ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-09

[ユーロ円/ユーロ米ドル]リスクオフとFOMC

(ユーロ円週足)


(ユーロ米ドル週足)



連休明け東京市場でユーロ円は底堅い動きが先行したもののNY市場に入ると再び下落に転じ128円を付けたが8月に付けた安値127円93銭が意識され下げ止まった。
中国恒大集団のデフォルト懸念が広がったことでリスクオフの円買いが強まったためだが対ドルではFOMC会合を控え1.17ドル手前で下げ止まりを見せている。
FOMC会合で改めて早期テーパリングの思惑やタカ派的な金利見通しが示されるようなら1.17ドルを割り込みユーロは一段の下げが予想される。
反対にFOMC会合が予想の範囲内であってもユーロの上値は限定的とみる。
ただ、中国恒大集団への救済措置の期待が高まるようならユーロ円の買い戻しが入るとみるが、対ドルで上値の重い展開が継続するとみられる中でユーロ円の上値も限られる。
ドイツ総選挙を間近に控えユーロ下落リスクも燻る。
127円90銭付近はフィボナッチ50%戻しでありボリンジャーバンドの下限が位置する。
このレベルを下回るようなら下げ幅が一気に拡大するリスクもあり要注意。

ユーロ円予想レンジ:129円40銭~126円40銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ円/ユーロ米ドル]ワクチン期待で株高ユーロ高

(ユーロ円日足)


(ユーロ米ドル日足)

EUR_USD_20201202_hiashi.jpg



ワクチン開発への期待から欧米株価上昇によるリスクオンの円安とユーロ買いが強まった。

この日発表されたユーロ圏11月消費者物価指数は-0.3%と予想の-0.2%を下回ったもののユーロは堅調に推移。
対ドルで1.2ドルを上抜くと損切を巻き込みながら1.2072まで上昇。
欧米株価が上昇幅を拡大するとリスクオンの円安が進みユーロ円は上昇。
11月9日の高値125円13銭を上抜くと断続的に損切を巻き込みながら126円まで上昇。高値圏での引けとなった。
1.2ドル付近では口先介入の警戒感が高まったものの、それらしい発言は全く聞かれなかったことで買い安心感が広がった。
ただ、ユーロ買いの勢いが加速するようなら通貨高へのけん制発言が出る可能性が高い。
来週のECB理事会では追加緩和が実施される可能性が高いものの、マーケットは大分織り込んでいる。
9月1日に付けた今年最高値となる127円08銭を再度試しに行かないとマーケットは気が済まないといった勢いだ。

ユーロ円予想レンジ:127円08銭(今年最高値)~125円60銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ円/ユーロ米ドル]ドル円がユーロ円を押し上げ

(ユーロ円日足)


(ユーロ米ドル日足)

EUR_USD_20200512_hiashi.jpg



ユーロ自体は上値が重い中でドル円がユーロ円を押し上げた格好となった。
ユーロはドイツの憲法裁判所がECBの量的緩和の一部を違憲とした問題や、ドイツ内で感染者が再び拡大するなどユーロにとってはネガティブ材料が重なり上値が抑えられた。
更に、昨日は米長期金利が上昇したことでドル高ユーロ安となったがドル円はリスクオンの円安が進みドル高と相まって大きく上昇。
ユーロ円も東京市場から買いが強まりNY市場でこの日の高値となる116円51銭まで上昇。そのまま高値圏で引けたものの、そろそろ天井に近づいた可能性が高い。
116円ミドル付近はフィボナッチ61.8%戻しでもありボリンジャーバンドの中心線も位置するなど強いレジスタンスとして意識される。
このレベルを上抜けするにはドル円の一段の上昇が条件となる。
ユーロ自体は今の段階で買い材料が乏しく、押し上げるにはドル円頼みということになる。
もし、この116円ミドルを上抜けするようなら117円が次のレジスタンスとみるが、そこのレベル付近では売りに転じたい。

ユーロ円予想レンジ:117円00銭~115円70銭(38.2%)

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[ユーロ円/ユーロ米ドル]ECB緩和政策姿勢も一巡

(ユーロ円日足)


(ユーロドル日足)


英国のEU離脱期限が延長され目先のハードブレグジット懸念や、中国の景気減速懸念が後退したことでユーロ買いが先行。リスクオンの動きも重なりユーロ円の買いが欧州市場で散見された。対ドルでもこれまで上値が抑えられていた38.2%戻しとなる1.1290付近を上抜けしたこともユーロ買いを加速させた。
先週のECB理事会ではドラギ総裁が改めてハト派的な姿勢を見せたことでユーロ売りが強まったものの下値も限定的となるなど市場は大分織り込んだとみてよい。
今週はドイツのZEWやユーロ圏HICPといった重要指標が発表される。予想を上回る結果となれば過度な悲観的な見方が後退しユーロ買いが一層強まるとみる。
上値のメドは3月4日に付けた高値127円50銭からフィボナッチ50%戻しとなる127円80銭付近が意識される。

今週のユーロ円予想レンジ:127円80銭 (50%)~125円50銭

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[ユーロ円/ユーロ米ドル]ECB理事会とG20

(ユーロ円日足)

EUR_JPY_20190408_hiashi.jpg

(ユーロ米ドル日足)


3月22日に発表されたドイツ製造業PMIが予想を大きく下回ったことで欧州景気減速懸念が広がりユーロドルはその後1.1184まで下落した。先週発表されたドイツのサービスPMIは予想を上回ったことでユーロは一先ず下げ止まった。
その後公開されたECB議事要旨では一部で利上げ時期が来年3月という意見も聞かれたものの反応はみられなかった。
ここにきて景気減速の要因でもあった中国経済指標の改善がみられる中で今週はECB理事会が開かれる。
改めて景気見通しの下方修正や利上げ時期先延ばしの可能性が示されたとしても大分市場は織り込み始めておりユーロの下値は限定的とみる。寧ろ、材料出尽くし観からの買いが入る可能性が高い。
対ドルでみると1.11後半で跳ね返されたことで目先ダブルボトムが意識される。
リスクオン継続とみられる中で今週はユーロ円上昇を見込んだ押し目買いスタンスで臨みたい。

今週のユーロ円予想レンジ:126円60銭(76.4%)~124円80銭

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[ユーロ円/ユーロ米ドル]底打ちから短期の買い戻し

(ユーロ円4時間足)


(ユーロ米ドル日足)


米国が自動車への追加関税を検討しているとの報道に対して欧州委員会は「米がEUの自動車追加関税を決定すれば即座に対応」と発言。トランプ大統領は以前に貿易協議中は自動車に追加関税を課さないと発言したこともあり市場への反応は限定的となった。
ユーロは対ドルで1.12手前で反発したことでユーロの短期的な買い戻しの動きが続いている。
ユーロ円は1月3日のフラッシュクラッシュで急落後上昇トレンドが続いている。
米中貿易協議への期待からリスクオンの円安が進みやすい地合いの中でユーロ円は一段の上昇が見込める。
125円割れは買いを入れていきたい。

ユーロ円予想レンジ:125円95銭(2月4日高値)~124円80銭

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