一巡し買いに回っているとの見方もある。
一先ず日本の政治リスクも後退するなどドル円の過度な下落への懸念はなくなった。
米長期金利が低下しNY株式市場が大きく下落してもドル円が105円台を保っているのがその証だ。
今週末はイースター休暇を控えポジション調整的な動きが活発化し始める頃だ。ドル円やクロス円も神経質な展開が続く中で押し目を買う動きが入るか注目。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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