ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2007-09

[トルコリラ/円]高金利債券需要増加



トルコリラは突っ込み買い、政治的な不安定性が払拭できず、ポジション調整は短期で調整を繰り返すことが肝要。トルコ政府は長期国債(12億5000万ドル/2018年償還)を起債、米金利低下を背景とする高金利債需要拡大に対応した措置だが、経済動向に対する迅速な対応は評価される。当面、経済減速懸念が絡むだけに突っ込みを狙う姿勢は維持したい。85円台割れは買い、92円を超えれば利益確定を優先。

[豪ドル/円]金利差拡大観測強まる



豪ドル/円は突っ込み買い、弱い経済指標発表が続き、米景気見通しが不透明性化する反面、原材料市況上昇加速から豪経済見通しが強まり、豪ドルは対ドルで18年ぶりの高値水準に迫っている。金利差拡大観測を背景とした投資資金還流が背景だが、金融市場混乱が続くだけに投資資金移動が起こり易く、ポジション調整を繰り返す対応を勧めたい。高値目標は107円00銭。

[英ポンド/円]英金融市場混乱和らぐ



英ポンド/円は突っ込み買い、ノーザン・ロック身売り交渉開始の報せを受け金融機関に対する不安感はやや後退、26日にBOE(イングランド銀行)が実施した100億ポンド規模の入札に応札が無かったことが、市場に対する不安感後退を実証した格好だ。未だ、資金調達に絡む金利水準は高い水準にあるが、金融市場混乱に回復の兆しが見えたことは英ポンド/円を押し上げる要因と言える。高値目標は235円50銭-236円00銭。

[ユーロ/ドル]金利先安見通しがドルを圧迫



ユーロ/ドルは逆張り、弱い内容の経済指標発表が続き、米景気先行き見通し不透明化を背景とした金利先安観測の強まりがドルを圧迫、対ユーロでも下落基調に陥っているドルだが、ECB(欧州中央銀行)追加利上げ観測も大幅に後退しており、ユーロ買いにも慎重さが要求される場面だ。高値追いは避け、高値圏ではポジション調整を優先したい。1.3400ドル台割れは買い、1.420ドル付近は利益確定を優先。

[ユーロ/円]金利上昇見通しは大幅後退



ユーロ/円は突っ込み買い、EU(欧州連合)域内でも金融市場混乱収拾に日柄を要するとの見方が強まり、ECB(欧州中央銀行)が年内に追加利上げを実施するとの見通しが大幅に後退している。また、最近のEU域内経済指標に減速傾向が兆していることも利上げ見通しを後退させる要因と言える。ただ、ECBが警戒するインフレ動向に関しては「目標」を上回る可能性があり、金融市場が落着きを取り戻せば金利先高見通しが再浮上する場面もありそうだ。高値目標は165円00銭。

[ドル/円]金利先安見通しが上値圧迫



ドル/円は突っ込み買い、序盤は米・8月製造業耐久財受注額が前月比4.9%減少と市場予想(中央値/4.0%減少)を上回る減少幅となり、売りが先行したドル/円だが、GM(ゼネラル・モーターズ)・UAW(全米自動車労組)労使交渉が妥結、ベアー・スターンズ(証券大手)自社株売却交渉報道などが好感され米株式市場が上昇したことを受け買い戻しが入り戻したが、米景気先行き不透明化を背景とした金利先安見通しが上値を圧迫する展開が続いている。今日発表される経済指標も米・第2四半期GDP(国内総生産)伸び率確報値が改定値から下方修正されると予想(0.1%程度)され、米・8月新築住宅販売も前月から減少が見込まれる(年率換算・73-83万戸)など、弱い内容が予想されておりドル/円が下押す可能性が高い。高値目標は120円00銭-121円00銭。

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