[米ドルカナダドル]BOC政策金利据え置き

昨日のNY時間に開かれたBOC政策会合では政策金利5.0%を予想通り据え置くことを決定。声明では「CPIは依然としてインフレ圧力が存在していることを示唆」「必要に応じて政策金利を更に引き上げる用意」との内容となったが、同時に発表された米ISM非製造業の結果からドルが買われたことでドルカナダは1.3675まで上昇。本来であればカナダドル買いで反応していたと思われる。
その後は徐々にカナダドル買いが強まり発表前のレベルである1.3632まで押し戻された。
原油価格の上昇などは物価上昇圧力となるが同時にカナダ経済にとっては追い風となることから、ドルカナダは目先の高値を付けた可能性が高いとみる。
ドルカナダ予想レンジ:1.3670~1.3600(38.2%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[米ドルカナダドル]悪材料出尽くし

先週末に発表されたカナダの7月雇用統計では雇用者数が予想を大きく下回ったが同時に発表された米雇用統計も悪化したことでドル売りがカナダドルの下支えとなった。
今週月曜日がカナダ祝日ということから8日にカナダ売りが入り1.3503まで上昇。その後は利食い売りなどもあり押し戻されている。
今日の米CPIの結果次第では再度上値を試す可能性もあるが既にカナダの悪材料は出尽くした観もあり、上値は限られるとみている。
原油価格の上昇なども追い風となることからカナダドル買いが強まるとみており1.34ミドル付近では売りを出したい。
ただ、1.35ドルをクリアに上抜けるようなら一旦損切りを入れる。
ドルカナダ予想レンジ:1.3450(BB上限)~1.3320(50%)
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[米ドルカナダドル]BOCと米6月CPI

米CPIの発表を控えドルカナダドルは1.32前半でもみ合いが続いた。米6月CPIが予想を下回ると1.32付近まで下落。しかし、BOC会合を控え大きな動きにはならなかった。
BOC会合では政策金利を4.75%から5.0%に引き上げを決定。市場では0.25%の利上げ予想がいる一方で5月のCPIが鈍化したことで据え置きとみていたところもあり発表後ドルカナダドルは下落。
声明文では「超過需要とコアインフレの上昇が持続的であったことから利上げを決定」「根底にある物価圧力は予想よりも根強い」「カナダ経済は予想よりも好調で需要の勢いも増している」など、今後も利上げの可能性を示すものとなった。
また、マックレムBOC総裁も「政策金利を更に引き上げる用意がある」「更なるデータを待つよりも遅延のコストが大きい」などのタカ派発言もありカナダドル買いで反応。
ドルカナダドルは1.3144まで下落した後買い戻しが入ったが1.32までは届かなかった。
FRBの利上げ長期化観測が後退した一方でBOCは依然として利上げ継続姿勢を示しておりドルカナダドルは暫く上値の重い展開が予想される。
ドルカナダドル予想レンジ:1.3220(50%、BB中心)~1.3120(BB下限)
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[米ドルカナダドル]リスクオンのカナダ買い

東京から欧州市場にかけてドルカナダは1.35ミドルから後半での小幅なレンジ内での動きが続いた。しかし、NY時間に入り米長期金利が低下すると1.3436まで下落。そのまま安値圏での引けとなった。リスクオンにより原油価格が上昇したこともカナダドル買いを促した格好だ。
市場はFRBが6月FOMC会合で利上げを見送るとの見方が広がったことが背景にある。
今日の米雇用統計で極端に強い結果を示さない限りカナダドル買いは継続するとみる。ただ、週末ということから急速に下げた買い戻しが入る可能性もあり注意したい。
ドルカナダ予想レンジ:1.3500~1.3400
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[米ドルカナダドル]似た者同士

SVBやシグネチャーバンクの破綻によりFRBの利上げ停止観測が広がりドルは下落。
米当局の対応で一先ず混乱は収まったが対カナダドルでは上値の重い展開が続いている。
既に先に利上げの停止を決定したBOCということもありカナダドルは対ドルで堅調な地合いが続いている。また、カナダ当局はシリコンバレー銀行のカナダ支店を一時的に管理下に置くなど迅速に対応したことも安心感が広がった。カナダは米国に最も近いということから似た者同士との見方もあるが金融不安連鎖は今のところ聞かれない。
ただ、SVBショックが後退したことでFRBとの金融面からのドル買い優勢の動きが再開するようなら再び上昇トレンドに戻ることになる。
1.36付近で下げ止まるようなら買いを入れてみたい。
ドルカナダドル予想レンジ:1.3720~1.3630(38.2%)
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[米ドルカナダドル]BOC利上げ停止へ

昨日開かれたBOC政策会合では予想通り4.5%の政策金利据え置きを決定。
既に前回の会合で据え置きを示唆していたこともあり反応は限られた。ただ、声明では「CPIは今年半ばに約3%に低下」「コアインフレも前年比で約5%まで低下する見通し」とする一方で「必要なら政策金利を更に引き上げる用意」との文言でドルカナダドルは1.3728まで下落。しかし、その直後にパウエル議長が「ターミナルレートは予想以上に高くなる可能性」と発言したことでドルが上昇。ドルカナダは1.3814まで上昇。高値圏で引けている。
ここにきてFRBとBOCとの政策の違いが改めて意識された格好となったが、既に市場は織り込み始めている。
第2弾のドルカナダドル上昇が始まるのか、或いは天井を打って押し戻されるのかは明日の米雇用統計や来週の米CPIなどの結果次第。
米ドルカナダドル予想レンジ:1.3820(BB上限)~1.3760(50%)
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