ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-12

[スイスフラン・円]スイス売りを促す

(スイスフラン円日足)


スイスの財務相は議会でユーロ圏危機が深刻化した場合にユーロを売ってスイスフランへの逃避が強まる可能性が高いため、政府としてその対応する用意があると表明。市場はスイス中銀が誘導目標を1.25フランに引き下げるとの観測が高まりスイス売りを加速させた。前日に発表されたCPIがマイナス0.5%と低い数字を示した事で、マイナス金利も検討するとの観測や資本規制を実施するとの思惑が強まっている。その実効性には疑問があるものの市場はこれまでのスイス中銀のスイス安誘導が功を奏していることからその動きに素直に反応している。日足の一目の雲が上値をしっかりと押さえていることから、少なくとも上昇のリスクは低いとみる。今日のECB理事会後にユーロが売られた時はスイス売りのチャンスとみる。

予想レンジ:スイス円84円80銭~82円80銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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[スイスフラン円]追加介入を示唆

(スイスフラン円日足)

EUR_CHF_1109_時間足

(ユーロスイスフラン時間足)

EUR_CHF_1109_時間足

前日にスイス中銀が追加介入を示唆した事から上昇が続いたが勢いを次いでアジア市場では対ユーロでスイスは堅調な動きを示した。しかし、欧州市場に入るとイタリアの政治混迷を背景に一転してユーロスイスの売りが強まった。スイス円も一気にショートカバーが入り86円から87円前半へ1円余り上昇しそのまま高値圏での持い合いに入っている。スイス円の日足をみると一目の雲の下限を抜けだしてきた事で売り圧力がまだ継続とみる。
ユーロスイスも1.2380付近で上値が抑えられており収束後に再び下値を試す展開とみる
ユーロスイスは週明けのレベル1.22ミドルがちょうど61.8%戻しとなっており今日明日にも試す展開とみる。

予想レンジ:スイス円87円20銭~85円80銭

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[スイスフラン円]  追加介入を示唆

(スイスフラン円日足)


(ユーロスイスフラン時間足)

EURCHF20111108_jikanashi.jpg

先週はギリシャ問題が市場を揺さぶる結果となりユーロ売ってスイスを買う動きが目立った。その動きを懸念してか、この日スイス中銀総裁や理事などから追加の介入を実施する事を示唆。ユーロもギリシャのパパンドレウ首相の辞任と同時に大連立政権樹立が合意したことを受けユーロ買いが強まる時と一緒になり上げ足を強めた。ギリシャ問題が一旦後退したのと同時に今度はイタリアの不安が高まる中で安全通貨としてのスイス買いの代わりに円を買う動きが強まりスイス円の下落が加速した。一目の雲の下限を下抜けし、終値もほぼ安値で引けた事で今日もスイス円の売りは継続すると見る。下値めどは61.8%戻しの85円80銭付近。

予想レンジ:スイスフラン円87円00銭~85円80銭

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[スイスフラン円]  スイスの買戻し

(スイスフラン円日足)


欧州市場の始まる前にスイス政府がスイス高抑制の第2段を発表するとの噂が流れたが、結果的に何も起こらず失望買いを誘う事になった。また、スイスのシュナイダーアマン経済相が「我々は当面通貨高と共に生きていかねばならない」と発言したことでスイス高容認と市場は捉えスイスの上昇は加速。結局この日は安値の93円40銭から高値95円70銭へと2円以上の上昇した事になる。日足チャートでは上昇トレンドを下回った事で売り先行の動きを見せたが、一旦上昇トレンドまで買い戻しの入る所謂リターンムーブの動きとみる。今日は23.6%戻しの97円付近から97円50銭付近までの戻しもありそうだ。その近辺では再度売り直す。

予想レンジ スイスフラン円:97円50銭~94円60銭

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[スイスフラン円]  預金に手数料の噂でスイス売り強まる

(スイスフラン円日足)


アジア市場からの注目はバーナンキFRB議長の講演で追加緩和策が言及されるかどうかの一色となっていたことからスイスフランも殆ど動意の乏しく小幅な動きに終始。しかし欧州市場が始まると「大手スイス銀行がスイス建て預金に手数料を取る」との話が伝わるとスイス売りが強まった。結局この話は否定されたことで単なる噂となったがスイス売りは収まらなかった。実際に短期金融市場ではスイスは既にマイナス金利になっていることから実質スイスフランを借りれば金利がもらえることになる。スイスを買えばコストがかかることからスイス売りが強まるといった究極のスイス高対策といえる。また、この日行われたバーナンキ議長の講演では来月のFOMCで追加緩和の可能性の含みを残したことでドル円が下落しスイス円は特に下落幅を大きくして終わった。強いサポートであった95円を下回り一目の雲の中に突入。今日は雲の下限を突き抜けるか注目される。

予想レンジ スイスフラン円:96円00銭~94円00銭(雲の下限)

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[スイスフラン円]  安全通貨同士の競争

(スイスフラン円2時間足)


日本の格付け引き下げや政府が1000億ドルの緊急円高対応策を打ち出した事で、円安に若干動きがみられた。一方、スイスはユーロとのペッグ制を検討しているものの、具体的な物はまだ見られない。安全通貨としての円とスイスの競争は再び円安に傾きそうな地合いとみる。95円付近はスイス円が上昇する前のレベルであり、このレベルを下回る可能性は低いとみる。明日のバーナンキ議長講演次第で再びスイス円の上昇が見込まれる事から、95円台はそろそろ仕込みの時期とみる。

予想レンジ スイスフラン円:98円00銭~95円80銭

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