ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-09

[トルコリラ円]予想外の大幅利上げ

(トルコリラ円日足)


トルコ中銀TCMBは昨日の会合で政策金利を17.5%から25%に一気に7.5%引き上げを決定。市場は2.5%の利上げを予想していただけにサプライズとなりトルコリラ円は大きく上昇。メンバーが刷新されるなど中銀副総裁任命後初の決定となる。
声明では「ディスインフレ路線を早期に確立しインフレを安定させるために金融引き締めプロセスを継続することを決定」。50%近いインフレを抑制するためだが、政策金利は物価上昇率を依然大きく下回る。
利上げ幅が大きいことからリラ買いで反応したものの、それだけ経済や金融政策リスクが高いということであり、一時的な上昇とみている。

トルコリラ円予想レンジ:5円80銭~5円52銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[トルコリラ円]絶好の買い場?

(トルコリラ円日足)



昨日のNY時間にリラ円は上昇。
FT紙が「アラブ首長国連邦(UAE)政府系ファンドADQのCEOがリラ安によるトルコ資産の下落は長期的にみれば絶好の買い場」との見解を示した報道がされたことで買いの動きが強まった。
原油価格が上昇したことでオイルマネーを背景にリラ買いが強まるとの見方が広がっている。
しかし、それはあくまで長期的なもので当面はリラの不安定な動きに対する市場の警戒感は解けていない。
寧ろ買いが強まったところでは絶好の売り場とみている。

リラ円予想レンジ:8円90銭(23.6%)~8円30銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[トルコリラ円]預金保護措置で反発

(トルコリラ円日足)


エルドアン大統領は通貨防衛策として預金保護措置を打ち出した。
「すべての金融機関が新しい預金保護措置に参加できる」「保護される預金は個人に適用」
「もし為替変動が金利を上回った場合、為替による損失は補填される」
などリラの下落とインフレに歯止めをかける目的として打ち出した。
その結果東京時間にリラ円は8円20銭付近から10円20銭付近まで上昇した。
しかし、欧州市場に入ると8円付近まで押し戻されるなど荒っぽい動きをみせた。
その後は9円付近まで戻されて引けているが、これだけ上下に振らされる通貨はリスクが高すぎて持ちにくい。
長期で持つにしてもあまりに変動が大きく、国としてのリスクもあり今の時点では戻り売りで入るようにしたい。
損切りレベルは昨日の高値10円20銭。

リラ円予想レンジ:10円00銭~8円10銭 (50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[トルコリラ円]買い戻しにも限界

(トルコリラ円日足)



先週追加利下げを行ったリラの下げが止まらず週明け欧州市場でも6円36銭まで下落。19日にエルドアン大統領が「私からは利下げ以外を期待しないでほしい」と発言したことが売りを加速させた。
NY市場では株価の下落もありリスクオフの円買いが進むと史上最安値となる6円09銭まで下落した。しかしエルドアン大統領はリラ預金の新たな保護策を講じる姿勢を示すと一転。買い戻しの動きが一気に入ると8円89銭まで上昇して引けている。
クリスマス休暇で薄商いということもあり、特に流動性の低い通貨だけに一気に値が飛ぶ場面も見られた。
ただ、これだけの荒っぽい動きの通貨自体に問題があり買い戻しが一巡すれば再び売りが強まる可能性が高い。

リラ円予想レンジ:9円70銭(50%)~7円70銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[トルコリラ円]予想通りの利下げ

(トルコリラ円日足)


昨日の欧州時間に開かれたトルコ中銀TCMB政策会合では予想通り政策金利を16.0%から15.0%に引き下げを決定。これで3か月連続の利下げとなった。リラ円は会合の直前に買い戻しの動きが入り10円91銭まで上昇。発表後に80円06銭まで下落した。
声明では12月に利下げを打ち止めするかを見極めるとしたことで10円42銭まで買い戻されたものの市場は半信半疑。
トルコの物価上昇率は年率20%近くに達しており、それに対してエルドアン大統領が景気刺激策から利上げに反対。中銀の独立性が問われる中で市場でリラ売りが更に強まる可能性が高い。
下げが止まる兆しが中々みられないものの10円という大台では買いが入る可能性が高い。ただ、戻したとしても上値は限定的とみる。

トルコリラ円予想レンジ:10円90銭~10円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[トルコリラ円]予想以上の利下げ幅で史上最安値更新

(トルコリラ円月足)



昨日の欧州時間に開かれたTCMB会合は政策金利を前月に引き続き現行の18%から16%に引き下げることを決定した。市場は1%の利下げを予想していただけにネガティブサプライズとなりトルコリラ円は12円40銭付近から11円91銭まで下落。史上最安値を更新した。市場は既に1%の利下げを予想したトルコリラ円の売りを強めていたが更に下落幅を拡大。その後12円10銭付近まで買い戻されたが結局発表直後の安値付近まで下落して引けている。
声明では「供給側の一時的な要因が年末までに限定的な利下げ余地を残していると委員会は評価」としたことでトルコリラ円は更なる下落が予想される。
一方で物価上昇も歯止めがかからない状況でありTCMBは本来利上げに踏み切りリラ高を誘導したいところだろう。
エルドアン大統領の圧力がある限り利上げは難しい。
リラの下落は継続するとみるが通貨高を誘導する口先介入などが入ると一気に買い戻しが入りかねない。
トルコリラは流動性が低いことから一気にレートが飛びやすく注意したい。

トルコリラ円予想レンジ:12円10銭~11円40銭(BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME |  »

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する