ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2007-08

トルコリラ/円 大統領選、ギュル候補が優勢



トルコリラは突っ込み買い、20日にトルコ国会で実施された大統領選挙では、与党・AKP(公正発展党)が擁立したギュル候補(外相)の得票数が過半数を超えたが、当選に必要な定数(3分の2)に達せず、勝敗は第2回投票以降に持ち越された。第2回投票での当選に必要な定数は3分の2だが、28日に予定される第3回投票では過半数となっており、当選はほぼ確実視されている。ただ、イスラム色が強い候補だけに当選すれば政情不安を招くとの警戒感も浮上している。90円台割れは買い、95円を超えれば利益確定を優先。

豪ドル/円 豪ドル買いが増加



豪ドル/円は突っ込み買い、信用収縮に対する警戒感から市場が混乱に陥り、水準を大幅に下げた豪ドルだが、FRB(連邦準備制度理事会)緊急利下げを契機に豪ドル買いが増勢を辿り、主要通貨に対し上げ足を速めている。オーストラリア経済先行きに対する期待感が背景だけに内容を伴う上昇と言えるが、これまで豪ドル上昇を牽引してきたファンド筋からポジション整理売りが入る可能性もあり、買いは突っ込みを狙いたい。89円台割れは買い、高値目標は94円00銭-94円50銭。

英ポンド/円 キャリー取引再開の兆し



英ポンド/円は突っ込み買い、金利先高見通しが根強いだけにキャリー取引が一部で再開されており、上値指向が強まる可能性が生じている。金利先高見通しが後退したことから主要通貨に対し最も早く売られた英ポンドだが、修正安場面を抜けた辺りからキャリー取引を背景とした買いも散見される。ただ、市場混乱が続くだけに積極的な買い方針は勧められない。223円台割れは買い、高値目標は240円00銭-241円00銭。

ユーロ/ドル ドル優勢が続く



ユーロ/ドルは逆張り、市場混乱に対する抵抗力に関してはドルが有利なだけに当面はドルが対ユーロで優位を保つ見通し。FRB(連邦準備制度理事会)が先んじて公定歩合を引き下げたことからユーロは対ドルで戻しているが、市場混乱により利上げ観測は殆ど消滅したユーロに売り圧迫が増大する可能性が高い。1.3000ドル台割れは買い、1.3800ドル付近は利益確定を優先。

ユーロ/円 不安定性が高まる場面も

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ユーロ/円は下値模索、金融市場に対する対応に不透明性が絡むECB(欧州中央銀行)だけに、市場対策にズレが生じる可能性があり、ユーロが不安定性を増す場面もありそうだ。決済通貨としての機能がドルと比べて低いだけEU(欧州連合)金融市場での金融操作では混乱収拾能力に問題があり、FRB(連邦準備制度理事会)に支援を求めるタイミングにズレが生じれば市場混乱を招くことになる。当面、不安定性が高いだけに模様眺め姿勢が妥当。154円割れは買い、高値目標は157円00銭-158円00銭。

ドル/円 ポジション整理が先行



ドル/円は突っ込み買い、信用収縮解消への道はまだ始まったばかりであり、全ての為替市場で不安定な動きが続く見込みだが、FRB(連邦準備制度理事会)が「緊急利下げ」実施で示した積極的な対応が混乱を食い止めたことは評価される。弱気を支持する向きは利益を得る機会を失ったことからFRBに対し批判的だが、混乱に乗じて得る利益は肯定されるものではない。ただ、市場が不安定なことから憶測によるコメントが混乱を誘発するリスクは高く、市場参加者も情報分析には慎重さが不可欠である。市場では各国政府・中銀による市場対策を注目しているが、資金供給による短期金利抑制効果が低下すれば、新たな対策を講ずる可能性が高まる。当面、投機筋によるポジション整理が続く可能性が高く、市場は不安定な展開が続く見通しだ。113円00銭以下は買い、高値目標は119円00銭-120円00銭。

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