ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-09

[豪ドル米ドル/豪ドル円]原油価格の下落と米ドル上昇で押し下げられる

(豪ドル米ドル時間足)

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(豪ドル円日足)

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FRBのゼロ金利解除に向けた動きからドルが全般に強含む中で豪ドルは素直な反応を示している。一方で、RBAは前回のサプライズ利下げなど緩和政策の継続と自国通貨安を誘導する発言が継続している。また、一時上昇に転じたかとみられた原油価格も昨日再び1バレル50ドルを割り込むなど、資源国通貨安を誘う要因となっている。
また、ギリシャ支援が合意されるのではといった期待から昨日はユーロが買われる最中にユーロ豪ドルの買いが散見。豪ドルの上値を抑える要因となっている。
豪ドル円もドル円の上昇で底堅い動きとなったものの、93円付近の分厚い売りに上値を抑えられている。ドル円の売戻が入ると豪ドル円を押し下げると同時に対ドルでも豪ドル売りが強まるリスクが高い。ただ、豪ドルの売り材料もほぼ出尽くし観もあり、0.77ドル割れを短期的に買いで攻めてみたい。

豪ドルドル予想レンジ:0.7750~0.7680

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[豪ドル米ドル/豪ドル円]原油上昇と中国景気回復期待で豪ドル底固め

(豪ドル米ドル日足)

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(豪ドル円時間足)

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先週は豪州中銀のRBAが政策金利を0.25%引き下げ決定したことを受け豪ドルは急落。一部で利下げの噂もがあったものの原油の反発などから据え置きとの見方が直前に増えていた。しかし、その後発表された中国PMIが予想を上回ったことや人民銀行が景気刺激のための預金準備率を引き下げたことを好感。結果的に豪ドルの底打ち感が出始めて反発に転じた。週末には米雇用統計が予想を上回る結果となりドルが全面高となったことで豪ドルは押し戻されて終了。ただ、対円などでみると寧ろ押し上げられており豪ドルの底値は堅いとみる。
一度押し戻された原油価格も週末には米国経済の回復を背景に上昇に転じており、資源国通貨としての豪ドルにとっては追い風となる。
今週は中国のCPIやPPI,豪州の雇用統計といった豪ドルにとっては重要な指標発表が相次ぐ。特に豪州の雇用が通貨安や原油安によって予想を上回る改善を示すとの見方もある。
日足ローソク足をみると長いした髭を伸ばして底固めに入っている。
原油価格の底打ちが本物ならば豪ドルの中期的な買いが入りだす可能性が高い。


今週の豪ドルドル予想レンジ:0.8000(61.8%)~0.7720

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[豪ドル米ドル/豪ドル円]豪州雇用統計に注目

(豪ドル米ドル月足)

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(豪ドル円日足)

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原油価格の下落により豪州の主要輸出品となる石炭や鉄鉱石の価格も下落するなど豪州にとっては大きな痛手となる。しかし、それら悪材料も大分出尽くし感が広がりそろそろ下げ止まりの兆候もみえ始めている。昨日の原油価格も2.6ドル上昇して引けたことで豪ドルの買い戻しが入りやすい地合いとみる。
今日は豪州の雇用統計が発表され0.5万人の増加が見込まれる。ただ、この数字は毎回大きく振れやすいことから注意が必要だ。市場が強気の時には予想を下回った時は下値を買ってくることから最終的に上昇してしまうことも多くみられる。
対ドルでの月足チャートを見ると0.8ドルは過去に天井や底打ちのレベルでもありかなり強いサポートになっている。
日足の豪ドル円チャートを見ると昨日は長い下髭を伸ばしセリングクライマックスのような下げ方となった。今日から豪州と日本のEPA(経済連携協定)が発効されることから、今後豪州内での日本からのM&Aや輸入が拡大すると予想され、豪ドルの買い需要は高まる。長い目で見ると金利も含め魅力的な通貨であることは確かだ。

豪ドル円予想レンジ:96円30銭(61.8%)~95円20銭

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[豪ドル米ドル/豪ドル円]原油価格下落も一服感

(豪ドル米ドル日足)


(豪ドル円日足)

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週明けアジア市場で豪ドルは対円で底堅い動きとなった。日経平均やアジア市場の株高に支えられてリスクオンから豪ドル買い円売りの動きが入った。欧州市場にかけても原油が下げ止まったことでこれまで売り込まれた資源国通貨全般に買戻しの動きが継続。
NY市場ではドル高が豪ドルドルの上値を抑えたものの、ドル円の底堅い動きが豪ドル円を下支えしている。クリスマス休暇前ということもあり動きにくいものの、世界的な株高により豪ドル円は今日も底堅い動きが期待できそうだ。対ドルでは9月から10月初旬にかけて750ポイント余り下落。その後一旦戻した後の10月下旬の高値から現在まで約800ポイントとほぼ同じ幅で下落し下げ止まり観が出始めている。ドル円も売り一巡後再び121円台を伺おうという動きが目立つ。豪ドル円の日足パラボリックは売りから買いサインに機能転換した。騙しの可能性はあるものの一先ず豪ドル円の上昇継続とみる。
原油が更に下落するようであれば再び豪ドル安第三弾が始まることになるが、クリスマス休暇を挟んで97円前半に買いを入れてみるのはどうだろう。

豪ドル円予想レンジ:98円30銭(50%)~97円10銭

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[豪ドル米ドル/豪ドル円]FOMC後のドル長期金利の動きに注目

(豪ドル米ドル日足)


(豪ドル円日足)

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先週の豪ドルは5日間連日の下落幅の大きい陰線が続いた。
特に売り材料は見られず、寧ろ先週発表された豪州8月の景況感指数や雇用統計は予想を大きく上回るもので買い材料が目立った。最も大きな下落要因としては米国長期金利が上昇した事が挙げられる。また、ユーロの下げ止まりからユーロ豪ドルの買いが強まったことも要因の一つだ。ただ、それだけでここまでの下げが続いた背景にはヘッジファンド、特に年金運用などをメインとするマクロ系ファンドの売りがあったとみられる。最近のNZドル下落や中国経済の弱さ、そして米豪金利差の拡大を見込んでそれまでのロングポジションを減らしている可能性が高い。投機的なものであれば既に買い戻しが入っていると思われるが、特に見られない。一方、8月あたりからドル円の上昇見通しから一部で円を売って豪ドルを買う動きもみられる。いわゆる円キャリー取引だが、そのロングの投げを誘うようであれば更なる下落につながりかねない。GPIFや本邦機関投資家の買いへの期待があるものの、今のところ下げ止まるまでは買いを控えておきたい。
今週はRBA議事録要旨が公開されるが、FOMC会合による米長期金利の動向が豪ドルにどう影響するかを見極めたい。

今週の豪ドルドル予想レンジ:0.9160(23.6%)~0.8860(76.4%)

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[豪ドル米ドル/豪ドル円]ソーサーボトムからもみ合いへ

(豪ドル米ドル日足)


(豪ドル円時間足)

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昨年12月のクリスマス休暇前からオージーの下落リスクが徐々に後退している。
RBAのスティーブン総総裁が0.85ドルに豪ドルは近づく必要があるとの発言で、寧ろ底がある程度想定できた事が要因と考えられる。日足をみると0.88ドルを底にソーサーボトムを形成。0.9000から0.9030付近の天井を抜けるにはまだ力不足とみる。米国長期金利の低下が先週は豪ドルを押し上げたが、オージー円でももみ合いがつづいており本格的な買いはまだ見られ(オージー円時間足)。基本的に0.9ドルから0.88ミドルのレンジで時間調整後再び下値を試す展開とみる。

今週のオージードル予想レンジ:0.9030(23.6%)~0.8850

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