ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2024-04

[ユーロ・スイスフラン] 下ヒゲを伸ばして底値感も

(ユーロ・スイスフラン日足)


(ユーロ・スイスフラン2時間足)

EURCHF20110617_2jikanashi_.jpg

アジア時間にECBの理事会メンバーであるウエリンク・オランダ中銀総裁が欧州救済資金の規模を1.5兆ユーロに倍増させる必要があるとの見解を示した事でユーロに売りが再び強まった。また、ギリシャ支援問題の混迷がリスク回避の動きから安全通貨のスイスフラン買いが活発となるなかスイス中銀が政策金利を据え置くと発表。これによりユーロスイスは1.1945まで下落し史上最安値を更新した。その後スイス中銀総裁が為替動向を懸念するとして通貨の上昇が経済成長に対する脅威の一つだと指摘。これを受け、介入警戒感が強まりユーロスイスの買い戻しが入った。結局安値圏で下髭の長いローソク足となり底値をつけた印象が強まった。週末の今日はもう一段のショートカバーが入り易くフィボナッチの61.8%戻しの1.2135を目指すとみる。

ユーロ・スイスフラン予想レンジ:1.2135~1.2000


※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ・スイスフラン] SNBの介入示唆

(ユーロ・スイスフラン日足)



先週ユーロ・スイスは過去最安値を更新したもののその後反発。この日もスイス国立銀行SNBは「必要ならばデフレの今日に対抗する措置をとる用意がある」等の声明を出した事で介入の思惑からスイスはユーロやポンドなどに対して売りが強まった。
NY市場ではクリスマスを控え株や債券市場が休場のため材料難のなかスイスに注目が集まり活発な動きを示した。
ユーロ・スイスは22日に1.2437の安値を付けて反発。先々週の安値1.2775レベルはフィボナッチの23.6%戻しにあたる。クリスマス前のポジションに戻そうとする動きが強まればレベルが上値目標とみる。

ユーロ・スイスフラン予想レンジ:1.2775~1.2560


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[ユーロ・スイスフラン] 介入効果

(ユーロ・スイスフラン週足)


ユ-ロスイスはあまり日本人にとってはなじみがないが、円の介入が昨今取り上げられているので、少しふれてみたい。2009年から2010年にかけてスイス国民銀行はスイス高を回避する為に、ユ-ロ買い、スイス売り介入を実施している。なぜドル買い、スイス売りでないのかは、スイスにとっては経済圏であるユーロのレートが重要であるからである。2009年初頭に1.500が割れたレベルでスイス国民銀行は大規模な介入を実施した。その後は2009年後半まで、1.500を割り込む事が無かった事からこれは一定の成果が見られたと判断される。しかし、2010年になって投資家のリスク回避志向が強まって円とスイスが買われた事から、1.500が割れスイスはじりじりと強くなっていった。さらに、2009年の介入は不胎化を伴った介入であったが、2010年に入ると不胎化を伴わない介入となった為に、効果は薄れていった。現状は1.300を割り込んでおり、介入が出てもおかしくないレベルである。しかし2009年ほどの効果は得られないと判断される。スイスの介入から見てとれるのは、介入の効果はあくまでもスイス高を一時的に抑え、スピ-ド調整をした事であり、大きな流れを変えるまでにはなってない。
ちなみに、現在の日本はデフレ状況にあるので、介入の有無は別にして、不胎化を伴う介入を実施する事になるであろう。介入が出て1.35近くまで戻す局面があれば売りのポジションを持ってみたい。

ユ-ロスイス予想レンジ:1.300-1.2970

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