ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2007-08

突っ込み買い方針を維持

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南アランド/円は突っ込み買い、米国金融市場がサブプライム問題で揺らぐなか、南アランドも不安定な推移となっているが、インフレ率も6%を超える水準が続いており、金利が軟化する可能性は極めて低い。ただ、労働コストを含め生産性向上を目指す同国鉱山企業動向が気になるところだが、好調な経済動向を背景に富裕層増加が続く同国では労働コスト抑制にも限度があり、資源価格上昇を背景とした生産設備更新が有力だ。当面、米金融市場動向を睨みながら突っ込みを買い拾う方針を勧めたい。

利上げ期待が強まる

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豪ドル/円は押し目買い、サブプライム問題に対する警戒感後退から上昇に転じている豪ドルだが、FOMC(公開市場委員会)見極め優先から積極的に買い進む動きは控えられている。ただ、金利見通しに関し、現時点で「利上げ観測」が最も強い通貨となり買い場を探す方針は維持。FOMC声明文が無難な内容となり、ドルが安定すれば上値追いが期待できる状況だ。100円台割れは買い、高値目標は105円00銭-105円50銭。


年内利上げ回数を巡り思惑交錯

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英ポンド/円は突っ込み買い、サブプライム問題を背景とした金融市場不安定化も影響してBOE(イングランド銀行)が2007年内に実施する利上げ回数に関しての見通しにも変化が生じており、利上げ回数を2回と予想する市場筋と1回に下方修正する市場筋の思惑が交錯、ポジション調整売りによる圧迫が英ポンドを押し下げている。調整場面では買い場を探すことを勧めたいが、下げ幅は限定される見通しだ。240円台割れは買い、高値目標は247円50銭-248円00銭。

ユーロ優勢に推移

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ユーロ/ドルは逆張り、株式市場上昇からドルは対円で水準を上げたが、対ユーロでは軟調に推移、金利見通しが絡む展開となればユーロ優勢は当然と言える。米国時間に控えるFOMC(連邦公開市場委員会)でも「利下げ」はないとしても「利上げ」は考えられず、当面はユーロが対ドルで優位を保つ見通しだ。1.3200ドル台割れは買い、1.4000ドル付近は利益確定を優先。


金利見通し背景に上昇か

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ユーロ/円は突っ込み買い、米株価上昇を受け金融不安が後退するなか、金利差を背景とした円売り/ユーロ買いが活発化、ユーロは対円・ドルで上昇している。FOMC(連邦公開市場委員会)控えから上値圏で揉合いに転じたが、米金融市場が落着けば上昇基調を辿る可能性が高い。市場では、ECB(欧州中央銀行)が9月に追加利上げを実施するとの観測が拡大しており、上値余地はかなり残していると見ている。162円割れは買い、高値目標は167円50銭-168円00銭。



FOMCを控え模様眺め

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ドル/円は突っ込み買い、ドル/円は118円台後半を小動きに推移しているが、序盤に米株式市場上昇を受けドル買い/円売り優勢に推移した流れを引き継ぎ、118円台後半に上昇したが、その後は米国時間に行われるFOMC(連邦公開市場委員会)見極め優先から全般に模様眺め傾向を強めている。FOMC見通しだが、政策金利は据え置き予想が大勢を占め、声明文内容に注目が集まっている。NY市場筋には金利下げ期待が強いが、FRB(連邦準備制度理事会)はインフレに対する警戒感を緩めることはないと見られ、サブプライム問題の影響に関しても言及する見通しだ。117円50銭以下は買い、高値目標は123円00銭-123円50銭。

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