ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2007-09

[南ア・ランド/円]購買力増加を期待



南ア・ランドは突っ込み買い、南アフリカでは主要な企業が黒人投資家に対し自社株を割り当てる方針発表が相次いでいる。今後、こうした黒人投資家に対する投資環境改善措置が継続する見通しだ。直ちに効果が表面化するということではないが、新たな富裕層を形成し得る対策だけに購買力を押し上げる要因となる可能性は高いと見ている。15円台割れを買い、17円台は利益確定を優先。

[豪ドル/円]不安感後退から上昇



豪ドル/円は突っ込み買い、株式市場上昇を受け米国景気先行きに絡む不安感が後退、豪ドル買いが先行した。資源価格が上昇基調に転じるなか、豪経済の先行き見通しを期待する市場参加者は多く、買い場を探す姿勢が強いことが示された格好だ。当面、豪ドルは買い方針を維持したい。高値目標は99円00銭-99円50銭。

[英ポンド/円]経済指標動向を注目



英ポンド/円は突っ込み買い、BOE(イングランド銀行)は金融市場混乱から「利上げ」に対し慎重な姿勢を維持しているが、英・経済指標は総じて落着く方向に向っていると判断するには時期尚早と言える。今後に発表される経済指標次第では「利上げ」が再び視野に入る可能性は高い。高値目標は240円00銭-241円00銭。

[ユーロ/ドル]金利差拡大を見込む



ユーロ/ドルは逆張り、米・8月雇用統計発表以降は市場に「利下げ観測」が拡大、ドルは対ユーロで下値追い基調に転じていたが、トリシェECB(欧州中央銀行)総裁発言を受け、ドル売りが加速、ユーロは対ドルで上値を試す展開となる見通し。ただ、状況的には不透明な「利上げ」を材料にユーロ買いを進めることはリスクを伴うだけに、高値を見極めて売り場を探す対応も一考したい。1.3000ドル台割れは買い、1.3800ドル付近は利益確定を優先。

[ユーロ/円]ECB総裁、利上げ示唆



ユーロ/円は突っ込み買い、トリシェECB(欧州中央銀行)総裁は、欧州議会・経済金融問題委員会で証言(9月11日)、「物価安定のリスクは引き続き上振れだ」として「ECBの主要な目標は物価安定をもたらすことだ」と言明。市場参加者はトリシェ総裁発言が「利上げ」を示唆としたと受け取り、ユーロ買いが進んだ。当面、ユーロ/円は上値を試す展開となりそうだが、欧州金融市場には信用収縮不安が絡むだけに安易な追随買いは勧められない。高値目標は160円00銭。

[ドル/円]景気動向見極め優先



ドル/円は突っ込み買い、FOMC(公開市場委員会)で「利下げ」が決定されるとの観測が拡大、米株式市場は大幅に上昇したが、信用収縮に対する警戒感は根強く、米実体経済に対する影響に注目が集中しているが、突然の安部首相辞意表明を受け、経済に与える影響に関する評価も定まらず、東京市場は混乱気味に推移している。当面、市場は「首相辞任」評価を巡り不安定化する可能性もあり、ポジション構築には慎重な姿勢で臨みたい。ここは、FOMC見通し・米経済指標動向を中心とする対応に絞る場面だ。高値目標は120円00銭-121円00銭。

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