ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2007-08

ランド利上げ観測拡大

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南アランドは突っ込み買い、ムボウェニ南アフリカ中央銀行総裁はインフレ率が中央銀行の目標値を上回る水準を推移していることを受け、来週に開催が予定される金融政策決定会合で利上げを実施する可能性を示唆。今週内、サブプライム問題などによる米金融市場不安定化などから南アランドが下押した場面は、買い拾いを入れる好機となりそうだ。16円台割れを買い、18円に迫れば利益確定を優先。

豪ドル利上げ発表受け緩む




豪ドル/円は突っ込み買い、RBA(オーストラリア準備銀行)は、市場予想通りに利上げを決定、政策金利は6.50%と2006年11月以来の最高水準に達した。ただ、金融政策決定会合後の声明は利上げ姿勢がこれまでに比べ後退したと受け取られており、目先的にはポジション調整売りが上値を圧迫する可能性が高い。100円台割れは買い、高値目標は105円00銭-105円50銭。

ポンド金利見通し巡り思惑交錯




英ポンド/円は突っ込み買い、07年内利上げ回数を巡る思惑が交錯するなか、英ポンドは円を含む主要通貨で弱含みに推移している。サブプライム問題に対する警戒感から住宅市場動向に敏感な英ポンド買いを後退させる動きが生じており、経済指標の伸びに頭打ちの兆しが見えることも嫌気されている。ただ、対円では金利差が大きいことから買い方針を転換させるには至らず、突っ込み場面を買い拾う方針を維持。240円台割れは買い、高値目標は247円50銭-248円00銭。

ユーロ/ドルFOMC声明受けドル優位に




ユーロ/ドルは逆張り、FOMC(公開市場委員会)声明文はドル売り/ユーロ買いを仕掛けた向きにとっては予想を裏切る内容となり、ドルが対ユーロで優位に立っている。ただ、サブプライム問題が金融機関に与える影響に関しては、米・欧市場ともほぼ同様と見られ、今後も波状的に浮上する可能性が高い。1.3200ドル台割れは買い、1.4000ドル付近は利益確定を優先。

ユーロポジション調整売りに軟化

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ユーロ/円は突っ込み買い、トリシェECB(欧州中央銀行)総裁が、9月利上げを示唆する姿勢を示すなか、米国金利先安見通しを背景にドル売り/ユーロ買いを仕掛けた向きがポジション調整売りを入れておりユーロ/円も上値の重い推移だが、一時的な売り圧迫増大と見られるだけにユーロ/円では買い場と言える。ただ、慌てて買いを入れる場面ではなく、欧州でのサブプライム問題浮上時を狙いたい。162円割れは買い、高値目標は167円50銭-168円00銭。

ドル利下げ観測後退

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ドル/円は突っ込み買い、FOMC(連邦公開市場委員会)では、市場予想通りに金利据え置きを決定したが、声明文にはNY市場筋を中心に浮上していた利下げを示唆する文言はなく、インフレに対する警戒姿勢を維持する内容となった。また、サブプライム問題に対するリスクを強調する文言も見当たらず、ドル/円に対してやや強気と受け取れる内容だが、積極的に買いを進めるには至らないものとなった。弱気筋には中立化を指摘する向きもあるが、確りした根拠に乏しく問題視する必要はない。当面、ドル売りは後退する可能性が高く、サブプライム問題に絡む突っ込み場面は買い場となりそうだ。117円50銭以下は買い、高値目標は123円00銭-123円50銭。

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