ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2007-08

豪ドル/円 早期の立ち直りを期待



豪ドル/円は突っ込み買い、現時点では原材料市況が堅調な推移を維持、資源国であるオーストラリア経済の先行見通しも確りしている。また、金融市場混乱が収拾に向えば立ち直りが最も早い通貨となる確率も高い。当面、市場不安定化により乱高下は避けられない見通しだが、突っ込みを買い拾ってもリスクを背負う可能性は低いと見ている。93円台割れは買い、高値目標は98円00銭-99円00銭。

英ポンド/円 経済指標は堅調見通し



英ポンド/円は突っ込み買い、当面は金融市場混乱収束が期待できない状況だが、英経済指標は確りした推移が見込めるだけに突っ込みを買い拾いたい。英金融機関にもサブプライム問題を背景とした不透明性は絡むが、経済指標の堅調な推移に加え、BOE(イングランド銀行)の適宜な対応も期待され、ユーロに比べて積極的に買える通貨だ。225円台割れは買い、高値目標は241円00銭-242円00銭。

ユーロ/ドル 金利絡みでユーロ優勢



ユーロ/ドルは逆張り、ユーロが対ドルで優勢に推移。FRB(連邦準備制度理事会)に「利下げ観測」が絡む反面、ECB(欧州中央銀行)に「利上げ観測」が根強いことが背景だが、ユーロを対ドルで積極的に買う方針は、EU(欧州連合)金融機関に不安定性が絡むことから勧められず、ユーロが対ドルで高値圏に達したところを売る方針が有利と見ている。1.3000ドル台割れは買い、1.3800ドル付近は利益確定を優先。

ユーロ/円 金融機関に悪影響



ユーロ/円は突っ込み買い、ドイツ金融機関にサブプライム問題を背景とした悪影響が目立っており、市場を不安定化させる要因ともなっている。今後、サブプライムに絡んだ問題が欧州市場で多発する可能性もあり、ユーロ買いのタイミングを計ることを難しくさせている。当面は、上値追いは避けて突っ込みを狙う対応を維持したい。154円割れは買い、高値目標は158円00銭-159円00銭。

ドル/円 経済指標に関心高まる



ドル/円は突っ込み買い、信用収縮に対する警戒感は一時に比べ後退、金融市場全般に落着きを取り戻しているが、警戒感が払拭されたわけではなく市場が安定を取り戻すには時間が必要だ。当然、金融市場も不安定性が絡むため乱高下を見込んだ対応が要求される。市場では「キャリー取引」が積極化する兆しを見せてはいるが、未だに「瀬踏み段階」でありポジション調整も素早いことから小刻みに上下する展開が続く見通しだ。当面、ドル/円を左右する要因は「米経済指標」と言え、サブプライム問題が米景気動向に与える影響を見極めることが優先されそうだ。また、株式市場動向からも目を離せない、特に金融・住宅セクターの動きを把握する必要があることはこれまでと変わらない。113円00銭以下は買い、高値目標は119円00銭-120円00銭。

トルコリラ/円 政情不安定化を懸念



トルコリラは模様眺め、AKP(公正発展党)が推すギュル候補が次期大統領に当選する確率が高まっているが、ギュル候補が当選した場合でもこれまでの政策姿勢を維持すれば問題はない。ただ、同候補が当選すれば現代トルコで初のイスラム系大統領となり、国是とする世俗主義を変える方針を打ち出した場合、野党(世俗主義を支持)との抗争が起こる可能性がある。政情不安に陥れば経済的にも打撃を受けるだけに当面は政局動向見極めが妥当と言える。90円台割れは買い、95円を超えれば利益確定を優先。

豪ドル/円 買い場探しに



豪ドル/円は突っ込み買い、RBA(オーストラリア準備銀行)は資金供給を通常範囲(市場混乱以前の水準)に戻しており、信用収縮に対する警戒感が後退したことを窺わせる。ベースである経済動向が確りしているだけに切り返しも速かったようだが、ファンド買いポジションが大きいことには注意は必要だ。当面、信用収縮に対する不安感が再浮上する可能性が高いが、買い拾うには好機となりそうだ。90円台割れは買い、高値目標は96円00銭-97円00銭。

英ポンド/円 利上げを巡り思惑交錯



英ポンド/円は突っ込み買い、BOE(イングランド銀行)が利上げを実施するとの見通しは市場が混乱に陥るに伴い後退しているが全く消滅したわけではない。他通貨に比べ「キャリー取引」積極化が速かっただけに「利上げ観測」もかなりの支持者がいると見られる。これまでの経済指標も総じて確りした推移を維持、今後の動向には注意が必要だ。225円台割れは買い、高値目標は241円00銭-242円00銭。

ユーロ/ドル ユーロが優勢に転じる



ユーロ/ドルは逆張り、9月に予定されるFOMC(公開市場委員会)では利下げ観測が強まるドルに対し、ECB(欧州中央銀行)が9月に再利上げとの観測が再浮上したユーロが優位に転じた。ただ、ECB再利上げ観測は不安定性が高く対ドルで高値圏に達した場面で売り圧迫が急増する可能性もある。1.3000ドル台割れは買い、1.3800ドル付近は利益確定を優先。

ユーロ/円 金利先高観測が再浮上



ユーロ/円は安値拾い、市場が落着く兆しを見せるなか、ECB(欧州中央銀行)は9月に追加利上げを実施するとの観測が再浮上、ユーロを押し上げる要因となっている。市場アナリストの間に利上げ観測が根強いことが背景だが、サブプライム問題がEU(欧州連合)金融機関に与える影響は未だに不透明であり、新たな問題が発生すれば利上げ観測も揺らぐ可能性があり、信頼性に疑問が絡む。154円割れは買い、高値目標は158円00銭-159円00銭。

ドル/円 据え置き決定受けキャリー加速か



ドル/円は突っ込み買い、FRB(連邦準備制度理事会)が金融市場混乱収束に対し積極的な姿勢を維持していることが好感され、信用収縮に対する警戒感が後退するに伴い金融市場全般に落着きを取り戻しつつある。ただ、不安が完全に消滅したわけではなく、今後も市場を不安定化させる要因であることに変わりはない。日銀金融政策決定会合では市場予想通りに「据え置き」が決定され、総裁会見に関心が移行しているが、金融政策が据え置かれたことは「キャリー取引」に拍車を掛ける可能性があり、不安定な地合ながら円は下落基調を辿る見通しだ。一方、9月に予定されるFOMC(公開市場委員会)では利下げ観測が強まり、ドルが対主要通貨で軟化する可能性があり、対円での戻りを圧迫する場面もありそうだ。113円00銭以下は買い、高値目標は119円00銭-120円00銭。

南ア・ランド/円 労働争議が続く



南ア・ランドは突っ込み買い、前週末にNUMSA(南アフリカ全国金属労働者組合)とトヨタ自動車、フォルクスワーゲン(VW)、BMW、ダイムラークライスラー(ドイツ自動車大手3社)との労使交渉が成立したとの報せを受けたが、今週に入り新たな労働紛争が発生している。物価上昇を背景に南ア産業界では賃金を巡る労働争議が多発、現時点では景気動向に影響を与えるケースは認められないが、景気が好調に推移する同国では今後も労働争議が多発する可能性が高く、動向には注意が必要と言える。15円台割れを買い、17円台後半ば利益確定を優先。


豪ドル/円 キャリー解消が上値圧迫



豪ドル/円は突っ込み買い、信用収縮警戒を背景とする「キャリー取引解消」が上値を圧迫する豪ドルだが、高金利通貨では最も景気見通しが強く切り返しも早い。また、上昇を牽引してきたファンド筋が資金繰り悪化からポジション整理を継続、上値圧迫が突発的に高まる可能性があり、タイミングが合えば買い場となりそうだ。89円台割れは買い、高値目標は94円00銭-94円50銭。

英ポンド/円 未確認情報により軟化



英ポンドは突っ込み買い、金融機関がBOE(イングランド銀行)から資金借入れとの報せを受け、英ポンドは対主要通貨で下落したが、目的が不透明なことから再び上昇した。当面、市場参加者の憶測による乱高下は多発する可能性が高いが、安易な追随は避けたいところだ。現時点で英国経済指標水準は高い位置にあり、中期的には沈静化する見通しだが、目先的には確りした推移が期待されている。223円台割れは買い、高値目標は240円00銭-241円00銭。

ユーロ/ドル ドル買いが優勢



ユーロ/ドルは逆張り、単純には利下げ観測が絡むドルは対ユーロで不利な展開と言えそうだが、金融機関に対する警戒感を含めればドルが優位に立つと見ている。既に、EU(欧州連合)域内では金融機関に悪影響が及んでいることが確認されている反面、救済策が期待できる米国では金融機関に対する影響が表面化しない可能性もあり、短期的に見れば対ドルでユーロが不利な状況が続くと見通し。1.3000ドル台割れは買い、1.3800ドル付近は利益確定

ユーロ/円 EU金融機関に不透明性絡む



ユーロ/円は下値模索、現時点でサブプライム問題を背景とした金融機関に対する警戒感は発信源である米国よりEU(欧州連合)が強く、ユーロ動向もかなり不安定化している。また、経済指標も弱さが兆しており地合悪化に拍車を掛ける可能性も生じている。当面は、慎重に下値を探す方針が妥当と言える。154円割れは買い、高値目標は157円00銭-158円00銭。

ドル/円 FRB、市場収拾策に注目

UJ22.jpg

ドル/円は突っ込み買い、21日にワシントンで、ドッド上院銀行住宅都市委員会委員長、バーナンキFRB(連邦準備制度理事会)議長、ポールソン財務長官が、金融市場混乱収拾策に関し協議を行い、ドッド委員長は協議後に開かれた記者会見で、バーナンキFRB議長が「権限内のすべての手段を行使する」と表明したと述べ、市場参加者はFRBによる市場収拾策に注目している。また、バーナンキFRB議長の積極的な姿勢も好感されている。利下げ観測も強まるが、収拾策は複数となる可能性も高いだけに内容は市場動向次第となる見通しだ。ただ、市場混乱収拾には時間が必要と言え、不安定化している市場動向を反映してドルが対円で下押す場面も多くなる可能性が高い。113円00銭以下は買い、高値目標は119円00銭-120円00銭

トルコリラ/円 大統領選、ギュル候補が優勢



トルコリラは突っ込み買い、20日にトルコ国会で実施された大統領選挙では、与党・AKP(公正発展党)が擁立したギュル候補(外相)の得票数が過半数を超えたが、当選に必要な定数(3分の2)に達せず、勝敗は第2回投票以降に持ち越された。第2回投票での当選に必要な定数は3分の2だが、28日に予定される第3回投票では過半数となっており、当選はほぼ確実視されている。ただ、イスラム色が強い候補だけに当選すれば政情不安を招くとの警戒感も浮上している。90円台割れは買い、95円を超えれば利益確定を優先。

豪ドル/円 豪ドル買いが増加



豪ドル/円は突っ込み買い、信用収縮に対する警戒感から市場が混乱に陥り、水準を大幅に下げた豪ドルだが、FRB(連邦準備制度理事会)緊急利下げを契機に豪ドル買いが増勢を辿り、主要通貨に対し上げ足を速めている。オーストラリア経済先行きに対する期待感が背景だけに内容を伴う上昇と言えるが、これまで豪ドル上昇を牽引してきたファンド筋からポジション整理売りが入る可能性もあり、買いは突っ込みを狙いたい。89円台割れは買い、高値目標は94円00銭-94円50銭。

英ポンド/円 キャリー取引再開の兆し



英ポンド/円は突っ込み買い、金利先高見通しが根強いだけにキャリー取引が一部で再開されており、上値指向が強まる可能性が生じている。金利先高見通しが後退したことから主要通貨に対し最も早く売られた英ポンドだが、修正安場面を抜けた辺りからキャリー取引を背景とした買いも散見される。ただ、市場混乱が続くだけに積極的な買い方針は勧められない。223円台割れは買い、高値目標は240円00銭-241円00銭。

ユーロ/ドル ドル優勢が続く



ユーロ/ドルは逆張り、市場混乱に対する抵抗力に関してはドルが有利なだけに当面はドルが対ユーロで優位を保つ見通し。FRB(連邦準備制度理事会)が先んじて公定歩合を引き下げたことからユーロは対ドルで戻しているが、市場混乱により利上げ観測は殆ど消滅したユーロに売り圧迫が増大する可能性が高い。1.3000ドル台割れは買い、1.3800ドル付近は利益確定を優先。

ユーロ/円 不安定性が高まる場面も

EJ21.jpg

ユーロ/円は下値模索、金融市場に対する対応に不透明性が絡むECB(欧州中央銀行)だけに、市場対策にズレが生じる可能性があり、ユーロが不安定性を増す場面もありそうだ。決済通貨としての機能がドルと比べて低いだけEU(欧州連合)金融市場での金融操作では混乱収拾能力に問題があり、FRB(連邦準備制度理事会)に支援を求めるタイミングにズレが生じれば市場混乱を招くことになる。当面、不安定性が高いだけに模様眺め姿勢が妥当。154円割れは買い、高値目標は157円00銭-158円00銭。

ドル/円 ポジション整理が先行



ドル/円は突っ込み買い、信用収縮解消への道はまだ始まったばかりであり、全ての為替市場で不安定な動きが続く見込みだが、FRB(連邦準備制度理事会)が「緊急利下げ」実施で示した積極的な対応が混乱を食い止めたことは評価される。弱気を支持する向きは利益を得る機会を失ったことからFRBに対し批判的だが、混乱に乗じて得る利益は肯定されるものではない。ただ、市場が不安定なことから憶測によるコメントが混乱を誘発するリスクは高く、市場参加者も情報分析には慎重さが不可欠である。市場では各国政府・中銀による市場対策を注目しているが、資金供給による短期金利抑制効果が低下すれば、新たな対策を講ずる可能性が高まる。当面、投機筋によるポジション整理が続く可能性が高く、市場は不安定な展開が続く見通しだ。113円00銭以下は買い、高値目標は119円00銭-120円00銭。

南ア・ランド/円 労使交渉は収束に向う



南ア・ランドは突っ込み買い、前週に南アフリカ中央銀行は利上げを実施したが、同国インフレ指標は構造的な問題もあり、経済に大きな問題が発生しない限り高い水準を推移する可能性が高い。また、同国政府がインフラ基盤強化を進めていることも経済成長にとって支援要因であり、当面は買い方針を維持することが可能な通貨と言える。ただ、堅調な景気動向を反映して各産業分野で賃金を巡る労使問題が発生、労使交渉動向に関心が高まっている。15円台割れを買い、17円台後半ば利益確定を優先。

豪ドル/円 資金逃避は目立たず



豪ドルは突っ込み買い、RAMSホーム・ローンズ・グループ(住宅金融会社)「借り換え」失敗問題発生から投資資金逃避が警戒されたが、FRB(連邦準備制度理事会)緊急利下げにより金融市場に絡む不安感が和らぎ、対ドルで上昇基調に転じている。また、RBA(オーストラリア準備銀行)も通常に比べ資金供給量を増大させている模様で、豪ドル上昇にも支援要因となっているようだ。88円台割れは買い、高値目標は93円00銭-93円50銭。


英ポンド/円 BOE対応に期待



ポンド/円は突っ込み買い、利上げ観測後退による修正安場面はほぼ抜けた模様だが、金融市場混乱収束には時間が掛かることから不安定性は否めない。ただ、中央銀行としてのBOE(イングランド銀行)評価は上位にあり、市場混乱に対する適切な対応も期待できることから英ポンド/円は突っ込みを買い拾う方針が妥当と見ている。223円台割れは買い、高値目標は240円00銭-241円00銭。

ユーロ/ドル ドルが優位を保つ



ドルが対ユーロで優勢を保つ、FRB(連邦準備制度理事会)による緊急利下げによりFRBが金融市場混乱に対し積極的に対応する姿勢を示したが、ECBは緊急利下げに対するコメントを控えており、金融市場混乱収束に向けた姿勢は金融政策を検討する必要がある。EU(欧州連合)域内でも金融機関などに問題が発生することはほぼ確実であり、緊急措置を含めECBの対応が注目される。1.3000ドル台割れは買い、1.3800ドル付近は利益確定を優先。

ユーロ/円 ECB動向に注目



ユーロ/円は下値見極め、FRB(連邦準備制度理事会)緊急利下げにより市場はやや落着きを取り戻したが、ECB(欧州中銀)がFRBほど積極的な金融政策を実施できるかは不透明性が絡む。米国とEU(欧州連合)では政治基盤に差があり、政策決定に時間が掛かる可能性も否定できない。当面、ユーロ動向はECB金融政策姿勢に左右される場面が多くなる見通しだが、消極的な政策運用姿勢であれば地合硬化に時間が掛かることになる。154円割れは買い、高値目標は157円00銭-158円00銭。

ドル/円 緊急利下げにより金融不安やや後退



ドル/円は突っ込み買い、緊急利下げにより金融不安がやや後退、不安定な推移のなかドルは方向を探る展開となる見通し。FRB(連邦準備制度理事会)が、前週末(17日)に実施した緊急利下げ(0.50%)に関しては、市場参加者の間で評価が分かれているが、FRBが何らかの措置を講ずることがポイントであって、効果を云々する場面ではない。確かに市場混乱を完全に払拭することは出来ないが、市場混乱収束には時間が掛かることは市場参加者の殆どが認識していることであり、FRBが市場混乱に対し果敢に対応していることが重要と言える。サブプライム問題に関しては、米国議会にも動きがあり、格付け機関に対する調査も米国・欧州で開始される可能性も生じるなど市場混乱収束に向けた各国中銀を中心する沈静化対策動向を注目したい。113円00銭以下は買い、高値目標は119円00銭-120円00銭。

米ドル/アイスランド・クローナ カウプシング銀行、投資銀行買収



アイスランド・クローナは突っ込み買い、カウプシング銀行(アイスランド国内銀行では最大手)は、NIBCホールディング(投資銀行/オランダ)を30億ユーロで買収、アイスランド金融界に於いては画期的な出来事だと言える。高金利通貨としてアイスランド・クローナが買われ、投資資金が流入している同国だが、保守的だった同国金融界に新たな動きが起こり始めている。現時点では成否は不透明だが、投資資金流入を利用して金融基盤を強めることができれば更なる投資資金を呼び込むことも可能となる。1ドル=65アイスランド・クローナ以下は売り、同70クローナ以上は買い。

«  | HOME |  »

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する