[全般]楽観と落胆
先週発表された米4月新築住宅販売件数、1‐3月期四半期GDP改定値が予想を上回った。そして週末にはFRBの注目する米4月PCEデフレーターも予想を上回る強い結果となったことからドルは全面高。ドル円も半年ぶりの140円台に乗せてきた。また、ブラード・セントルイス連銀総裁やカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁、そしてウォラーFRB理事などが追加利上げの可能性を示したこともドル買いを促した。
債務上限引き上げ協議は合意には至らないものの、市場は最終的にデフォルトが回避されるとの楽観的な見方もありリスクオフの円買いには繋がらなかった。
いよいよイエレン米財務長官の警告する6月5日(1日から変更)にXデーを迎えるが、それまでに合意に至らないようなら楽観から落胆へと変わりドル売りが強まる可能性が高い。ただ、6月15日までは直ちに債務不履行になるというわけではなく、下値も限られそうだ。
今週の注目はFRBが追加利上げを実施するかを左右する5月ISM製造業景況指数や4月JOLTS求人件数、そして週末の米雇用統計に注目が集まる。
債務上限引き上げ協議への楽観的なセンチメントが広がる中でドル買いに反応しやすい状況ではあるが、もしデフォルト懸念が本格的に意識されるようなら落胆によるドル売り円買いが一気に進む可能性も頭に入れておきたい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[全般]ドル円140円台へ
昨日の東京時間の早朝に大手格付け会社のフィッチ・レーティングスが米国債の信用格付けをウォッチ・ネガティブに指定したとの報道を受けドルが下落する場面も見られた。しかし、薄商いの中ということで直ぐに買い戻され、その後は米金利上昇に伴いドルは寧ろ底堅い動きで推移。
NY時間に発表された米1‐3月期四半期GDP改定値が1.3%と前期の1.1%から上方修正されたことや米前週分新規失業保険申請件数も22.9万人と予想の24.5万人を下回るなど、強い結果となったことからFRBの利上げ継続観測が高まりドルは全面高。また、NY株式市場も全般に底堅い動きとなりリスクオンの円安が進みドル円は昨年11月以来の高値140円台に上昇。
ここにきて多くのFRBメンバーによるタカ派的な発言が続く中で強い米経済指標が更にFRBの追加利上げの可能性を高めている。
今日のNY時間にはFRBが重視する米4月PCEデフレーターが発表される。
米債務上限問題を巡るリスクは燻るものの最終的にデフォルトは回避されるとの見方が根強い。
ドル買いの勢いが強まる中で予想を少しでも上回る結果となれば一段とドル買いが進むことになりそうだ。
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[全般]債務上限合意はドル売り
昨日の東京市場では前日の流れを引き継ぎ米長期金利が3.66%まで低下するとドルは上値の重い展開で推移。ドル円は138円40銭まで下落した。
欧州市場では各国株価が下落して始まるとユーロ売りが先行。ユーロは約2か月ぶりの安値1.0749まで下落したところで一気に1.0810まで反発。しかしNY市場で再び1.07ミドルまで下げるなど乱高下。
この日も債務上限引き上げ協議が合意に至らなかったことでNY株式市場は三指数ともに続落。リスクオフのドル買いが進みドル円は139円40銭付近まで上昇。
債務上限引き上げ協議は今日も行われるが6月初旬の資金枯渇まで合意が長引くと予想され、リスクオフのドル買いを促したとの見方もある。
ただ、ここにきてFRBメンバーのタカ派発言がドル買いを促している。
昨日もウォラーFRB理事が「6月か7月の利上げを支持する可能性」「インフレが明らかに抑制されるまで利上げは停止しない」との発言でドルが買われた。
リスクオフでのドル買いも進んでいるとすれば、合意に至れば反対にリスクオンでのドル売りが一気に進むことになる。
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[全般]債務上限問題でリスクオフ
週明け東京市場でドル円は堅調にスタート。債務上限問題を巡る協議が順調に進んでいるとの報道を受けドル円は138円87銭まで上昇。しかし、日経平均や中国株価が下落するとドル円も押し戻された。
欧州市場ではアジアの株式市場の下落につられ欧州各国の株価も軟調に始まるとリスクオフの円買いが加速。ドル円は138円25銭まで下落した。
しかし、その後カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁が「インフレが高止まりした場合追加利上げが必要」との発言を受け米長期金利が上昇。NY市場が始まったところで138円91銭と昨年11月以来の高値を付けた。
ただ、債務上限問題協議がこの日も決着がつかなかったことでNY株式市場が三指数ともに下落幅を拡大。リスクオフの円買いが強まると同時に安全な米国債が買われ金利が低下したことでドル売りも重なり138円30銭まで押し戻された。
結局債務上限問題の燻りからこの日発表された米新築住宅販売やPMIは予想を上回ったものの市場は反応できずにいる。
最終的にデフォルトは回避されるとの見方が大勢ではあるものの、漠然とした不安からリスクオフの円買いとドル買いの綱引きが続きそうだ。
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[全般]方向感掴めず
週明け東京市場ではG7が終了しバイデン大統領が帰国して債務上限問題を巡る協議への悲観的な見方が広がる中で米長期金利が低下。ドルは全般に上値の重い展開で推移した。
しかし、欧米市場では円売りドル買いが先行。カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁が「6月に利上げするか際どい」と発言。ブラード・セントルイス連銀総裁も「今年あと2回の利上げを予想」などタカ派発言を受け米長期金利が上昇。ドル円は138円ミドルまで上昇。
米長期金利の上昇でドルも底堅い動きがみられた。
そんななかNY時間に「ペンタゴン付近で大規模爆発が起こった」との報道でリスクオフの円買いドル買いが進む場面も見られたがそれがフェイクニュースであったことが分かるとすぐに元のレベルまで押し戻されるなど節操のない相場展開もみられた。
債務上限問題の行方を見極めるまでは楽観と悲観の狭間でどちらにも動きにくい状況は続く。
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[全般]債務上限問題で荒れ相場
今週も債務上限引き上げ問題が相場の中心となり、発言などで一喜一憂しそうだ。また、米中小銀行の金融不安の再燃からリスクオフの円買いが予想される。
ただ、債務上限問題は過去に見られたように最終的に決着しデフォルトは回避されることになり、ドルが売られるほど反発の勢いが強まりそうだ。
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