ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2007-08

トルコ・リラ/円 模様眺め姿勢を維持



トルコ・リラは模様眺め姿勢を維持、28日に実施された大統領選挙(第3回投票)で、与党・AKP(公正発展党)が推すギュル候補が大統領となった。ギュル大統領は、トルコが共和国となって以来、初のイスラム系大統領であり、これまで政治を掌握していた軍部(世俗派)との間で摩擦が生じる可能性が高い。28日に行われた新大統領就任宣誓式では軍首脳が欠席、軍事最高司令官を兼任する大統領を牽制する動きと見られている。当面、同国政情が不安定化する可能性があり、動向見極めが先決だ。90円台割れは買い、95円を超えれば利益確定を優先。

豪ドル/円 ファンド破綻を嫌気



豪ドル/円は突っ込み買い、豪ドルはサブプライム問題に端を発した市場不安定化により最も大きな影響を受けている通貨だけに信用不安を煽る材料には過敏に反応、今日も同国ヘッジファンド破綻を受け下押した。一方、資源国としての評価は高く、市場混乱が落ち着けばかなりの上昇が期待できることも事実である。当面、突っ込みを丁寧に買い拾いたい。高値目標は99円00銭-99円50銭。


英ポンド/円 BOE動向に注目



英ポンド/円は突っ込み買い、英国住宅市場にも問題が発生する兆しが見られ、英ポンドに対して売り圧迫が強まる可能性も生じている。ただ、金融機関に対する影響に関しては、BOE(イングランド銀行)動向が焦点、信用収縮が世界的に悪影響を及ぼしている現状では、中央銀行が有効な対策を講ずれば事態は大きく変化する。これまで幾度も修羅場を潜り抜けてきたBOEの手腕に期待したいところだ。高値目標は240円00銭-241円00銭。

ユーロ/ドル ドルが優勢を維持



ユーロ/ドルは逆張り、金融収縮に対する対応に相違があり、FRB(連邦準備制度理事会)とECB(欧州中央銀行)では、市場対策に時間的なズレが生じる可能性があるため、市場混乱が収拾するまでは、対ドルでユーロ買いポジションを持つことはリスクを背負うことになりそうだ。ベースは逆張りだが、現時点ではユーロの売り場を探したい。1.3000ドル台割れは買い、1.3800ドル付近は利益確定を優先。

ユーロ/円 不安定な推移が続く



ユーロ/円は下値模索、ECB(欧州中央銀行)が実施した長期買いオペ応札額は、過去最高を更新、未だに流動性が逼迫していることが確認された。EU(欧州連合)域内の金融機関に対する不安感も根強く、経済指標に悪影響を及ぼす可能性も高まっている。今後、ECBの市場対策が注目されるが、現時点ではあまり期待が持てず、FRB(連邦準備制度理事会)政策頼みと言ったところだ。高値目標は160円00銭。


ドル/円 FRB動向が市場を左右



ドル/円は突っ込み買い、金融収縮に対する警戒感は依然として根強く、為替市場を含め不安定な推移が続く見通し。FRB(連邦準備制度理事会)も市場動向を注視しており、混乱収拾策を模索している。また、FRBが収拾に積極的な姿勢を維持していることも市場を支える要因だ。月末が迫り、公定歩合引下げ・資金供給などFRBがこれまで実施した金融政策(混乱収拾策)市場に与えた影響を評価することが可能となり、当面の金利動向を決定するベースとなる見込みだ。効果が認められなければ「質への逃避」が続き、米国債券市場は上げ基調を維持することになり、米国株式市場は売り圧迫が増大しドルが下押す展開となる。効果があれば逆のプロセスを辿ることが期待される。米国時間に発表される米・第2四半期GDP(国内総生産)伸び率改定値は、3.5%-4.5%程度となる見通し。高値目標は120円00銭-121円00銭。

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