ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-01

[米ドル円]110円ミドルのレジスタンス

(米ドル円週足)

USD_JPY_20200117_syuashi.jpg

年初の中東情勢リスクが後退、そして昨日は米中が貿易協議第一弾合意に署名した。また、合意内容も中国が米国に歩み寄った内容となった格好となり市場には安心感が広がった。
米経済指標や決算などの好調な結果を背景にNY株式市場も三指数ともに史上最高値を更新。
年初からリスク回避の動きで始まっただけにまだ出遅れ感が燻る中でドル円は一段の上値を試す展開が予想される。
110円20銭付近で今のところ上値を抑えられているが、今日のNY市場で株価が更に上昇を続けるようなら110円20銭の壁はそれ程固くはない。ただ、110円ミドル付近は週足ボリンジャーバンドの上限やフィボナッチ61.8%戻しのレベルでもあり強いレジスタンスとして意識される。
109円台では買いを入れていきたい。

ドル円予想レンジ: 110円50銭(BB上限)~109円80銭

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[ユーロ米ドル]HICPに注目

(ユーロ米ドル日足)


昨日公表されたECB議事要旨では「コアインフレが緩やかに上昇する兆しがある」「指標は弱いが成長は安定」など経済動向の減速に歯止めがかかりつつあることが示されたことからユーロ買いで反応。
しかしNY時間に発表された米経済指標が好調な結果を示したことなどから米長期金利が上昇するとドル買いが強まりユーロは下落に転じた。
また、米国からの自動車関税の圧力もユーロの上値を抑えているが、目先1.1ドルを底にユーロの上昇トレンドは継続している。
本日はユーロ圏12月HICPが発表されるが前回の1.0%から1.3%に上昇すると予想される。予想を上回るようならユーロは再び上昇に転じるとみるが、長期の下落トレンドは継続しており1.12ドル付近では戻り売りを出しておきたい。

ユーロドル予想レンジ: 1.1180(61.8%)~1.1120

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[南アフリカランド円]SARB政策金利引き下げ

(南アフリカランド円日足)


昨日のNY時間に開かれた南ア中銀SARB政策会合では現行の政策金利6.5%から6.25%に引き下げることを全会一致で決定。今回は現状維持と予想されていたことから発表直後7円608銭まで下落。しかし、その後NY市場でリスクオンの円安が進むとランド円も7円66銭まで買い戻された。
市場は次回の会合で利下げを実施すると予想していたことから前倒しでの実施となった。既に市場は利下げを織り込んでいたことから影響は限定的となっている。
市場全体にリスクオンの動きが強まる中で依然政策金利6.25%は高金利として投資家には魅力的だ。
長期保有のスタンスで下げたところでは少しずつ買いを入れていきたい。

ランド円予想レンジ:7円678銭(61.8%)~7円578銭(1月14日安値)

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[全般]リスクオン本格的に発進か

米中協議第一弾合意の署名が行われ、ほぼ米国側の要求が受け入れられたことで市場に安心感が広がった。また、米企業決算が好調な結果を示したことでNY株式市場は三指数ともに最高値を更新するなどリスクオンの動きが本格的に始まった可能性が高い。
昨日は米中両政府が米中貿易協議の第一段階の合意に署名したことでこれまで最も市場の足枷となっていた懸念が後退。第二段階の交渉はすぐに始まるものの、結果は大統領選挙後ということからその間市場の最悪なリスクは少なくとも、もたらされないという安心感がある。
昨日のNY時間に発表された米12月小売売上高、新規失業保険申請件数、そしてフィラデルフィア連銀製造業景況指数それぞれが予想を上回る良好な結果を示した。
また、この日発表されたモルガンスタンレーの決算が予想を大きく上回った事もありNY株式市場は三指数ともに史上最高値を更新して引けている。
年初から中東情勢不安からリスク回避の動きで始まった市場だが、イランとの全面戦争は回避され米中協議もほぼ満足いく内容で署名された。
当面のリスクは払しょくされたことから本格的なリスクオンが発信した可能性が高い。
米中摩擦の動きが完全に消えたわけではないが今後は円安が進みやすい地合いとなると予想されドル円クロス円全般に上昇が続くとみる。
週末ということから本来利益確定の売りが出やすいものの、市場全体に買い遅れ観が漂う中で下値は限定的とみる。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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