ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2007-09

[トルコ・リラ/円]経済活動は活発化



トルコ・リラは突っ込み買い、堅調な推移を維持するトルコ株式市場では「企業売却案件」などが浮上、主要産業セクターでも好調な業績発表が目に付くだけに今後も活発な動きが続く可能性が高くなってきた。反面、現時点で政策動向を静観するトルコ軍だが、政府に対し圧力をかける可能性を低下させる材料は見当たらない。当面は短期的なポジションを前提とした買い方針を維持したい。85円台割れは買い、92円を超えれば利益確定を優先。


[豪ドル/円]雇用統計は利上げを示唆



豪ドル/円は突っ込み買い、米サブプライム問題に端を発した金融市場混乱により豪ドルも不安定な推移が続いているが、雇用統計は8月も豪経済が好調に推移したことを裏付ける内容であり、先に発表された第2四半期(4─6月)GDP(国内総生産)発表を併せると「年内利上げ」も視野に入る。ただ、市場混乱収束に目処が立たなければ「利上げ」は難しく、当面は突っ込み買い方針を維持。高値目標は99円00銭-99円50銭。


[英ポンド/円]BOE動向に注目



英ポンド/円は突っ込み買い、BOE(イングランド銀行)は翌日物金利上昇に対し抑制策を実施するが「預金準備率引き上げ」は効果に疑問があり、BOEが期待する水準に翌日物金利が下がらない場合の対応が注目される。当面、ECB(欧州中央銀行)と歩調と合わせる姿勢をどこまで維持するかが焦点となる。高値目標は240円00銭-241円00銭。

[ユーロ/ドル]ECB動向が焦点



ユーロ/ドルは逆張り、利下げ幅増加見通しを背景にドルは対ユーロで下落したが、ECB(欧州中央銀行)が、声明で言及した市場対策の効果次第ではドル買いに転ずる可能性がある。これまで続けてきた資金供給に類することなら投入額が問題。ただ、新たな対策を打ち出す可能性があり、内容を見極めたい。1.3000ドル台割れは買い、1.3800ドル付近は利益確定を優先。

[ユーロ/円]ECB動向に注目



ユーロ/円は下値模索、短期金利上昇に対しECB(欧州中央銀行)は、異例の声明を発表、「ユーロ圏の短期金融市場のボラティリティが高まった。ECBはこの状況を注意深く監視している」として「この状況が明日も続く場合、ECBは秩序ある状況に向け支援する準備が整っている」との見解を示した。となれば、欧州時間にECBが短期金利上昇を抑制する対策を発動する可能性が高く、内容次第でユーロ/円は底値を打つことも期待できる。高値目標は160円00銭。


[ドル/円]利下げ観測強まる



ドル/円は突っ込み買い、NAR(全米不動産業者協会)から発表された米・7月中古住宅販売成約指数は89.9と前月比12.2%低下と同時テロ発生以来、最低の水準に落込んだ。また、ADP(オートマティック・データ・プロセッシング)雇用者数も3.8万人増加と03年6月以来の低水準となる。一方、ベージュブック(地区連銀経済報告)では「金融市場混乱が経済に与える影響は、不動産以外は限定的」との見解を示した。住宅関連指標が落込むことは当然だが、週末に発表される米・8月雇用統計を控え雇用関連指標に注目が高まるなかADP雇用者数が弱い内容となったことが失望感を煽ったと言える。反面、経済指標が弱い内容となれば「利下げ観測」は増大することになり、発表後の利下げ幅予想は0.50%に傾いている。金融市場混乱収束に絡み市場では利下げ効果を期待、経済指標発表に関しても評価が複雑化していることも不安定化要因と言える。高値目標は120円00銭-121円00銭。


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