ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-05

[米ドルカナダドル]BOCと米長期金利

(米ドルカナダドル日足)


昨日のNY時間に開かれたBOC政策会合では予想通り政策金利0.25%据え置きを発表。声明では「経済見通しは改善したものの引き続き大規模金融政策が必要」「回復が順調に進むまで量的緩和を継続」など、これまでの金融緩和政策継続姿勢を示した。
BOC会合を控えドルカナダの売りが強まったことから、声明発表後はドルカナダは買いで反応。1.2663まで上昇(カナダドル売り)。しかし、その後米長期金利の低下に伴い米ドル売りが強まると再び下落。BOC会合前の安値と同レベル1.26前半に押し戻されて引けている。
主要通貨の中でドル買いが進む中でドルカナダは相対的に上値の重い展開が続いている。
原油価格の上昇が主な要因とみられるが、米国との関係の深いカナダは米国経済が高まるとカナダも同様に期待が高まる。
ドル売りカナダドル買いの流れは緩やかに継続するとみている。

ドルカナダ予想レンジ:1.2650~1.2570(61.8%)

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[米ドルカナダドル]BOCの資産購入ペースに注目

(米ドルカナダドル日足)



ワクチン接種の広がりで世界経済が正常化に向かうとの期待から石油消費への伸びが期待されて上昇。更に、先週はOPECプラスで4月も生産量を維持することで合意したことからWTIは66ドル台に上昇して引けている。しかし、米長期金利が上昇しドル高がさらに進んだことでカナダドルは上値の重い展開が目立つ。
また、カナダ国内でのワクチン接種の遅れもカナダドルの上値を抑える要因となっている。
ただ、カナダでのコロナ感染者が大幅に減少していることや、先週発表されたカナダ経済指標は好調な結果を示した。
これらを踏まえ、今週開かれるカナダ中銀政策会合で資産購入ペースを抑えるような内容が示されるか注目。
もしこれまでの内容が維持されたとしても、相対的に原油高がカナダ経済を押し上げており、結果的にカナダドルの底堅さは継続するとみている。

ドルカナダドル予想レンジ:1.2780(76.4%)~1.2530(BB下限)

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[米ドルカナダドル]下落トレンド継続

(米ドルカナダドル日足)

USD_CAD_20200819_hiashi.jpg

先日米国がカナダ産のアルミに対して10%追加関税を発動させたことでカナダドルは下落したが、結果的にカナダドル買いの流れは継続。
FRBによる大規模緩和政策のドル売りの流れに歯止めはかからず、昨日のNY市場で1.3151まで下落した。
投機マネーなどにより原油価格も依然として高止まりする中でカナダドル買いの意欲は根強い。
ボリンジャーバンドの下限に沿って中心線が上値を抑えるバンドウォークは継続。
今年最安値となる1.2960まで下落するのは時間の問題とみる。

ドルカナダ予想レンジ:1.3230~1.2960(今年最安値)

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[米ドルカナダドル]原油暴落でカナダドル売り

(米ドルカナダドル4時間足)


ウイルス感染により経済活動が鈍化する中で昨日の欧米市場で原油価格が初めてマイナスに転じた。
先週BOCが政策会合で政策金利据え置きを発表してからカナダドル売りが活発となりドルカナダは1.4181まで上昇。その後週末にかけて利食い売りが強まり1.4004まで押し戻されて引けた。
しかし、週明け東京市場では原油価格が下落して始まるとカナダドル売りが先行。
その後もドルカナダは上昇を続け1.4132まで上昇した。
NY株式市場が大幅安で始まると米ドル売りが先行しドルカナダは1.4031まで押し戻された。
しかし、原油価格の下落は止まらず5月物は史上初のマイナスに転じるとマイナス37ドル台まで下落。カナダドルは更に下落幅を拡大し1.4135まで上昇して引けた。
5月物はマイナスに落ち込んだものの6月物の下落幅は18%程度と比較的落ち着いていることからパニック的な下落は一時的とみる。
目先はカナダドル売りは継続するとみているが、上値も限定的とみており戻り売りを出したい。
先週の高値1.4181では一旦売りが並ぶとみるが、上抜けするようなら半値戻しの1.4260が次のターゲットとして意識される。

ドルカナダ予想レンジ:1.4260(50%)~1.4100

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[米ドルカナダドル]緊急利下げで出尽くし観も

(米ドルカナダドル日足)


先週末にカナダ中銀BOCは緊急会合を開き政策金利を現行の0.75%から0.25%に引き下げる事を発表。今月で3回目の利下げを実施となりドルカナダは1.4050から1.4153まで上昇(カナダドルは下落)した。しかし、その後米長期金利が低下するなかでドル売りが強まるとドルカナダは上昇前のレベルを下回り1.3921まで下落幅を拡大。
結局利下げを実施したもののカナダドルは寧ろ上昇して引けている。
カナダ政府はこの日、無制限の財政支援を表明しており、カナダにとっては追い風となる。
一方、原油価格はサウジとロシアとの協議が難航しており依然として上値が重く、カナダドルの向かい風となっている。
ポロズBOC総裁は「必要に応じ更なる行動を起こす準備がある」と発言する一方で「ゼロを下回ることは無意味」「これはおそらく下限」など、マイナス金利に対しては否定的な内容となった。
1.39付近はボリンジャーバンドの中心線が位置することから一先ず下げ止まったものの、ドル売りの勢いは今週も継続とみる。

今週のドルカナダ予想レンジ1.4300~1.3760(61.8%)

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[米ドルカナダドル]原油価格の下落と国境封鎖

(米ドルカナダドル月足)


カナダドルの下落が止まらない。
アジアで始まった株価下落は欧米株式市場にも伝わり安全通貨のドル買いが進みドルカナダは上昇。
昨日のNY市場でWTIが24%下落し18年ぶりの安値を更新したこともカナダドル売りを誘った。また、トランプ大統領がカナダとの国境を一時的に閉鎖することを決断したことでカナダ経済への打撃が懸念されたこともカナダドル売りを促した。
ドルカナダはこの日の高値となる1.4650を付けた後は引けにかけて押し戻された。
2016年1月に付けた高値1.4690とほぼ同レベルまで上昇。このまま折り返すようならダブルトップを形成することになる。
BOCは既に政策金利を0.5%引き下げ、更なる追加緩和の可能性を示すなど、一先ずカナダドル売り材料は出尽くした観もある。
昨日の高値1.4650を再度試して上抜けないようならドルカナダ売りを出してみる。

ドルカナダ予想レンジ:1.4650~1.4000(38.2%)

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業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
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