ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2007-08

米ドル/アイスランド・クローナ 経済動向は確り推移



アイスランド・クローナは突っ込み買い、信用収縮に対する警戒感から欧米市場が混乱に陥るなか、アイスランド経済に影響を与える北欧諸国は堅調な経済動向を維持、アイスランド経済も確りした推移を維持している。ただ、経済規模が極めて小規模なだけにドル不安定化による影響は避けられず、上下に大きく振れる展開が続いている。突っ込み買いだが、買い場は慎重に選びたい。1ドル=65アイスランド・クローナ以下は売り、同70クローナ以上は買い。

豪ドル/円 切り返しも早い



豪ドル/円は突っ込み買い、前日は同国ヘッジファンド破綻により上値を圧迫されたが、商品相場が高止まりを維持しており、資源国としての評価に変わりはない。ただ、同国中央銀行の市場混乱に対する対応策には期待が持てず、連鎖的な売りに下押す場面が多発することは念頭に置きたい。当面、突っ込みを丁寧に買い拾いたい。高値目標は99円00銭-99円50銭。

英ポンド/円 金融政策に期待



英ポンド/円は突っ込み買い、信用収縮に対する警戒感から民間金融機関が「貸し渋り」姿勢を強めるなか、BOE(イングランド銀行)は流動性確保から資金供給を実施しているが、事態改善に向けた救済策を講ずるには時期が早く、当面は資金供給を中心とした対応を続ける見通しだ。ただ、市場対策に対するノウハウ蓄積は豊富で、今後の金融政策に期待したい。高値目標は240円00銭-241円00銭。

ユーロ/ドル ドル優勢が続く



ユーロ/ドルは逆張り、上院議員に宛てた書簡でバーナンキFRB(連邦準備制度理事会)議長が、信用収縮抑止に対し積極的な姿勢を持っていることが確認されたが、トリシェECB(欧州中央銀行)総裁は、カンザスシティー地区連銀・経済シンポジウムを欠席、対応の差を市場に印象付けた。市場が自己回復力を喪失している場面では中央銀行による救済策が注目されているだけに軽率に過ぎる行動と言える。ECBが有効な市場対策を模索しているとすれば、ユーロ買いは見合わせたほうが得策だ。1.3000ドル台割れは買い、1.3800ドル付近は利益確定を優先。

ユーロ/円 信用不安長引く可能性も



ユーロ/円は下値模索、トリシェECB(欧州中央銀行)総裁は、出席を予定していたカンザスシティー地区連銀・経済シンポジウム(ジャクソンホール/米・ワイオミング州)を欠席したが、同シンポジュウムでバーナンキFRB(連邦準備制度理事会)議長が講演を予定されていることから、不自然な欠席と受け取られても致し方ない。「万策が尽きた」とは言わないが、少なくとも現時点では有効な市場対策を確定するには至らないようだ。高値目標は160円00銭。

ドル/円 FRB動向を注視



ドル/円は突っ込み買い、サブプライム市場混乱を発端とした信用収縮は、FRB(連邦準備制度理事会)が、これまで実施してきた金融システムに対する資金供給・公定歩合引下げなどで、ある程度は抑制されてはきたが、依然として解消傾向を見るには至らず、FRBが金利引下げを迫られる状況となったようだ。これまでの信用収縮改善策を併用することは当然だが、「利下げ」を実施すれば積極的な姿勢に対する評価も高まり、以前から実施している政策の効果が増幅されることも期待できる。先ずは、米国時間に予定されるバーナンキFRB議長講演内容が注目されるが、内容に関する評価は微妙であり、思惑交錯から市場が不安定化する可能性もある。私見だが、バーナンキ議長は市場対策に関しては積極性を示唆するに止め、憶測排除を優先すると見ている。高値目標は120円00銭-121円00銭。

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