ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2007-08

米ドル/アイスランド・クローナ カウプシング銀行、投資銀行買収



アイスランド・クローナは突っ込み買い、カウプシング銀行(アイスランド国内銀行では最大手)は、NIBCホールディング(投資銀行/オランダ)を30億ユーロで買収、アイスランド金融界に於いては画期的な出来事だと言える。高金利通貨としてアイスランド・クローナが買われ、投資資金が流入している同国だが、保守的だった同国金融界に新たな動きが起こり始めている。現時点では成否は不透明だが、投資資金流入を利用して金融基盤を強めることができれば更なる投資資金を呼び込むことも可能となる。1ドル=65アイスランド・クローナ以下は売り、同70クローナ以上は買い。

豪ドル/円 借り換え失敗が響く



豪ドルは下値模索、RAMSホーム・ローンズ・グループ(住宅金融会社)が、米CP(コマーシャルペーパー)市場流動性低下で短期債務約62億豪ドルの「借り換え」ができなかったことが響いて豪ドル売りに拍車が掛かったが、実態経済は高金利通貨のなかでも最も確りしており、ポジション整理が一巡すれば切り返しが期待できる。85円台割れは買い、高値目標は90円00銭-90円50銭。

英ポンド/円 英ポンドは売り過ぎか



英ポンド/円は下値模索、欧州金融市場が混乱に陥るなかロンドン金融市場も大揺れとなり金利先高見通しが最も高かった英ポンドは「キャリー取引」解消による影響も大きく、下げ幅も他通貨をかなり上回っている。市場混乱のなか水準を云々することは無駄かも知れないが、反発力蓄積が最も大きいと見ている。220円台割れは買い、高値目標は230円00銭-231円00銭。

ユーロ/ドル ドル買い優勢が続く



ユーロ/ドルは逆張り、米国で発生したサブプライム問題だが、不安を拡大させたのは欧州金融機関であり、同問題を背景とした信用収縮もユーロ圏に大きな影響を及ぼしている。信用不安が収拾に向う過程でもユーロはドルに比べ、不安感後退が遅れる可能性が高い。当面は混乱が続く見通しだが、米国株式市場では転換点を模索する動きも兆しており、週末にかけて欧州株式市場動向が注目される。1.3000ドル台割れは買い、1.3800ドル付近は利益確定を優先。

ユーロ/円 ユーロ圏金融筋に不透明性高い



ユーロ/円は下値を模索、各国中央銀行が金融市場混乱収拾に躍起となるなか、金利先高見通しも殆ど消滅しているが、ECB(欧州中央銀行)とすれば、市場混乱により金融政策を転換することには最後まで抵抗すると見ている。ECBが利上げを実施する確率は現時点で五分五分、混乱が収拾すれば更に確率は高まるが、金融機関に不透明性が絡むユーロ圏では他市場に比べ収拾に時間が掛かる可能性もある。150円割れは買い、高値目標は155円00銭-155円00銭。

ドル/円 目先筋が円売り仕掛ける



ドル/円は転換点を模索、米サブプライム問題に端を発した世界的な信用収縮に対する警戒感を背景に「キャリー取引」解消が先行するなか、ドル/円も下値追いが続いている。ここ2-3日は「キャリー取引」のポジション整理による円買戻しが大幅に増加、円上昇圧力を増大させる要因ともなっている。混乱する市場では、ファンダメンタル、テクニカル分析とも殆ど用を成さないが、「売り過ぎ」の域であることは誰の目にも明らかだ。相場的には最終段階に入っており、これまで「円買い」を仕掛けていた目先筋も「円売り」に転じており、今後も波状的に「円売り」を入れる見通しだ。信用収縮による影響を量り込むことは極めて難しいと言えるが、市場動向を眺めれば転換点を模索する展開と言える。113円00銭以下は買い、高値目標は119円00銭-120円00銭。

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