ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-12

[ユーロ円]ドイツ金利低下とリスクオフ

(ユーロ円日足)



東京時間に発表された中国製造業PMIが2か月連続で景気の分かれ目となる50を下回ったことでリスクオフの円買いが進みユーロ円も150円前半から148円後半に下落。
欧州市場では148円ミドル付近まで買い戻しが先行。NY時間に発表されたJOLTSが予想上回ると149円77銭まで上昇。しかし、欧州各国やNY株価の下落によるリスクオフの円買いが再び強まると148円60銭まで下落。
151円台でのダブルトップを形成したことで売りが出やすい状況が継続。
ただ、債務上限引き上げを下院で可決しNY株式市場は反発するようならユーロ円の反発のきっかけになりそうだ。

ユーロ円予想レンジ:149円50銭~148円00銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ円]ダブルトップ

(ユーロ円日足)



東京市場の引けにかけてドル円が上昇するとユーロ円は150円62銭まで上昇。しかし、その後日銀と財務省、そして金融庁の会合が開かれるとの報道で介入警戒感が広がり149円76銭まで下落。その後150円53銭まで買い戻されたがこの日の高値には届かずに149円74銭まで再び下落するなど上値の重い展開となった。
介入警戒感は今の時点では殆どないものの5月2日に付けた高値151円61銭に届かずに失速したことで目先ダブルトップを付けた可能性が高い。

ユーロ円予想レンジ:150円50銭~149円20銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ円]ダブルトップ形成か

(ユーロ円日足)



欧州市場でユーロ円は売りが先行。この日発表された4月HICPは予想通り7.0%となり市場の反応は限られたが、ドイツ長期債利回りが低下したことで148円17銭まで下落。
しかし、その後米債務上限引き上げ会談が合意に至るとの見通しが示されるとリスクオンの円安が進み149円25銭まで上昇。5月8日に付けた高値149円26銭とほぼ同レベルまで戻した。このすぐ上の149円50銭は半値戻しのレベルでもある。
このレベルで上値が抑えられるようならダブルトップ形成で下落に転じるとみている。

ユーロ円予想レンジ:149円50銭(61.8%)~148円60銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ円]ECB 0.5%利上げ決定

(ユーロ円日足)



昨日のECB理事会では政策金利を3.0%から3.5%まで0.5%引き上げを決定。市場は金融システム不安が燻る中で利上げ幅を縮小するとの見方もあり売り買いが交錯。一時139円13銭まで下落。声明では「市場の緊張を注意深く監視する」としたもののインフレ抑制を優先する姿勢を示したことでユーロの下値は限られた。
その後破綻が懸念されていたファーストリパブリックバンクへの大手米銀による支援が決まると市場の不安は後退。リスクオンの円安が進みユーロ円はこの日の高値142円を付けて引けている。
ECBは今回0.5%の利上げを断行したが、これは物価抑制と同時に金融機関の破綻を招く可能性もある両刃の剣でもある。今後も積極的な利上げが継続されるかは今後の経過を見ることになる。
目先買い戻しが入ったものの、今後金融危機に陥るようなら金融機関の名前が挙がる可能性があるなかでユーロの上値は限られる。

ユーロ円予想レンジ:142円70銭(61.8%)~141円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ円]ECBの利上げペース

(ユーロ円日足)



東京から欧州市場にかけてユーロ円は堅調な地合いで推移。SVB問題に対し当局が迅速に対応したことからユーロの買い戻しが続いた。しかし欧州時間にCSの経営不安報道により一転して金融システム不安が再燃。リスクオフの円買いが強まると139円48銭まで下落。このレベルは2月10日に付けた安値でもあり下げ止まった。その後は急速に下落した反動から141円57銭まで買い戻されたが上値は重い状況が続く。
今日はECB理事会が開かれるが、金融不安が広がる中でこれまでの0.5%の利上げ観測は後退。もし、0.5%の利上げがあったとしても声明ではハト派的な内容が予想されるだけに戻りは限定的とみる。

ユーロ円予想レンジ:142円20銭(50%)~139円50銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ円]買い戻し一巡後は

(ユーロ円日足)



SVB破綻でリスクオフの円買いが進むと同時にECBの利上げペース鈍化への思惑もありユーロ円は前日の欧州市場で144円40銭付近から141円38銭まで下落。昨日は破綻後の処理が迅速に行われたことで安心感が広がり144円40銭と、下落前のレベルまで戻す往って来い。
一先ず買い戻しが一巡したことになる。
金融システム不安からFRBの利上げペースが鈍化するとの見方が広がると同様にECBも利上げは抑えられるとの見方も浮上。ユーロも対円で上値の重い展開が予想されるが、過度に不安が広がった反動もあり下値も限られるだろう。

ユーロ円予想レンジ:144円50銭~143円20銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

«  | HOME |  »

注意喚起

店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する