ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-09

[ポンド米ドル]BOE政策会合

(ポンド米ドル日足)



昨日発表された英8月CPIはCPIコア指数ともに予想を下回ったことからポンド売りで反応。1.24付近からポンドは1.2345まで下落。しかし、FOMC会合を控えていることもありポジションの巻き戻しが入ると1.2421まで反発。注目のFOMC会合では予想以上にタカ派的となり米長期金利が上昇。ポンドは1.2333まで反落して引けている。
今日のロンドン時間にはBOE政策会合が開かれ、市場は0.25%の利上げを予想している。
ただ、昨日発表された英CPIが予想を下回ったことで利上げサイクルの終了が近いとの見方が広がっている。
1.23ドル付近は5月25日に付けた安値であり、ボリンジャーバンドの下限も位置することから強いサポートとして意識される。
物価は落ち着きがみられる一方で賃金上昇が続いている。前回の会合では反対3名のうち2名が0.5%の利上げを主張するなど、声明では依然として引き締め継続姿勢が示されるとみている。

ポンドドル予想レンジ:1.2440(50%)~1.2300(BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ポンド米ドル]英CPIとFOMC会合

(ポンド米ドル日足)



明日のBOE政策会合を控えポジション調整とみられるポンド買いがみられた。原油価格の上昇もポンドの下支えとなった。
今日は英8月CPIが発表されるが前年の6.8%から7.0%に上昇すると予想される。
しかし、既に0.25%の利上げが予想されることから、ポンド買いには繋がりにくい。
先週発表された7月GDPはマイナスとなるなどリセッション懸念が広がる中での利上げは寧ろポンドにとってはネガティブとなりかねない。
また、明日未明に開かれるFOMC会合ではタカ派内容が示されるようなら、ポンド売りドル買いが一段と進む可能性が高い。

ポンドドル予想レンジ:1.2440~1.2300(61.8%、BB下限)

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[ポンド米ドル]BOE政策会合とCPI

(ポンド米ドル日足)


今週はBOE政策会合前日に英8月CPIが発表される。前月から上昇すると予想されるが、既に今回の会合では0.25%の利上げは既に織り込み済み。
注目はベイリー総裁がCPIの結果を受け今後の政策にどう対応していくのかに集まる。
物価上昇を抑えるために更なる引き締めを実施するとしてもこれまでの引き締めで経済は疲弊している中でのスタグフレーションリスクが高まることになる。
市場は利上げに対してポンド買いで反応しなくなっており、今回も利上げで一旦買われたとしても直ぐに売りが強まる可能性が高い。
一方、今週はFOMC会合もありドルの動向次第ではポンドは下げ止まる可能性もあるが、相対的に米国経済に見劣る英国だけに上値は限られそうだ。

今週のポンドドル予想レンジ:1.2500~1.2300(61.8%)

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[ポンド米ドル]利上げ期待後退で

(ポンド米ドル日足)



前日にディングラMPC委員が「政策は既に十分に制限的」「更なる引き締めは成長に深刻なリスクをもたらす」などと発言。また、ベイリーBOE総裁の「インフレ低下がかなり顕著になる可能性」「インフレ低下は続く可能性」などのハト派発言を受け次回のBOE政策会合では利上げが見送られるとの見方が徐々に増えてきている。主要各国の中でも金融引き締めが長期化するとみられていたBOEだけにポンドは売られやすい状況となった。
ただ、1.24ミドル付近には180日移動平均線が位置することから一先ず下げ止まったものの、戻し幅は少ない。
今後の下値目途としては今年の高値と安値の61.8%戻し1.23ドル付近。このレベルは第2弾の上昇が始まる前の5月に付けた安値でもあり意識される。

ポンドドル予想レンジ:1.2510~1.2400

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[ポンド米ドル]1.26で底打ち観

(ポンド米ドル日足)


先週開かれたBOE政策会合では予想通り政策金利を0.25%引き上げ5.25%とした。連続14回の利上げとなった。声明では「賃金上昇リスクは残るものの高水準のインフレは鈍化しつつある」「これまでの大幅利上げを考えると現在の政策スタンスは制限的」とし、発表後1.2620まで下げた。ベイリー総裁も「インフレ率は更に低下し7月は7%付近、10月は5%付近になると予想」など、ややハト派的な内容となった。ただ、発表前からポンド売りが先行していたこともあり下げたところでは買い戻しが入った。
週末には米雇用統計の結果を受け1.2792まで押し戻されて引けている。
1.26付近は6月末にも反発したことで強いサポートとして意識されていた。
結局ダブルトップを付けたと同時に日足ローソク足は長い下髭を伸ばして反発したことで底打ちした可能性が高い。
今週末に発表される英4-6月GDPなどで予想を上回るようなら一段の上値を試す展開を予想する。

今週のポンドドル予想レンジ:1.2890(BB中心、50%)~1.2640(BB下限)

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[ポンド米ドル]BOE利上げで底打ちか

(ポンド米ドル日足)



昨日はBOE政策会合の発表前にポジション調整と思われるポンド売りが先行。東京時間に1.2728の高値を付けると1.26ミドル付近まで下落。
BOE政策会合では予想通り0.25%の利上げを決定。14会合連続の利上げとなった。声明では賃金上昇による上振れリスクは残るものの高水準のインフレは鈍化しつつあるとし、発表後ポンドは1.2621まで下落した。しかし、高インフレは依然続いていることから今後も更なる引き締めの可能性が示唆されポンドは反発。発表前に売りが出た買い戻しもみられ1.26後半まで反発。その後発表された米7月ISM非製造業景況指数の結果を受けドル売りが強まると東京の高値とほぼ同レベルの1.2724まで上昇。
結果的にポンドは日足チャートを見ると下落後に寄引同時線が現れるなど底値を付けた可能性が高い。

ポンドドル予想レンジ:1.2760(38.2%)~1.2650

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