ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2007-09

[南アランド/円]米利下げを好感



南アランドは突っ込み買い、新興市場ではFOMC(連邦公開市場委員会)利下げ決定が好感され、株式・債券が上昇しているが、南アフリカ株式市場でも株価指数が前日比3%を超える上昇を記録、商品価格上昇も追い風となり上げ幅を拡げる要因となっている。南アフリカ政府によるインフラ整備・賃上げ浸透により購買力増大も見込めることからインフレ指標が高止まりする可能性が高く、突っ込み買い方針を維持。15円台割れを買い、17円台に迫れば利益確定を優先。

[豪ドル/円]原材料は上昇基調を維持



豪ドル/円は突っ込み買い、FOMC(連邦公開市場委員会)利下げ決定を受け、米経済先行き見通しに絡む不透明性が後退したことから原油など商品市況が上昇基調を強めており、資源国であるオーストラリア経済に与える好影響が期待される。ただ、金融市場混乱収拾には時間を要する見通しであり、突っ込みを丁寧に買い拾う慎重な姿勢は維持したい。高値目標は99円00銭-99円50銭。

[英ポンド/円]金利見通し不透明化



英ポンド/円は下値模索、BOE(イングランド銀行)が発表したMPC(金融政策委員会)議事録(9月6日分)で、全会一致で金利据え置き(5.75%)を決定したことに加えて、インフレ上振れリスクに関し弱まったとの見解を示しており、「追加利上げ」期待が後退している。当面、BOE金融政策動向見極めを優先したい。高値目標は239円00銭-240円00銭。

[ユーロ/ドル]1.4ドル台乗せに抵抗も



ユーロ/ドルは逆張り、FOMC(連邦公開市場委員会)が利下げを決定したことで、ユーロは対ドルで1.4ドルに迫ったが、ユーロ上昇・欧州金融市場混乱収拾に時間を要するとの見方などからECB(欧州中央銀行)利上げ見通しが不透明化しており、上値抵抗が強まる可能性が高い。上値追いは避けて先ずは利益確定を優先する場面と言えそうだ。1.3000ドル台割れは買い、1.4000ドル付近は利益確定を優先。

[ユーロ/円]利上げ期待が揺らぐ



ユーロ/円は突っ込み買い、FOMC(連邦公開市場委員会)利下げ決定を受け、ユーロは対ドルで1.4ドル付近に上昇したが、1ユーロ=1.4ドル台乗せにはテクニカル取引を背景とした上値抵抗があることに加え、ユーロ上昇などによりECB(欧州中央銀行)の政策金利上げ予想が不透明化していることも上値を抑える要因となっている。高値目標は165円00銭。

[ドル/円]金利下げ背景に下値模索



ドル/円は突っ込み買い、FOMC(公開市場委員会)が利下げ(0.50%)を決定、ドルは対ユーロ・資源国通貨を中心に下値を模索、ドル/円も対主要通貨でのドル売りに連れ、軟調に推移している。目先的には「利下げ」を背景とした推移となる見通しだ。市場参加者の大半が利下げ幅を0.25%と予想していただけに「利下げ」織込みが先行している。一方、米住宅市場動向に絡む思惑が交錯、景気先行き対する見通しを不安定化させていることもドル売りを招く要因となっている。先ずは、利下げによる影響見極めを優先したい、利下げにより金融市場混乱は和らいだが、インフレ圧迫増大を招くことは避けられず、米経済にとっては「両刃の剣」であり、市場参加者の先行き見通しが乱れる背景となっている。高値目標は120円00銭-121円00銭。

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