[ドル/円]金利先安見通し強まる

ドル/円は突っ込み買い、米景気・住宅市場動向が注目されるなか、27日に発表された8月米新築一戸建て住宅販売は、79.5万戸(年率換算)前月(86.7万戸/改定値)から8.3%低下、市場予想(82.5万戸)を下回り、2000年6月(79.3万戸)以来の低水準に落込んだ。市場では住宅市場低迷が2008年も続くとの観測が大勢を占めており、今後も住宅関連指標は弱い内容を見込んでいる。当面、住宅関連指標発表がドルを圧迫する場面が続くことになりそうだ。また、同発表を受け景気見通しにも不透明性が増大しており、10月FOMC(連邦公開市場委員会)で追加利下げが決定されるとの予想確率は90%に迫っている。高値目標は120円00銭-121円00銭。
[ドル/円]金利先安見通しが上値圧迫

ドル/円は突っ込み買い、序盤は米・8月製造業耐久財受注額が前月比4.9%減少と市場予想(中央値/4.0%減少)を上回る減少幅となり、売りが先行したドル/円だが、GM(ゼネラル・モーターズ)・UAW(全米自動車労組)労使交渉が妥結、ベアー・スターンズ(証券大手)自社株売却交渉報道などが好感され米株式市場が上昇したことを受け買い戻しが入り戻したが、米景気先行き不透明化を背景とした金利先安見通しが上値を圧迫する展開が続いている。今日発表される経済指標も米・第2四半期GDP(国内総生産)伸び率確報値が改定値から下方修正されると予想(0.1%程度)され、米・8月新築住宅販売も前月から減少が見込まれる(年率換算・73-83万戸)など、弱い内容が予想されておりドル/円が下押す可能性が高い。高値目標は120円00銭-121円00銭。
[ドル/円]経済指標は弱気予想

ドル/円は突っ込み買い、25日に発表された「9月消費者信頼感指数」「8月中古住宅販売件数」ともに弱い内容となり、米金利先安見通し拡大からドルは対主要通貨で下落基調を強めている。金融市場混乱改善に効果を挙げた「金利下げ決定」だがインフレ警戒を背景としたドル下落を招き、米経済指標動向に対する関心の高まりから経済指標が弱い内容となればドル売りに直結する。ドル/円は「キャリー取引」を背景とした売りが上値を抑えているが、米景気後退観測が強まれば対ドルでの急伸場面も想定される。当面、米国経済指標動向に左右される展開。26日に発表される米・8月耐久財新規受注(商務省)発表は、前月(7月/前月比6.0%増加)が民間航空機・自動車に対する受注を背景に強い内容となっただけに前月比で減少すると予想(中央値/3.1%減少)されており、予想通りとなった場合でもドルを圧迫する可能性がある。高値目標は120円00銭-121円00銭。
[ドル/円]金利下げ背景に下値模索

ドル/円は突っ込み買い、FOMC(公開市場委員会)が利下げ(0.50%)を決定、ドルは対ユーロ・資源国通貨を中心に下値を模索、ドル/円も対主要通貨でのドル売りに連れ、軟調に推移している。目先的には「利下げ」を背景とした推移となる見通しだ。市場参加者の大半が利下げ幅を0.25%と予想していただけに「利下げ」織込みが先行している。一方、米住宅市場動向に絡む思惑が交錯、景気先行き対する見通しを不安定化させていることもドル売りを招く要因となっている。先ずは、利下げによる影響見極めを優先したい、利下げにより金融市場混乱は和らいだが、インフレ圧迫増大を招くことは避けられず、米経済にとっては「両刃の剣」であり、市場参加者の先行き見通しが乱れる背景となっている。高値目標は120円00銭-121円00銭。
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