ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2007-08

南ア・ランド/円 労働争議が続く



南ア・ランドは突っ込み買い、前週末にNUMSA(南アフリカ全国金属労働者組合)とトヨタ自動車、フォルクスワーゲン(VW)、BMW、ダイムラークライスラー(ドイツ自動車大手3社)との労使交渉が成立したとの報せを受けたが、今週に入り新たな労働紛争が発生している。物価上昇を背景に南ア産業界では賃金を巡る労働争議が多発、現時点では景気動向に影響を与えるケースは認められないが、景気が好調に推移する同国では今後も労働争議が多発する可能性が高く、動向には注意が必要と言える。15円台割れを買い、17円台後半ば利益確定を優先。


豪ドル/円 キャリー解消が上値圧迫



豪ドル/円は突っ込み買い、信用収縮警戒を背景とする「キャリー取引解消」が上値を圧迫する豪ドルだが、高金利通貨では最も景気見通しが強く切り返しも早い。また、上昇を牽引してきたファンド筋が資金繰り悪化からポジション整理を継続、上値圧迫が突発的に高まる可能性があり、タイミングが合えば買い場となりそうだ。89円台割れは買い、高値目標は94円00銭-94円50銭。

英ポンド/円 未確認情報により軟化



英ポンドは突っ込み買い、金融機関がBOE(イングランド銀行)から資金借入れとの報せを受け、英ポンドは対主要通貨で下落したが、目的が不透明なことから再び上昇した。当面、市場参加者の憶測による乱高下は多発する可能性が高いが、安易な追随は避けたいところだ。現時点で英国経済指標水準は高い位置にあり、中期的には沈静化する見通しだが、目先的には確りした推移が期待されている。223円台割れは買い、高値目標は240円00銭-241円00銭。

ユーロ/ドル ドル買いが優勢



ユーロ/ドルは逆張り、単純には利下げ観測が絡むドルは対ユーロで不利な展開と言えそうだが、金融機関に対する警戒感を含めればドルが優位に立つと見ている。既に、EU(欧州連合)域内では金融機関に悪影響が及んでいることが確認されている反面、救済策が期待できる米国では金融機関に対する影響が表面化しない可能性もあり、短期的に見れば対ドルでユーロが不利な状況が続くと見通し。1.3000ドル台割れは買い、1.3800ドル付近は利益確定

ユーロ/円 EU金融機関に不透明性絡む



ユーロ/円は下値模索、現時点でサブプライム問題を背景とした金融機関に対する警戒感は発信源である米国よりEU(欧州連合)が強く、ユーロ動向もかなり不安定化している。また、経済指標も弱さが兆しており地合悪化に拍車を掛ける可能性も生じている。当面は、慎重に下値を探す方針が妥当と言える。154円割れは買い、高値目標は157円00銭-158円00銭。

ドル/円 FRB、市場収拾策に注目

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ドル/円は突っ込み買い、21日にワシントンで、ドッド上院銀行住宅都市委員会委員長、バーナンキFRB(連邦準備制度理事会)議長、ポールソン財務長官が、金融市場混乱収拾策に関し協議を行い、ドッド委員長は協議後に開かれた記者会見で、バーナンキFRB議長が「権限内のすべての手段を行使する」と表明したと述べ、市場参加者はFRBによる市場収拾策に注目している。また、バーナンキFRB議長の積極的な姿勢も好感されている。利下げ観測も強まるが、収拾策は複数となる可能性も高いだけに内容は市場動向次第となる見通しだ。ただ、市場混乱収拾には時間が必要と言え、不安定化している市場動向を反映してドルが対円で下押す場面も多くなる可能性が高い。113円00銭以下は買い、高値目標は119円00銭-120円00銭

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注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
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