ドル/円 経済指標に関心高まる

ドル/円は突っ込み買い、信用収縮に対する警戒感は一時に比べ後退、金融市場全般に落着きを取り戻しているが、警戒感が払拭されたわけではなく市場が安定を取り戻すには時間が必要だ。当然、金融市場も不安定性が絡むため乱高下を見込んだ対応が要求される。市場では「キャリー取引」が積極化する兆しを見せてはいるが、未だに「瀬踏み段階」でありポジション調整も素早いことから小刻みに上下する展開が続く見通しだ。当面、ドル/円を左右する要因は「米経済指標」と言え、サブプライム問題が米景気動向に与える影響を見極めることが優先されそうだ。また、株式市場動向からも目を離せない、特に金融・住宅セクターの動きを把握する必要があることはこれまでと変わらない。113円00銭以下は買い、高値目標は119円00銭-120円00銭。
ドル/円 据え置き決定受けキャリー加速か

ドル/円は突っ込み買い、FRB(連邦準備制度理事会)が金融市場混乱収束に対し積極的な姿勢を維持していることが好感され、信用収縮に対する警戒感が後退するに伴い金融市場全般に落着きを取り戻しつつある。ただ、不安が完全に消滅したわけではなく、今後も市場を不安定化させる要因であることに変わりはない。日銀金融政策決定会合では市場予想通りに「据え置き」が決定され、総裁会見に関心が移行しているが、金融政策が据え置かれたことは「キャリー取引」に拍車を掛ける可能性があり、不安定な地合ながら円は下落基調を辿る見通しだ。一方、9月に予定されるFOMC(公開市場委員会)では利下げ観測が強まり、ドルが対主要通貨で軟化する可能性があり、対円での戻りを圧迫する場面もありそうだ。113円00銭以下は買い、高値目標は119円00銭-120円00銭。
ドル/円 FRB、市場収拾策に注目

ドル/円は突っ込み買い、21日にワシントンで、ドッド上院銀行住宅都市委員会委員長、バーナンキFRB(連邦準備制度理事会)議長、ポールソン財務長官が、金融市場混乱収拾策に関し協議を行い、ドッド委員長は協議後に開かれた記者会見で、バーナンキFRB議長が「権限内のすべての手段を行使する」と表明したと述べ、市場参加者はFRBによる市場収拾策に注目している。また、バーナンキFRB議長の積極的な姿勢も好感されている。利下げ観測も強まるが、収拾策は複数となる可能性も高いだけに内容は市場動向次第となる見通しだ。ただ、市場混乱収拾には時間が必要と言え、不安定化している市場動向を反映してドルが対円で下押す場面も多くなる可能性が高い。113円00銭以下は買い、高値目標は119円00銭-120円00銭
ドル/円 ポジション整理が先行

ドル/円は突っ込み買い、信用収縮解消への道はまだ始まったばかりであり、全ての為替市場で不安定な動きが続く見込みだが、FRB(連邦準備制度理事会)が「緊急利下げ」実施で示した積極的な対応が混乱を食い止めたことは評価される。弱気を支持する向きは利益を得る機会を失ったことからFRBに対し批判的だが、混乱に乗じて得る利益は肯定されるものではない。ただ、市場が不安定なことから憶測によるコメントが混乱を誘発するリスクは高く、市場参加者も情報分析には慎重さが不可欠である。市場では各国政府・中銀による市場対策を注目しているが、資金供給による短期金利抑制効果が低下すれば、新たな対策を講ずる可能性が高まる。当面、投機筋によるポジション整理が続く可能性が高く、市場は不安定な展開が続く見通しだ。113円00銭以下は買い、高値目標は119円00銭-120円00銭。
ドル/円 緊急利下げにより金融不安やや後退

ドル/円は突っ込み買い、緊急利下げにより金融不安がやや後退、不安定な推移のなかドルは方向を探る展開となる見通し。FRB(連邦準備制度理事会)が、前週末(17日)に実施した緊急利下げ(0.50%)に関しては、市場参加者の間で評価が分かれているが、FRBが何らかの措置を講ずることがポイントであって、効果を云々する場面ではない。確かに市場混乱を完全に払拭することは出来ないが、市場混乱収束には時間が掛かることは市場参加者の殆どが認識していることであり、FRBが市場混乱に対し果敢に対応していることが重要と言える。サブプライム問題に関しては、米国議会にも動きがあり、格付け機関に対する調査も米国・欧州で開始される可能性も生じるなど市場混乱収束に向けた各国中銀を中心する沈静化対策動向を注目したい。113円00銭以下は買い、高値目標は119円00銭-120円00銭。
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