ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2023-12

[南アフリカランド円]SARB利上げでも

(南アフリカランド円日足)



今週は南アフリカ政策会合(SARB)が開かれ、政策金利を現行の8.25%から8.5%と0.25%の引き上げが予想される。
前回の会合では0.5%引き上げると同時に声明では「ランドは一段安になる公算」としたことで利上げ後下落。しかし、結果的に高金利通貨として対円での買い意欲は強く上昇に転じている。
ランドは金価格や原油価格に影響されやすく、最近の原油高はランドにとっては追い風となる一方で電力不足の状況が続く中で景気減速懸念も燻る。
ただ、対円ではドル円の下落以上に対ドルでランド買いの勢いが上回っている。
今回も利上げは織り込み済みではあり、利上げ後は一時的に売りが強まる可能性もあるが、最終的にランド円は堅調な地合いが続くとみる。

今週のランド円予想レンジ:7円80銭~7円53銭(61.8%、BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[南アフリカランド円]ランド安容認?

(南アフリカランド円日足)



昨日開かれたSARB政策会合では政策金利を7.75%から8.25%へと予想通り0.5%の利上げを決定。市場はほぼ織り込み済みで反応は限られた。しかし、声明文に「ランドは一段安になる公算が大きい」との内容を受けランド円は7円21銭から一気に7円06銭まで下落した。対ドルでは2020年4月以来の安値を更新した。
南アでは電力不足問題が更に悪化する中で原子力発電所のメンテナンスの遅れや電力会社エスコムの計画停電規模が拡大。ロシアへの武器供与問題で米国との摩擦が高まるなどネガティブ材料が山積。そのなかでランド安容認ともとれる声明文でランドの投げが見られた。ただ、8.25%という高い金利は魅力的であり、ネガティブ材料出尽くしとなれば買いのチャンスともいえる。

南アフリカランド円予想レンジ:7円10銭~7円04銭(61.8%)

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[南アフリカランド円]SARB利上げ織り込み

(南アフリカランド円日足)



今週開かれるSARB政策会合では政策金利を7.75%から8.25%に0.5%の引き上げが予想される。
ただ、市場は現在まで原子力発電所の復旧が遅れていることなどから再び停電に陥るといった電力不足問題が懸念される。利上げは南ア経済を更に落ち込ませるとの見方からランド円は今年最安値を更新したが、その後は世界的な株価上昇によるリスクオンの円安が進み反発。
既にネガティブ材料を織り込んでいることから市場の楽観的なセンチメントが広がる中で8.25%の金利水準は魅力的でもある。
積極的に買いは入れにくいが長期投資として下げたところでは買いを入れていきたい。

今週のランド円予想レンジ:7円27銭(61.8%、BB中心)~7円00銭(BB下限)

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[南アフリカランド円]予想上回るCPI

(南アフリカランド円日足)



昨日発表された南アの3月CPIが7.1%と予想の6.9%を上回ったことでランド円は底堅い動きで推移。市場は前月の7.0%から鈍化するとみていたことでSARBの利上げ期待から7円43銭まで上昇。ただ、南ア経済の悪化は止まらず一段の利上げは難しいとみられ上値も抑えられている。
昨年末からの下降トレンドは継続しているものの先月の7円付近での下げ止まりから反発。7円50銭付近を上抜けるようなら目先底値を打ったとみることもできる。

南アフリカランド円予想レンジ:7円49銭(BB上限)~7円37銭

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[南アフリカランド円]SARB利上げ幅0.25%

(南アフリカランド円日足)



南アフリカ中銀SARB政策会合を控えランド円は堅調な地合いで推移。各国株価の堅調な地合いを背景にリスクオンの円安が強まったことで7円63銭まで上昇。
注目のSARBは政策金利を7%から7.25%に0.25%引き上げた。市場は0.5%の引き上げを予想していたことから発表後ランド円は7円526まで下落した。
声明では23年のGDP見通しを前回の1.1%から0.3%へ下方修正。「成長見通しが悪化し通貨安リスクが高まった」「GDP下方修正は大規模な停電とその他の物流制約が原因」などとした。
クガニャゴSARB総裁は「利上げ停止をするにはインフレ率が目標範囲の中央値まで持続的に低下すること」と発言したことでランドの買い戻しが入ったが上値は抑えられた。
今年に入り0.75%の利上げが続いたが今回の0.25%の利上げによりそろそろ利上げ停止に近付いた観もある。むしろ利上げが停止すれば景気を押し上げることから下げも限定的とみる。7.25%の金利水準は長期投資として魅力的であり、時間の経過につれて緩やかに上昇が続くとみる。

ランド円予想レンジ:7円622銭(38.2%)~7円477銭

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[南アフリカランド円]大統領不正疑惑で急落

(南アフリカランド円日足)


南アフリカのラマポーザ大統領の自宅に強盗が入り多額のドル紙幣が強奪されたことで不正疑惑が広がった。元々クリーンイメージで当選しただけに反発が大きく、辞任を検討しているとの報道を受けランドは急落。
また、パウエルFRB議長の発言を受け一気に円買いが進んだことも重なりランド円は8円24銭から7円57銭まで大きく下落。
ロングがかなり損切りに掛かった可能性が高く、一気に下げを加速させたとみられる。
ただ、政治的なニュースで下げたことから混乱が収まれば再び上昇に転じる可能性が高い。
長期的に政策金利7%は魅力的であり、大きく下げたところでは少しずつ買いを入れていきたい。

ランド円予想レンジ:7円90銭(50%)~7円60銭

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