[ユーロ・スイスフラン]中銀の介入に警戒

ギリシャ問題の燻りにより安全通貨としてのスイスへ資金のシフトが最近強まった。昨年末にスイス中銀総裁の妻がインサイダーで訴えられた事を受け辞任した事で、中銀のスイスフランへの政策に変化が出るのではといった声が強まっていた。SNBは昨年夏以降に極端なスイスフラン高に対し大規模介入による自国通貨安を目指す事を断言。初めは1.1フランの底を固めた後に1.2を上限と設定している。そのユーロスイスがここにきてギリシャへの懸念の高まりから1.2に近付いてきた事から市場では再び大規模介入を実施するとの観測が高まってきた。先週は1.2031まで下落したところでSNBのジョルダン総裁がスイスフランの上限を1.20に堅く維持すると発言した事で市場はユーロスイスの買い戻しの動きが活発となってきた。ギリシャのデフォルト懸念が後退すれば今週のユーロスイスは50%戻しの1.2235付近まで上昇するとみる。
ユーロスイス今週の予想レンジ: 1.2235~12060
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[ユーロ・スイスフラン]ネガティブ金利検討か


スイス中銀のSNBが更にスイスフラン高を抑制するためにこれまでの介入に加えて金利をマイナスにする所謂ネガティブインタレストを検討しているという噂が流れている。これを受け、ドルスイスは0.91付近から一気に0.9190まで上昇しほぼ高値圏でNY市場を引けた。ユーロスイスは前日のドル資金協調行動を発表した事で1.22ミドルから1.2375まで上昇している事から、この勢いに乗って更に上昇させようというものだろう。目標はユーロスイスで1.25ドルとみる。ユーロスイスはここ最近1.24から1.2250のレンジが続いている事からレンジの上限を試しに行くとみる。
今日は米雇用統計の発表を控えそれまではもみ合いとなりそうだが、数字次第でユーロスイスは1.24付近までの上昇もありそうだ。
予想レンジ:ユーロスイス1.2400~1.2300
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[ユーロ・スイスフラン] じり高継続


SNBが1.2の目標設定し市場介入を開始してからひと月以上たつがその効果は絶大だった。その後は1.3から1.4を想定しているとの報道もありじりじりと底値を切り上げている。先日発表された外貨準備額も8月が700億スイス9月には300億スイスフラン増加するなど連日介入を行っている可能性が高い。これだけ1.2という底が保証されているのであれば買いを入れておかない手はない。勿論、万が一のために損切りは入れておくがこのようなスイス当局の断固とした決断には従う方がよさそうだ。日本とは違う。
予想レンジ:ユーロスイスフラン1.2650~1.2350
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[ユーロ・スイスフラン] 1.3目指し

アジア市場から欧州市場に移る間際にユーロスイスが急上昇した。SNBが今後ユーロスイスのレベルを1.3から1.4に誘導するとの話が広がった事が背景にあった。この話は先週も噂として広がったが、火のないところに煙は立たないと諺通りスイスはもう一段のスイス安を狙っていることは間違いないだろう。1.2を底固めした事でそろそろ次の1.3まで誘導する発言や行動は今後も強まるとみる。1.2の底値はスイス政府が保証してくれている事から安心して買いを入れておけるこんな通貨は珍しい。ただし、万が一のことを考えてストップは必ず入れておくことは忘れないように。
予想レンジ ユーロスイスフラン:1.2370~1.2300
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[ユーロ・スイスフラン] 1.2フランの上限

先月初旬にスイス中銀はペッグ制の可能性を示唆したものの、その後は小手先の追加政策を行っただけでその効果は一時的となっていた。しかし、昨日は市場のすきを突いた格好でいきなりユーロスイスの1.2フランの上限を設けてユーロに連動するペッグ制を導入する事を宣言。上限を抑えるためには無制限にユーロ買いスイス売りの介入を実施する事を明らかにした。これが可能かどうかは別にしてもこの決意を持って断行したスイスに市場はサプライズと同時にその勢いに押された格好でスイスはあらゆる通貨に対して下落。ユーロスイスは一気に雲の上限を超えて1.1付近から1.2180付近まで上昇しそのまま高値で推移している。
1.2フランという限定したレベルを指定した事で市場はいずれこのレベルを試す展開になるとみるが、昨日の今日では下げたところは買いが強まりそうだ。まだ完全にショートの買いが出尽くしていないとみる。7月の高値をつけた1.23ミドル付近までは更に上昇の余地があるとみる。ただし、時間の経過とともにいずれじり安の展開になるだろ。
予想レンジ ユーロスイスフラン:1.2350~1.2000
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[ユーロ・スイスフラン] 最安値を更新


世界的な景気減速への懸念から安全通貨であるスイスフランに資金が流れ込んでいる。欧州市場が始まると前日に引き続きスペインやイタリアの国債利回りが上昇し14年ぶりの高水準に達しドイツ債の低下によりそのスプレッドは更に拡大。ユーロ導入後最大の幅となった。欧州債務への不安からユーロ売りが強まると同時にスイスの買いが合わされた事でユーロスイスの下げ幅は更に加速し、この日も最安値を更新した。1.10の大台をすんなり下回ると1.0797まで下押しした。NYの引けにかけて買い戻しの動きも見られたがほぼ安値圏での引けとなった。市場の景気減速に対する不安はまだ始まったばかりとみればこの下げはまだ継続するとみてよい。米国の債務問題も今後もくすぶり続けるとみられ、戻しは売っておきたい。
予想レンジ ユーロスイスフラン:1.0980~1.0600
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