ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-03

[NZドル米ドル]0.6190のダブルボトム

(NZドル米ドル日足)

NZD_USD_20230224_hiashi.jpg

前日に開かれたRBNZ会合では政策金利を予想通り0.5%引き上げたが、市場ではサイクロンの影響で0.25%の利上げに留まるとの見方もあった。しかし、声明では一部0.75%の利上げが議論され、今後更に引き締め続ける必要があることを同意するなど強気姿勢を崩していない。景気への影響は懸念されるもののNZドルは0.6190手前で下げ止まった。
このレベルは1月6日に付けた安値でもあり、結局ダブルボトムを形成する可能性が高い。
大型サイクロンの影響は直近では懸念されるものの、復旧後は再び物価上昇に繋がるとの見方からNZドルは底堅い動きが続きそうだ。

NZドルドル予想レンジ:0.6260(38.2%)~0.6190

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[NZドル米ドル]FRBとの金融政策の温度差

(NZドル米ドル日足)



NZドルはパウエルFRB議長講演を前に0.6191まで売り込まれたが、議長が「利上げペースを緩める時期が早ければ12月に来るかもしれない」との発言を受け0.6312まで上昇。ほぼ高値圏で引けている。RBNZは前回の会合で0.75%の利上げを決定。メンバーの中には1.0%の利上げを支持していたことが明らかとなった。また、金利のピーク水準を23年9月に5.5%としていたが「より早期でより高い水準になる可能性」と示唆するなど積極的な利上げ姿勢を継続。
一方でFRBの利上げペース鈍化の発言を受けたことでNZドル買いの勢いは今後更に強まる可能性が高い。

NZドル米ドル予想レンジ:0.6400(BB上限)~0.6250(38.2%)

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[NZドル米ドル]FRBとの温度差

(NZドル米ドル日足)



昨日開かれたRBNZ政策会合では政策金利の0.75%引き上げを決定。
声明では「更なる追加利上げが必要」「政策金利は、以前示唆されていた水準よりもより高い水準まで上昇する見通し」などタカ派的な内容となり発表後上昇。しかし、大分織り込んでいたこともあり利食い売りが散見され往って来い。オアRBNZ総裁はリセッションを見込むもののインフレとの戦いを続けるとし、来年7‐9月期にはオフィシャルキャッシュレート(OCR)は5.5%でピークに達するとの見通しを示した。
NZドルは底堅い動きで推移する中NY時間に米長期金利が低下すると目先強いレジスタンスとして意識された0.62を上抜け0.6249まで上昇。高値圏で引けている。
RBNZが今後も利上げペースを維持するのに対してFRBは今後利上げペースを減速するとの見通しによる政策の温度差が意識されNZドルは底堅い動きが継続するとみる。
ただ、リセッションが予想以上に強まればRBNZの政策にも限界があり8月に付けた高値0.6467から6月の高値0.6576が当面のレジスタンスとみる。

NZドル米ドル予想レンジ:0.6300(BB上限)~0.6200

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[NZドル米ドル]RBNZ0.5%追加利上げへ

(NZドル米ドル日足)



本日東京時間に開かれるRBNZ会合では政策金利を前回に続き0.5%引き上げ2.5%になると予想される。ただ、第1四半期GDPは-0.2%と予想を大きく下回っており、住宅価格も下落。実質所得も減少しており消費が落ち込む中での利上げは寧ろNZドルにとってはネガティブに反応する可能性が高い。
ただ、それらも市場は既に織り込みながらNZドル売りを続けていることから、むしろ発表後に買い戻しが入る可能性が高い。
NZドルは他の通貨と比較して流動性が低く、短期的には変動がみられるが下落トレンドは今後も継続するとみており最終的には戻り売りのタイミングを探りたい。

NZドル米ドル予想レンジ:0.6200(38.2%)~0.6080(BB下限)

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[NZドル米ドル]RBNZ会合と感染拡大への懸念

(NZドル米ドル日足)

NZD_USD_20200812_hiashi.jpg


昨日の東京時間に発表された豪州景況指数が半年ぶりの水準に回復したことから豪ドルが上昇するとNZドルも攣られて上昇。0.6580から0.6626まで上昇した。
その後じり安となった。NY市場では米長期金利が上昇すると更にNZドル売りが強まり、引けにかけてこの日の安値となる0.6570付近まで下落。
この日NZで102日ぶりのコロナ感染者が確認されたこともNZドル売りを促した。
本日の東京時間にはRBNZ政策会合が開かれるが、現行の政策金利0.25%を据え置くと予想される。ただ資産買い入れプログラムLSAPは現行の600億NZドルから規模が拡大されるとの見方もある。
更に、感染者が再び確認されたことで、経済への影響を懸念しマイナス金利の可能性が示唆されるようならNZドルは一段の下値を探る展開が予想される。
ただ、前回の声明では今回の声明においてLSAPの見通しと大体の金融政策ツールの導入準備について説明すると表明するなど、市場には大分織り込まれている。
発表後はNZドル売りで反応しても最終的に買い戻しが入る可能性が高い。

NZドルドル予想レンジ:0.6600~0.6530(BB下限)

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[NZドル米ドル]政策金利据え置きで材料出尽くし

(NZドル米ドル日足)


東京時間に開かれたRBNZ政策会合では予想通り政策金利1.0%据え置きを決定。声明では「政策金利を低い水準で維持することが必要」「8月以降の新たな情報が金融政策見通しの大幅な変更を正当化しないことで合意」など更なる利下げへの言及が見られなかったことでNZドルは0.63から0.63ミドルに上昇。材料出尽くし感もあって買い戻しが入ったとみられる。しかし、その後はじりじりと売りが強まり上昇時のレベル0.63を下回ると更に売りが加速。NY市場では米長期金利が上昇したこともありNZドルは0.6262の安値を付けて引けている。
RBNZ会合でNZドルのショートが巻き戻されたことから新たな売りが散見。
ボリンジャーバンドの下限であり今年最安値となる0.62ミドル付近を再度試しに行く展開を予想する。

NZドルドル予想レンジ:0.6300~0.6250(BB下限、今年最安値)

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