ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-01

[米ドル円]地政学的リスクの高まりから上値も限定的

(米ドル円日足)


中東の地政学的リスクの高まりから正月明けの東京市場でドル円は一時107円77銭付近まで下落して始まった。
しかし、その後は実需の買いなども散見されドル円は108円台を回復。大きな混乱も見られず静かなスタートとなった。
先週末にイランへの攻撃から下落に転じたNY株式市場は警戒感が根強く、この日もマイナスでスタート。しかし、この日発表された12月サービスPMIが予想を上回った事などから株価の下落幅は縮小。
結局引けにかけて株式市場は三指数ともに上昇に転じたことでドル円も108円ミドル付近まで押し戻された。週を挟んで時間が経過したことから一先ず過度な警戒感は後退したとみる。
ただ、目先はイランが報復攻撃を仕掛ける危険性が残る中で上値も限定的とみる。

ドル円予想レンジ: 108円70銭(50%)~107円90銭

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[ポンド円]底値確認で上値トライへ

(ポンド円日足)


欧州市場が始まったところでロンドン勢はポンド買いでスタート。
その後発表された英12月サービスPMIが50と予想の49.1を上回った事で徐々に買いが強まり142円前半へ上昇。
NY市場では株価が下落幅を縮小したことで過度な中東の地政学的リスクが後退。
円安が進むとポンド円はこの日の高値となる142円79銭の高値を付け、そのまま高値圏で引けている。
レンジの下限を確認したことで今度は高値を探る展開となっており今日も買いの勢いは継続。
最終的ボリンジャーバンドの上限付近となる145円ミドルがレンジの上限として意識される。

ポンド円予想レンジ: 143円50銭(38.2%)~142円00銭

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[ユーロ円]HICPの結果に注目

(ユーロ円日足)


昨日の欧州時間に発表されたドイツの小売売上が2.1%と予想の1.0%を上回った。
また、ドイツやユーロ圏のサービスPMIも予想を上回るなど欧州景気回復期待からユーロは堅調な地合いで始まった。
先週末に起きた中東の地政学的リスクによる影響も薄まる中で円安の動きも加わりユーロ円はNY市場で121円40銭の高値を付けた。
120円の節目でサポートされたことで買い戻しの動きが入ったとみる。
ダブルトップのネックラインを上抜けしたことで買い安心感が出始めており、再度ダブルトップの122円65銭付近の高値を確かめに行く可能性が高まった。

ユーロ円予想レンジ:122円00銭~ 120円00銭(38.2%&BB)

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[全般]地政学的リスクも一先ず限定的

先週末に米国がイランの革命防衛隊司令官を殺害したことに伴い一気にイランとの地政学的リスクが高まったことでドル円は下落。しかし、週が明けると市場の動揺も大分収まる中でドル円は反発に転じた。

正月明けとなる東京市場は中東の地政学的リスクを受け日経平均株価が大きく下落して始まるとドル円も108円を割り込み107円77銭まで下落。
しかし、株価の下落はほぼ織り込み済みということもあり円買いの動きも限定的となった。また、年初で長期休み明けとなったことで実需のドル買いの動きも加わりドル円は108円台に押し戻された。
欧州市場に入るとユーロやポンドの買い戻しの動きが強まりクロス円を中心とした買い戻しが入ったがドル安と円安で相殺されドル円は動きにくい状況となった。
NY市場では前日大きく下落した株式市場も三指数ともに小幅ながら上昇して終了。地政学的リスクによるショックも週末を挟んで落ち着きを取り戻した。
ただ、今後イランが報復措置に動く可能性もあり予断を許さず、ドル円やクロス円の上値の重さはしばらく続くとみてよいだろう。
地政学的リスクを横目に市場は各国経済指標に注目が集まり始めている。
昨日発表された米12月サービスPMIは52.8と予想の52.2を上回り、総合PMIも予想を上回った。これを受け過度に地政学的リスクに傾き過ぎた反動も入りドル円クロス円全般に買い戻しの動きが強まった。
今日はNY時間に米ISM非製造業景況指数が発表される。
先週発表されたISM製造業が10年ぶりの低水準となったことから、今回も悲観的な見方が広がっている。
地政学的リスクにより悲観で始まった相場だけに、予想を上回るようならドル円やクロス円の一段の買い戻しに拍車がかかりそうだ。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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