ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2007-08

トルコ・リラ 動きが不安定化



トルコ・リラ/円は突っ込み買い、与党・AKP(公正発展党)がイスラム色を緩め、安定政権を目指す方針が確認されており、当面、政情不安は回避される見通し。また、イラクとの国境問題にも目処が付き、武装集団であるクルド労働者党(PKK)の過激な行動を抑止できる可能性も高まっている。ただ、与党・AKPが内政に目を向ければ、金利政策を見直す可能性もあり、中期的な警戒材料として浮上することになりそうだ。90円台割れは買い、95円を超えれば利益確定を優先。

豪ドル キャリー解消により軟化



豪ドル/円は突っ込み買い、米サブプライム問題を背景とした金融市場混乱からファンドを中心にポジション調整売りが波状的に入り、豪ドルを圧迫している。また、キャリー取引解消を狙う目先筋の売り浴びせも認められ、ポジション維持が難しい状況となっている。当面、弱気材料に敏感な状況が続く見通しだが、経済指標動向が堅調なだけに売り方針は勧められない。100円台割れは買い、高値目標は105円00銭-105円50銭。

英ポンド 金利見通し不透明化



英ポンド/円は突っ込み買い、金利先高見通しを背景に買われた英ポンドだが、米サブプライム問題を背景とした金融市場混乱により金利見通しが不透明化したことが上値を圧迫、当面は下値を試す展開が続く見通しだ。ただ、経済指標は落着きを見せてはいるが、BOE(イングランド銀行)目標を上回る水準を推移、追加利上げ観測も2回から1回に修正されたに過ぎない。238円台割れは買い、高値目標は245円50銭-246円00銭。

ユーロ/ドル ドル優勢が続く



ユーロ/ドルは逆張り、米サブプライム問題を背景とする金融市場混乱が欧州経済圏に波及して以降、ユーロに対する売り圧迫が増大、対ドルでも下値を模索する展開が続いている。経済指標動向は確りした推移を維持しているが、金利見通し不透明化によるポジション調整売りがユーロを圧迫しているようだ。1.3000ドル台割れは買い、1.3800ドル付近は利益確定を優先。

ユーロ 警戒感が強く下値圧迫大きい



ユーロ/円は突っ込み買い、金利先高見通しが絡むユーロが大幅に下落しているが、背景には金融市場混乱に対する強い警戒感があり、早急なECB(欧州中央銀行)金融操作も影響を及ぼしている。金融市場混乱が米国市場より長引く可能性もあり、当面、ユーロは主要通貨で下値を模索する展開が続く見通しだ。また、欧州主要通貨もユーロ動向に影響を受ける可能性が高く、全般に弱含みに推移することになりそうだ。160円割れは買い、高値目標は165円50銭-166円00銭。

ドル 経済指標動向に注目



ドル/円は突っ込み買い、米サブプライム問題に金融市場混乱もFRB(連邦準備制度理事会)・ECB(欧州中央銀行)など各国中央銀行よる資金供給から落着きを取り戻しつつあるが、米国住宅市場回復には時間が掛かる見通しだけに市場混乱に対する警戒感が完全に消滅する可能性は極めて低い。反面、住宅関連指標を除き堅調に推移する米経済指標動向に対する信頼感を背景に投資意欲自体に萎縮は認められず、軟調に推移する米株式市場でも銘柄選別による買いが目立ち始めている。当面、金融市場混乱による影響を最小限に抑えるため主要な金融機関は融資基準厳格化を維持する可能性が高く、資金逼迫によるポジション整理から乱高下が起こり易い状況であることを念頭に置く必要がある。117円00銭以下は買い、高値目標は123円00銭-123円50銭。

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