ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-06

[米ドルカナダドル]WTI下落とCPI

(米ドルカナダドル日足)



昨日発表のカナダ8月CPIが7.0%と予想の7.3%を下回ったことでカナダの物価上昇がピークアウトしたとの見方からカナダ売りが強まりドルカナダは上昇。同時に発表された米住宅着工件数が予想を上回ったことで米長期金利が上昇したこともドルカナダを押し上げた。ドルカナダは今年最高値となる1.3374まで上昇。そのまま高値圏で引けている。また、スウェーデンやその他の中銀による利上げが世界景気減速を招き、需要を低迷させるとの見方などからWTIも下落。8月カナダの新規雇用者数も3か月連続減少するなど利上げによる影響が出始めており、BOCの積極的な引き締めが緩和されるとの見方もある。ただ、今日のFOMC会合では0.75%の利上げが予想されるが既に織り込んできた。
2020年10月のレベル1.3390付近に既に戻っており、目先天井が近いとみる。

米ドルカナダドル予想レンジ:1.3420(20年9月高値)~1.3300(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[米ドルカナダドル]ダブルトップ

(米ドルカナダドル日足)



東京市場からドルカナダは堅調な地合いで推移。1.31前半から買いが強まり欧州市場で1.3193まで上昇。その後利食い売りなどにより上値が抑えられたもののNY時間に発表された米経済指標が好調な結果となったことで米長期金利が上昇。ドル買いが進み1.3207まで上昇した。しかし7月14日に付けた高値1.3222には届かず失速。
結局1.32台でダブルトップを形成した可能性が高い。
ただ、ドル買いの流れはここにきて加速しており1.29ドル付近が下値の限界とみる。

米ドルカナダドル予想レンジ:1.3190~1.3090(38.2%)

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[米ドルカナダドル]サウジ増産確約得られず

(米ドルカナダドル日足)



週明けからドル売りが先行しドルカナダは1.3020付近から1.2960付近まで下落。一旦下げ止まったかと思われたがバイデン大統領がサウジからの原油増産確約が得られなかったことでWTIが上昇。カナダドル買いが強まりドルカナダは1.2898まで下落した。
しかし、その後は米長期金利が上昇したことでドル買い戻しの動きが強まり1.2980付近まで買い戻されて引けている。
FOMC会合での利上げ幅が0.75%にとどまるとの見方からドル売りカナダドル買いの動きは依然として強いものの、大分織り込んできた。
目先はドル買い戻しの動きが続くとみるが1.31ドル付近の上値の重さが再び意識される。

米ドルカナダドル予想レンジ:1.3060(50%)~1.2920

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[米ドルカナダドル]FOMC会合での1.0%利上げ観測で

(米ドルカナダドル日足)



前日のBOC政策会合で政策金利を1.0%利上げに踏み切ったものの、1.2936でカナダドル買いが止まった。次のFOMC会合でも1.0%の利上げ観測が高まったことで昨日はドルカナダ買いが先行。BOCの大幅利上げによる景気への懸念の高まりからカナダ株式市場が大幅安となる中、カナダドル売りで反応。また、原油価格の下落もカナダドル売りが一気に進みドルカナダは1.3223まで上昇した。その後は1.3090付近まで押し戻されて引けている。
当面の高値とみられていた1.30後半を上回ったことでドルカナダは一段の上昇が見込めると同時に今度は1.30後半が当面のサポートレベルとして意識される。

米ドルカナダドル予想レンジ:1.3220~1.3060(38.2%)

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[米ドルカナダドル]BOC1.0%の利上げへ

(米ドルカナダドル日足)


CPI発表前はドルの上値が重くドルカナダも1.3030付近から1.2870付近まで下落。CPIが予想を上回ると一転してドル買いが強まり1.3060付近まで上昇。しかし、その後BOC政策会合で政策金利が予想された0.75%を上回る1.0%の利上げを決定するとカナダ買いが強まり1.2937まで反落。引けにかけて1.2980まで買い戻されている。
1.0%の利上げは衝撃的ではあるが今月のFOMC会合でも1.0%の利上げ観測が急速に高まったことでドルカナダは一先ず底値を付けたとみる。
ドルカナダの1.31ドル手前はこれまで何度も上値が抑えられており昨日も結局抑えられた。1.31ドル付近にストップ注文を置いて1.3060付近では戻り売りスタンスで臨む。

ドルカナダ予想レンジ:1.3030(61.8%)~1.2850(BB下限)

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[米ドルカナダドル]BOC追加利上げ

(米ドルカナダドル日足)



先週もドルカナダは5月と6月に続き1.31ドル台に乗せることが出来ずに反落。上値の重さを確認したことから下落圧力が高まった。
今週開催される7月のBOC会合では6月に続き今回も0.5%か0.75%の利上げが予想されているが市場は0.75%を既に織り込み始めている。政策金利は今回の利上げで2.25%となる予想だが、BOCは3.0%まで利上げを実施するとみられており声明文の内容に注目が集まる。
声明がタカ派的であればカナダドル買いが強まると見るが、今月末にはFOMC会合で0.75%の利上げが予想されるだけにドルカナダの下値も限定的とみる。

今週のドルカナダ予想レンジ:1.3050~1.2800(50%、BB下限)

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