ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2007-08

南ア・ランド 07年経済成長率は5%超えるか



南ア・ランドは突っ込み買い、旺盛な個人消費がインフレ指数高止まりを支えており、南アフリカ中央銀行も引き締め政策を継続、金利見通しも先高観測が大勢を占めている。一方、やや軟化したとは言え、原材料市況は高値圏にあり資源国としての一面を持つ同国にとっては有利な状況が続いている。また、南ア政府が進めるインフラ投資拡大などが貢献、07年経済成長率も5%を超える可能性があり、先行きに期待が膨らむ通貨と言える。16円台割れを買い、18円に迫れば利益確定を優先。

豪ドル/円 キャリー解消が続く



豪ドル/円は突っ込み買い、欧米市場を混乱に陥れた信用収縮に対する警戒感が豪ドルにも波及、ヘッジ・ファンドよる買いが多かっただけに影響も大きくなっている。金融市場混乱収拾を待つ以外に地合が確りする要因は考え難いが、経済動向・金利水準を勘案すれば買い方針を維持することが妥当。当面はポジション維持が先決だが、突っ込みは買い拾いたい。100円台割れは買い、高値目標は105円00銭-105円50銭。

英ポンド/円 金利見通しに狂い



英ポンド/円は突っ込み買い、全般的に経済指標が落着きを見せており、07年内利上げ観測が2回から1回に下方修正されているが、前日に発表された7月HICP(消費者物価指数)が、前年同月比1.9%上昇と市場予想を下回り、1回の利上げの可能性が低下したことから失望売りが先行している。ただ、利上げ観測は消滅したわけではなく、今後の経済指標動向に関心が集まっている。233円台割れは買い、高値目標は240円00銭-241円00銭。

ユーロ/ドル ドル優勢に推移



ユーロ/ドルは逆張り、信用収縮に対する警戒感から主要市場は極めて不安定な状態が続いているが、米国市場に比べ欧州市場の状況が悪い。決済通貨としても格段にドルが有利なだけに対ドルでユーロが下値を試す展開が続く見通し。また、中央銀行の対応にも差があり、FRB(連邦準備制度理事会)に比べ、ECB(欧州中央銀行)の対応に稚拙さが窺える。1.3000ドル台割れは買い、1.3800ドル付近は利益確定を優先。


ユーロ/円 欧州市場、混乱続く



ユーロ/円は突っ込み買い、市場混乱が続く欧州市場ではECB(欧州中央銀行)が、資金供給を続けているが混乱収拾に目処が立たないようだ。ECBがこのまま資金供給姿勢を緩めなければ、信用収縮に対する警戒感が強いというだけでは説明できず、更に問題が浮上するのではないかとの更なる懸念を呼び込む可能性もあり、ECB動向に注目が集まっている。157円割れは買い、高値目標は162円50銭-163円00銭。



ドル/円 信用不安背景にドルが下値模索



ドル/円は突っ込み買い、信用収縮不安を背景に「質への逃避」が続くなか、円はヘッジ・ファンドを中心とする「キャリー取引解消」により主要通貨に対しジリジリと水準を上げている。反面、ドルは対円以外の通貨に対しては水準を上げており、特に欧州通貨に対しての上げ幅が大きくなっている。ただ、金融市場全般に信用収縮に対する警戒感から多くの市場参加者が浮き足立っており、些細な材料にも過敏に反応する場面が目立つ展開。当面、円は主要通貨に対し戻りを試し、ドルは下値を模索することになる見通し。ただ、混乱収拾は欧州市場が落着きを取り戻さない限り期待できず、当面はポジション維持が先決となる。116円00銭以下は買い、高値目標は122円00銭-122円50銭。

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