ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-01

[米ドル円]新型ウイルス感染懸念再び拡大

(米ドル円日足)


一旦は収まるかと思われた新型肺炎感染だが感染者が各地に拡大しているとの報道で再び懸念が拡大。香港や上海、そして日本の株価が下落に転じるとドル円は109円ミドルまで売られた。
NY市場でも株価が下落して始まるとリスク回避の円買いが強まりドル円は109円27銭まで下落した。
しかし、その後WHOが緊急事態宣言は時期尚早との判断を下したことを好感。
109円ミドル付近まで押し戻されて引けている。
過度な警戒感が広がる一方でムニューシン財務長官は中間層への大規模減税の検討に入ったとの報道で株価も回復。
目先リスク回避の動きはまだ続くものの、市場は大分織り込み始めており最終的にドル円は110円台を回復するとみる。

ドル円予想レンジ:110円10銭~109円00銭(50%)

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[ユーロ米ドル]ECBハト派姿勢

(ユーロ米ドル日足)


昨日開かれたECB理事会では政策金利0%は予想通り据え置かれ、市場への影響は限定的となった。
その後ラガルド総裁の記者会見では「基調インフレに緩やかな上昇の兆しがある」との発言でユーロ買いに反応。しかしその後「成長見通しのリスクは依然として下向き」「非常に緩和的な政策が長期に渡り必要」との発言でユーロは下落に転じた。
インフレが回復せず今後はインフレ目標や政策の副作用などを検討し年内に結論を出すとした。
ユーロはこれを受け強いサポートとみられた1.10後半を下抜け1.1037まで下落。
しかし、年末まで結論が出ないということはそれまで政策を維持するということでありその間は寧ろ安定する可能性が高い。
ユーロの下げも最終段階に近づいたとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.1070~ 1.1010(61.8%)

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[豪ドル米ドル]中国景気減速懸念と堅調な雇用

(豪ドル米ドル日足)


昨日東京時間に発表された豪州12月雇用統計では新規雇用者数が2.89万人と予想の1.5万人を上回った。また、失業率も5.1%と予想の5.2%を下回る好調な結果を示した。
これを受け豪ドルは0.6835から一気に0.6875まで上昇した。
しかし、中国発の新型ウイルス感染の拡大が中国景気減速を拡大するとの見方などから香港や中国株式市場は下落に転じた。NY市場でもウイルス感染が拡大していることからリスク回避の動きが先行。
原油価格など資源価格が下落幅を拡大したこともあり豪ドルは結局上昇前のレベルまで押し戻された。
市場は過剰に反応したものは必ずその反動がくるものであり、警戒感が後退すれば寧ろ豪ドルの買いチャンスとなる。
下値目途はフィボナッチ61.8%戻しとなる0.6810付近で、このレベルは12月12日の反発に転じる時の安値と重なる。

予想レンジ:0.6870~0.6810(61.8%)

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[全般]新型肺炎懸念再び拡大

新型肺炎の感染力が弱いとの報告で一旦は懸念が縮小したかと思えたが中国だけではなく他国での感染が拡大していることから再び懸念が高まった。
中国湖北省武漢市では交通機関を停止するなどの対策が打ち出されたものの感染者はほかの地域にも拡大。再び感染者が拡大するとの懸念が広がり香港ハンセン指数や上海総合指数も下落に転じた。ドル円も前日の安値を下回り109円ミドル付近まで下落した。
欧州市場ではECB理事会が開かれ予想通り政策金利は据え置かれたが市場への影響は限定的となった。
しかし、その後ラガルド総裁が「非常に緩和的な政策が長期に渡り必要」など、全般にハト派的な内容の発言を受けユーロが下落幅を拡大。
NY市場では新型肺炎が更に拡大していることを受け株価が下落して始まったこともありリスク回避からドル円クロス円全般に売りが強まった。
しかし、WHOが「緊急事態宣言」を見送ったことで一先ず安心感が広がるとドル円クロス円ともに買い戻しが入った。
感染の拡大で減速する中国経済がさらに悪化するとの見方や、春節による海外旅行者が抑えられることなども懸念されている。
しかし、過去、SARSやMERSの時は寧ろドル円は上昇する動きも見せている。その時の状況に違いはあるものの、短期間でリスクが収束するようなら寧ろ株や為替の反発が予想される。
感染の拡大がどこまで広がるのかを見極めるまでリスクオフの動きが燻るものの、買いのチャンスも近づいている。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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