ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-01

[米ドル円]リスクオン継続で一段の上値トライ

(米ドル円週足)

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米中摩擦の後退や中東状況の沈静化など年初のリスクオフから一転して市場には安心感が漂う。NY株式市場は好調な企業決算や緩和政策継続により連日史上最高値を更新するなどリスクオンの動きが広がっている。
年初から既に4週目に入り市場は徐々にリスクを取りに動き始めていることから今週のドル円は111円台を試す展開を予想する。
ただ、市場には依然として警戒感が残る中で上値を更新したところでは利益確定の売りが出やすい。
また、ユーロやポンドなどがドル高により上値が抑えられるためクロス円の売りがドル円の上昇速度を抑えてしまう。
結果的にドル高円高が綱引きとなってドル円はゆっくりと上値を試しに行くとみている。

今週のドル円予想レンジ:111円50銭(50%)~109円40銭

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[ユーロ米ドル]米・欧貿易摩擦懸念とECB理事会

(ユーロ米ドル日足)

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トランプ大統領は欧州に対してイラン核合意への違反を非難し、紛争解決手続きを拒否すれば欧州の自動車に25%の関税を上乗せすると警告したと報じられた。
これに対し先週末にルメール・フランス経済相が「米国が制裁を課せばEUは速やかに報復する」と発言するなど欧州と米国との軋轢が高まり始めている。これを受けユーロは
今週はECB理事会が開かれるが注目はラガルド総裁の発言に集まる。
前月の議事要旨では経済の減速に歯止めがかかりつつあるとの内容となり、当面は今の緩和政策継続を示唆すると思われる。
テクニカル的に見ると1.1ドル割れは底堅く、このレベルで下げ止まるようなら再度上値を試す展開が予想される。
ただ、全般にドル買いの動きがみられる中で下落リスクの方が高く見える。
下値目途としてはボリンジャーバンドの下限となる1.1050付近が意識される。

今週のユーロドル予想レンジ: 1.1180~1.1050(BB下限)

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[カナダドル円]BOC政策会合に注目

(カナダドル円日足)

CAD_JPY_20200120_hiashi.jpg


米経済の影響を最も多く受ける国の一つであるカナダ中銀BOCの政策会合が開かれる。
原油価格の上昇などからここにきてカナダ経済が堅調な兆しを見せ始めている。
堅調な米国経済の影響からカナダ円は堅調な地合いが続いている。
先週末カナダ円は84円ミドルの高値を更新。しかし、その後はドルカナダが米ドル対して下落したことでカナダ円は84円前半に押し戻される場面も見られた。
前回の会合では世界経済の安定の兆しがみられると指摘し、政策金利は据え置かれた。
今回は米中協議第一弾合意が署名され、当面の米中摩擦懸念が後退したことから強気の見方が期待される。
少なくともネガティブな内容でなければカナダ円買いに反応するとみている。

今週のカナダ円予想レンジ:85円10銭(61.8%)~84円00銭

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[全般]米国経済指標とドル高

米中摩擦リスクも後退し中東情勢も落ち着きを取り戻す中で好調な米国経済や企業決算を背景に株価も史上最高値を更新。米国独り勝ちの様相を呈してきた中で今週もドル高の動きが強まりそうだ。
先週末はドルが全面高となった。
東京時間に発表された中国GDPは予想通り前期と同様の6%となる一方で小売売上や鉱工業生産が予想を上回った事を市場は好感。ドル円クロス円ともに底堅い動きで推移。
欧州時間に入るとポジション調整のポンド買いで始まったが、その後発表された英国小売売上が予想を大きく下回ると一転。ポンドが下落するとユーロやその他の通貨も攣られて下落したことでドル全般に買いが強まった。
NY市場では12月住宅着工件数が予想を大きく上回った事で更にドル買いが加速した。
一方で建設許可件数や鉱工業生産が予想を下回ったことで一旦は押し戻される場面も見られた。
しかし、米中摩擦による懸念が後退したことや中東情勢の落ち着きなどからリスク回避の動きが後退。NY株式市場が三指数ともに史上最高値を更新する中でドル円は底堅い動きを堅持した。
今週はこの流れを継いでドル高が一段と進むとみている。
昨年末から市場はリスク回避の動きからポジションを大分縮小。年初はイランと米国が一触即発の事態に陥ったことで市場は悲観的なムードで始まった。
しかし、その後はイランと米国は戦争回避の動きに向かい市場の不安は後退。米中貿易協議第一弾合意も米国の要求がほぼ達成され中国もそれを受け入れた。交渉第二弾合意は選挙後になると予想されることからそれまでは大きな対立は回避される可能性が高い。
今後市場の注目は各国経済指標の結果や欧米や日米の貿易交渉などに移っていきそうだ。
今週はECB理事会が開かれるが、それ以上に米国との対立が激しくなるようならユーロやポンドの下落が加速しかねない。
ドル高の流れからクロス円全般に売りが強まるようならドル円の上昇速度も抑えられることになる。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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