ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-06

[ユーロ円/ユーロ米ドル]127円ミドルのサポート割れ

(ユーロ円日足)


(ユーロドル時間足)

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先週はイタリア予算案をEUが承認したことでユーロに買い安心感が広がった。
しかし、フランスやドイツの政治リスクなどの不安材料が残る中でユーロの上値は抑えられた。また、対ドルでも1.15ドルにオプション絡みの売りが並んでいるとの噂が広がり結局届かずに失速。
クリスマス休暇を控えユーロポジションの巻き戻しの売りやリスク回避の円買いが重なりユーロ円は126円前半に下落して引けている。
強いサポートとして意識されていた127円ミドルを下回ったことから下げの勢いが一段と強まり始めている。
次の下値サポートとしては8月15日に付けた安値124円90銭が意識される。

今週のユーロ円予想レンジ:127円50銭(サポートライン)~125円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ円/ユーロ米ドル]買戻し一巡後は再び売り

(ユーロ円30分足)


(ユーロ米ドル時間足)

EUR_USD_20150127_jikanashi.jpg

週明け東京市場ではギリシャ選挙の結果を受けユーロが対ドル対円で下落して始まった。朝の薄商いの中だけにシステム取引などによる損切などもあったようだが、ユーロ円の動きがこの日は目立った。これまではユーロドル主導の動きであったものが最近はユーロ円の動きが強まったのは個人取引による影響が大きいと考える。特に、東京市場では個人がドル円だけではなくユーロや豪ドルなども逆張りの買いを入れてくることが多い。
今回のユーロ円もそのような買いが入ったとみられる。ただ、ユーロ円の場合は足が速いことから売りに転じる時も速い。
対ドルでみたユーロは1.3ドルを目の前に売りに転じている。再度1.3ドルを試して届かない時がユーロ円の売り時とみる。
133円70銭は上値が重く手前で売りを出してみたい。ただ、このレベルを上抜けするようであれば134円ミドルまでの上昇もあり、損切はしっかりと出しておく。


ユーロ円予想レンジ:133円70銭~132円30銭(38.2%)
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[ユーロ円/ユーロ米ドル]ユーロ圏消費者物価指数で反発も

(ユーロ円日足)



(ユーロ円時間足)

EUR_JPY_20140731_jikanashi.jpg


(ユーロ米ドル日足)

EUR_USD_20140731_hiashi.jpg


米GDPが予想を大きく上回ったことでドルの長期金利が上昇。ユーロは対ドルで1.34ドルを割り込み、更にFOMCでもドル買いが強まり安値を更新。しかし、その後はユーロのショートカバーが一気に強まり再び1.34ドル台まで押し戻された。
一方、ドル円はほぼ一本調子の上昇が続いていることから、ユーロ円は上昇。一部でユーロ円の直接的な買いも散見されている。
対ドルの日足チャートではローソク足が安値で下ひげを伸ばしたことで下落トレンドに歯止めがかかった可能性もある。それを確かめるにも本日発表となるユーロ圏消費者物価HICPが注目される。前月と横ばいの0.5%と予想されるが、これを更なる追加緩和とみるのか、一旦は下げ止まったとみるのかで、市場のセンチメントが読み取れる。
少なくとも、下押しがなくなるようであればじりじりと巻き戻しの動きが強まる可能性が高い。

ユーロ円予想レンジ:138円15銭(61.8%)~137円45銭(時間足38.2%)

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[ユーロ円/ユーロ米ドル]追加利下げなしとの見方に警戒

(ユーロ円日足)


(ユーロ米ドル日足)


142円のレンジの上限を抜けたことで上昇の流れが一気に強まり、流れについて行くしかないといった雰囲気が強まっている。明日のECB理事会ではユーロ高を抑えるような口先介入はあっても利下げに踏み切れないという見方が多い。週初に発表されたユーロ圏CPIが0.5%と2%インフレ目標から更に遠ざかった。マイナス金利や量的緩和は具体的に難しいとの意見や、暖冬など特殊要因があるとの見方もありユーロ買いに安心感が漂う。
また、円安が進む中でユーロ円の買いが入っていることも底値を押し上げる要因となっている。しかし、明日のECBを前にどこかでポジション調整が入ること可能性は非常に高い。
ECBを甘くみるとどこかで火傷しかねない。
3月7日の高値143円80銭を超えられないと高値警戒感が高まる。


ユーロ円予想レンジ: 143円80銭(BB上限&3月7日高値)~142円40銭





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[ユーロ円/ユーロ米ドル]ECB会合で追加緩和なければ

(ユーロ円日足)


(ユーロ米ドル日足)


先週のユーロはECB複数のECBメンバーのユーロ高に対するけん制発言が相次ぎ上値の重い展開が続いた。ユーロはドルだけではなくポンドや豪ドル、そしてカナダといったクロス取引が活発となりポジション調整的なユーロ売りが目立った。しかし、週末のNY市場でこれまで軟調な地合いで推移していたNYダウが大きく反発したことでリスクオンからの円安が強まった。対ドルでは依然として上値は重いものの、1.37ドルの大台を目の前に反発。このレベルは2月から3月にかけてもみ合いが続いたレベルでもありダブルボトムを形成した可能性が高い。
今週はECB理事会が開かれる。先週はドイツ中銀のバイトマン総裁、スロバキア中銀のマクチ総裁、フィンランド中銀総裁はマイナス金利容認の発言が相次いだ。ドラギ総裁も必要なら追加の手段を講じると発言するなど市場は追加利下げに期待が高まる。ECB会合を前に下落リスクは高まるとみる。
もし今回の会合でマイナス金利などの追加緩和を実施しないようであればユーロは高値を更新することになるだろう。


今週のユーロ円予想レンジ: 142円60銭(76.4%)~140円00銭





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[ユーロ円/ユーロ米ドル]ユーロ高けん制発言も限定的

(ユーロ円日足)


(ユーロ米ドル日足)


先週のユーロはウクライナ危機によるリスク回避のユーロ円が強まる中で、ドラギ総裁やフランス首相などからユーロ高けん制発言が飛び出し更に下落を加速させた。しかし、下落後ユーロは対ドルでは上昇に転じている。それだけ、ユーロ買いの動きが強いことを示すものだ。先週は俄かロングが投げさせられたこともあり上値の抵抗はそれほど強くないとみてよい。ウクライナ危機によりロシアからの資源が滞るなどユーロにとってネガティブ材料でもあるが、新興国通貨等からマネーの還流など諸刃の剣となる。
ユーロ高へのけん制発言が出たことで対ドルでは1.4ドルレベルが目先の天井として意識されるため、今週は大きな上昇はないとみる。対円では直近の上昇トレンドラインが支える50%戻しの140円付近は強いサポートになる。もし、ウクライナ危機が高まれば一時的にドル円の下落によりこのレベルを割り込む可能性もある。その時は61.8%戻しとなる139円前半を目指す可能性が高い。
長期の上昇トレンドラインを下回らない限り調整の売りと見てよいだろう。


ユーロ円予想レンジ:142円30銭~139円10銭(61.8%)





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