ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2007-08

トルコ・リラPKK問題に節目




トルコ・リラは突っ込み買い、米金融市場に絡む不安感後退から確りした動きを取り戻しているが、不安が完全に消滅したとは言えない現状だけに不安定な動きが続く見通しだ。反面、懸念材料であるPKK(クルド労働者党/武装組織)問題は、PKKが拠点とするトルコと国境を接するイラクとの間に「封じ込め協力する覚書」が取り交わされ沈静化の兆しが見えてきた。同覚書は、エルドアン・トルコ首相とマリキ・イラク首相が署名、両国高級官僚協議により具体策が検討される。90円台割れは買い、96円を超えれば利益確定を優先。

豪ドル7月雇用統計は強い




豪ドル/円は突っ込み買い、豪・7月雇用統計では、就業者数が2.18万人増加と市場予想(中央値/2.50万人増加)には届かなかったが、失業率が4.3%と市場予想(4.4%)を下回り、総体的には強気材料と受け取られた。同発表を受け市場には利上げ観測が拡大しており、当面は上値を試す展開となりそうだ。100円台割れは買い、高値目標は105円00銭-105円50銭。

ポンド四半期報告では年内利上げ1回




英ポンド/円は突っ込み買い、BOE(イングランド銀行)から発表された四半期物価報告内容からすれば、年内に利上げ(0.25%)は1回となりそうだ。サブプライム問題浮上により不透明化した市場動向も影響したようだが、経済指標に緩みが生じたことが利上げ見通しを後退させたと言える。ポジション調整による上値圧迫増大もあり、突っ込みを狙う買い方針を勧めたい。240円台割れは買い、高値目標は247円50銭-248円00銭。

ユーロ/ドル景気見通しに差が生じる




ユーロ/ドルは逆張り、サブプライム問題に関してはドル・ユーロとも影響を受け易い通貨と言えるが、景気動向に与える影響からすればドルが不利である。市場はサブプライム問題による米景気悪化を警戒、金利見通しを揺るがせる場面も見られた。慎重に過ぎると見ているが、ヘッジファンド動向が不透明なだけに否定も難しい。1.3200ドル台割れは買い、1.4000ドル付近は利益確定を優先。

ユーロ乱高下場面を念頭に




ユーロ/円は突っ込み買い、ECB(欧州中央銀行)追加利上げ観測が絡むユーロは上値追いが期待できるが、サブプライム問題に関してはドルと同程度の影響を受ける可能性が高く、買い場と見るか、売り場と受け取るかはポジション次第と言える。一本調子の上昇は期待し難いが、「金利差」「景気動向」を素直に評価すれば買い方針が妥当となる。162円割れは買い、高値目標は167円50銭-168円00銭。

ドル不安後退から対円で上昇




ドル/円は突っ込み買い、サブプライム問題長期化見通しが絡むドルは主要通貨に対し下落したが、金利差が大きい対円では上昇した。背景には米株価上昇に伴う「円キャリー取引」活発化があり、円は主要通貨の全てに対し下落している。市場が落着けば金利差に関心が傾くことになり、円売り/他通貨買いが活発化することは極めて自然な流れと言える。また、サブプライム問題浮上からドルは対円で大幅に下押したことから修正場面を迎えても当然と言える。1ドル=120円突破には抵抗もありそうだが、根拠に乏しい8月利上げ観測が弱まれば上抜く可能性が高い。117円50銭以下は買い、高値目標は123円00銭-123円50銭。


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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
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