ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-09

[豪ドル円/豪ドル米ドル]新型ウイルスによる中国経済の影響

(豪ドル円日足)


(豪ドル米ドル日足)


豪ドルは中国経済の影響を最も大きく受ける通貨だけにウイルス感染の先行通貨としても意識される。
中国の大規模資金供給や株価対策、そしてウイルス感染治療薬開発期待から豪ドル円は72円ミドルから反発し74円40銭まで上昇。しかし週末にはシンガポールが警戒レベルを引き上げたこと、米雇用統計の結果を受けNY株価が下落したことから下落して引けている。
ただ、上海総合指数やハンセンなども落ち着いた動きを取り戻しており、NY株式市場も史上最高値を更新するなど世界的なウイルス感染による警戒感は後退。既にリスクオフのピークを付けた観もある。
先週の安値72円43銭からボリンジャーバンドの下限が位置する72円35銭付近で下げ止まりが確認されたら買いを入れてみる。
ただ、対ドルでみると2008年3月以来の0.6662の安値まで下落。このレベルを再度下回るようなら71円ミドル付近までの下げも視野に入るため損切りも入れておきたい。

豪ドル円予想レンジ:74円30銭(50%)~72円30銭 (BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[豪ドル円/豪ドル米ドル]中国景気減速懸念と火災による被害

(豪ドル円日足)


(豪ドル米ドル日足)


中国発のコロナウイルス感染は留まるところなく拡大し、春節での消費が大きく落ち込むことから景気減速懸念が広がっている。
中国経済の影響を受けやすい豪ドル売りが強まっている。更に昨年から続く大規模火災により2019年GDPが0.4%押し下げられるとの試算もあり豪ドルは対ドル対円で下落が続いている。
ただ、新型肺炎の過度な警戒感は織り込み始めている。また、火災の影響も長期化する中で売りの材料としては織り込んでいる。
対ドルでは昨年11月末の上昇の始まる前のレベルまで下落。対円ではヘッド&ショルダーのネックラインとなる73円80銭を一旦は下回ったものの押し戻されている。
このレベルで上昇に転じる可能性が高い。もし、昨日の安値73円30銭を下回るようなら72円ミドルから72円までの下落も視野に入る。

豪ドル円予想レンジ:74円30銭~73円30銭(50%)

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[豪ドル円/豪ドル米ドル]中国経済指標に注目

(豪ドル円日足)


(豪ドル米ドル日足)


先週発表された豪州1-3月期CPIが予想を下回ったことで利下げ期待が高まり豪ドルは下落幅を拡大。しかし、対ドルでみるとフラッシュクラッシュ後のほぼ安値圏に到達しており反発の可能性が高い。
豪ドル円は前週に今年最高値を更新したことで豪ドルショートはほぼ切らされていることからカウンターパンチを食らった感じだ。
米中協議の進展や中国景気刺激策により過度な景気減速懸念が後退するなど豪ドルにとっては今後追い風となる。
今週発表される中国製造業PMIが前月と同様に強い数字が予想される。改めて中国景気回復への期待が高まるようなら再度豪ドルは高値を試す展開が予想される。

今週の豪ドル円予想レンジ: 79円70銭~77円70銭

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[豪ドル円/豪ドル米ドル]中国景気刺激策と株高

(豪ドル円日足)

AUD_JPY_20190318_hiashi.jpg

(豪ドル米ドル日足)


先週末に中国首相が「預金準備率など手段活用で不確実性に対処することが可能」「付加価値税を4月1日に引き下げる」などと発言したことで豪ドルは対ドル対円で上昇。
また、先週も各国株式市場が堅調な地合いで推移する中でリスクオンの円安が進み豪ドル円は上昇。ただ、市場ではRBAが年内2度の利下げ予想が広がり上値は依然として売りが出やすい。先週も対ドルでボリンジャーバンドの中心線となる0.71付近で上値が抑えられた。
対円では辛うじてボリンジャーバンドの中心線を若干上回る79円で終了。
今週は英国のEU離脱時期が延期される可能性が高く、そうなればリスクオンの円安が豪ドル円を押し上げるとみている。
上値目途はボリンジャーバンドの上限でありフィボナッチ50%戻しとなる79円70銭。
このレベルは今年最高値となる79円84銭が意識されることから売りが並ぶと予想される。

今週の豪ドル円予想レンジ:79円70銭(50.0%)~78円30銭

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[豪ドル円/豪ドル米ドル]下げ止まりから反転も

(豪ドル円日足)


(豪ドル米ドル日足)

AUD_USD_20180423_hiashi.jpg

先週の主要通貨の中で豪ドルはポンドに次ぐ下落幅となった。
対ドルではボリンジャーバンドの上限や前週の高値0.7810ドル付近を完全に上抜けできなかったことから短期筋の投げも見られ反落。米長期金利が上昇したことも押し下げ要因となった。ただ、豪ドルドルの0.7650ドル付近は3月後半から4月にかけて何度も下げ止まったレベルでもあり下げも一巡したとみる。
豪ドル円も84円をダブルトップ気味に下落に転じているものの82円30銭(BB中心線でもありフィボナッチ50.0%戻し)手前で下げ止まった。
シリアや北朝鮮の地政学的リスクや貿易摩擦の懸念などの後退により円売りの動きが強まり始めている。
今週の豪ドル円はそろそろ下げ止まりから上昇に転じる可能性が高い。
今週は火曜日にケントRBA総裁補佐の講演があり、金融政策への強気の姿勢が示されるか注目。講演後には豪州1-3月期四半期CPIも発表され豪ドルの反転サインとみれば買いを入れていきたい。

今週の豪ドル円予想レンジ:82円30銭(50.0%、BB中心線)

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[豪ドル円/豪ドル米ドル]RBA政策会合で一段の上昇も

(豪ドル円時間足)


(豪ドル米ドル4時間足)


78円付近の底値を結局抜けずに豪ドル円は反発に転じた。
結局ドル円が反発したことで豪ドル円は上昇する等、ドル円の影響は大きい。しかし、昨日の豪ドルドルの動きをみると、一旦下押しした後に先週の高値でありNY引け値でもある0.7365を上抜けしており、対ドルでの底堅さも確認された。
今日は東京の昼過ぎにRBA会合が開かれ、市場の注目が集まる。
スティーブンス総裁は先日インフレの低さに言及したことで豪ドルは0.7150まで下落した。しかし、その後発表された経常収支やGDPそして住宅関連などの豪州経済の改善を示すものが続いている。今回、追加緩和の可能性などへのトーンダウンがみられるようなら豪ドル買いに反応しやすい。
反対に、投下緩和の可能性を示したとしても、市場は既に織り込んでおり下落幅は限定的とみる。
78円台前半への下押しがあるとすれば豪ドル円ロングポジションを仕込むチャンスとみる。

豪ドル円予想レンジ:79円70銭(61.8%)~78円70銭

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