ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2007-10

[トルコ・リラ/円]PKK掃討作戦継続



トルコリラは模様眺め、トルコ軍は29日に同国南東部のPPK(クルド労働者党・武装組織)拠点を武装ヘリで爆撃、地上部隊もPKK潜伏場所と看做される地点を攻撃しており、トルコ軍部はPKK掃討作戦を継続している。トルコ国境内での軍事行動であり、直接的にイラクとの関係悪化に拍車を掛けることはないと見られるが、PKKメンバーのイラク国境越えを阻止することが目的だけにイラク国境を侵犯する可能性もあり、イラク側の反応が懸念される。当面、模様眺め姿勢を維持したい。90円台割れは買い、97円を超えれば利益確定を優先。



[豪ドル/円]豪・9月住宅着工許可件数は確り



豪ドル/円は突っ込み買い、オーストラリア統計局から発表された豪・9月住宅着工許可件数(季節調整済み)は、前月比6.8%増加となり市場予想(前月比0.7%増加)を大幅に上回る強い内容となり、11月にRBA(オーストラリア準備銀行)が「利上げ」実施するとの観測が拡大した。既に市場では利上げを殆ど織り込んでいるが、商品市場上昇見通しを背景に上値を試す展開だ。高値目標は109円00銭。

[英ポンド/円]利下げ観測不透明化



英ポンド/円は突っ込み買い、現時点での市場予想ではBOE(イングランド銀行)は、11月MPC(金融政策委員会)で「政策金利」を据え置くと見込まれている。経済指標が堅調な推移を維持、金融市場混乱が収拾に向うとの観測が背景だが、BOE要人発言からも「利下げ」を匂わせる内容が認められなくなったことも影響している。高値目標は239円50銭-240円00銭。

[ユーロ/ドル]ユーロが優勢を維持



ユーロ/ドルは逆張り、ユーロ/ドルは一時、1.4441ドルと導入後の最高値を示現したが上値抵抗が強まり下押した。FOMC(連邦公開市場委員会)政策金利発表が迫るなか、ポジション調整に傾き易い市場環境では上値抵抗も強い。金利見通しを背景とした推移が続いているが、目先筋によるユーロ/ドル買いも目立っており、FOMC通過後に米・10月雇用統計発表が控えるだけに上値圧迫が高まる可能性がある。1.3800ドル台割れは買い、1.4500ドル付近は利益確定を優先。



[ユーロ/円]失業率が明暗



ユーロ/円は突っ込み買い、総務省から発表された9月完全失業率(季節調整済み)は4.0%と市場予想(3.8%)を上回り、07年3月以来の高水準となった。一方、FLO(ドイツ連邦雇用庁)から発表された独・10月失業率(季節調整済み)は8.7%と14年ぶりの低水準となりユーロ/円買いに拍車を掛けた。FOMC(公開市場委員会)金融政策発表見極め優先から模様眺め傾向が強かったことから上振れは限定されたが、国内経済とEU(欧州連合)景気格差が経済指標により実感された格好だ。高値目標は167円00銭。



[ドル/円]FOMC控え動き鈍る



ドル/円は突っ込み買い、FOMC(公開市場委員会)を控え米金融政策見極め優先から為替市場は全般に模様眺め傾向を強める見通し。「利下げ(0.25%)」が決定されるとの予想確率は98%に達し、既に市場も「利下げ」を織込み済みだが、不安定な米景気見通しを背景に追加利下げを見込む投資家・アナリストが大勢を占めており、金融政策決定後に発表される声明内容に関心が高まっている。ただ、FRB(連邦準備制度理事会)としてもサブライム問題に端を発した信用収縮が米経済に与える影響に関しては、過去に経験がないだけに手探り状態と言え、声明内容は「利上げ」「利下げ」双方向を示唆する可能性が高い。FOMCが迫るなか「金利見通し」が不安定化した背景にもサブプライム問題の景気に対するリスク評価が難しいことを示しており、FRBとしても先行きを容易に断じ難い状況だ。高値目標は118円00銭-119円00銭。

[南ア・ランド/円]経済指標は高水準を維持



南アフリカ・ランドは突っ込み買い、29日(現地)に発表された南ア・9月家計・企業信用残高は前年同期比22.46%増加と市場予想(前年同期比21.60%増加)を上回る強い内容なった。ただ、前月(8月/前年同期比22.91%)を下回る伸び率に止まり、金利上昇・融資規制の影響を反映した内容となった。南ア経済指標は活発な経済活動を背景に高い水準を維持、現時点で南アフリカ中央銀行が金融政策を転換する可能性は低い。15円80銭台割れを買い、17円50銭台に迫れば利益確定を優先。

[豪ドル/円]商品価格急騰も上げ要因



豪ドル/円は突っ込み買い、1豪ドル=0.92米ドル台に下押しているが「金利先高見通し」に加え、原油急騰を背景とした商品相場上昇も上昇要因となっており、依然として高値指向が強い。ただ、最近の商品相場上昇にはファンドを中心とした投機資金流入が絡んでおり、需給と乖離した動きだけに投機資金が流出すれば急落する可能性があるが、豪ドル/円が連動して下落すれば買い場形成と受け取りたい。高値目標は109円00銭。

[英ポンド/円]利下げ確実視は早計



英ポンド/円は突っ込み買い、BOE(イングランド銀行)が「利下げ」を実施するとの見方は、このところの堅調な英経済指標発表を受けかなり後退している。ただ、サブプライム問題に端を発した金融市場混乱収拾を意図した「利下げ」の可能性は残るが、市場に改善傾向が見られるだけにBOEが敢えて政策方針を転換させる必要性は低いと見ている。高値目標は239円50銭-240円00銭。



[ユーロ/ドル]ユーロ優勢が続く



ユーロ/ドルは逆張り、FOMC(公開市場委員会)金融政策発表は「利下げ」が確実視(利下げ確率は98%)され反面、前日発表された独・10月CPI(消費者物価指数)速報値はECB目標を8ヶ月連続して上回る強い内容となり、ユーロ/ドルは上昇基調を維持しているが、FOMC金融政策発表が迫るなかポジション調整売り圧迫が増大する可能性が高まっている。1.3800ドル台割れは買い、1.4500ドル付近は利益確定を優先。



[ユーロ/円]インフレ懸念は強い



ユーロ/円は突っ込み買い、FSO(ドイツ連邦統計庁)から発表された独・10月CPI(消費者物価指数)速報値は、EU(欧州連合)基準で前年同月比2.7%上昇、市場予想(中央値/2.6%)を上回った。8ヶ月連続してECB(欧州中央銀行)目標値(2.0%)を超えており、ウェーバー独連銀総裁の「タカ派的」な発言を裏付ける内容と言える。高値目標は167円00銭。

[ドル/円]経済指標は低下傾向示すか



ドル/円は突っ込み買い、米国時間に発表される経済指標は、総じて低下傾向を示す見込みだが、週間小売売上高に関しては「ハロウィーン」が絡むため改善した可能性がある。一方、10月・S&Pケース・シラー住宅価格指数は住宅市場落ち込みを反映、低下傾向が強まる見通しだ。米・10月CB(コンファレンス・ボード)消費者信頼感指数だが、市場予想(中央値/99.0)と前月(9月/99.8)から低下すると予想されている。特に、米・10月CB消費者信頼感指数が予想を下回れば「利下げ観測」を拡大させることになりそうだ。「利下げ(0.25%)」が確実視(利下げ確率は98%)されるFOMC(連邦公開市場委員会)金融政策発表に関しては、前週末辺りから一部に「利下げ」幅を0.50%(前週末時点の利下げ確率は8%だったが、週明けに確率は低下)に拡大させたアナリストも現れ、現時点での米景気先行きに対する悲観的な見方の強さを窺わせている。高値目標は118円00銭-119円00銭。

[トルコ・リラ/円]クルド組織掃討作戦



トルコ・リラは模様眺め、複数の軍関係者によれば、トルコ軍は28日に同国東部でPPK(クルド労働者党)対策に絡んだ大規模な掃討作戦を実施。武装組織メンバー20名が死亡した模様だが、掃討作戦には兵士8000人が投入された他、空軍が援護したとされる。今回の作戦はトルコ領内であり、イラクとの関係緊迫化を直接に高めることは避けられたが、ギュル・トルコ大統領がPPK排除に強い決意を示唆しているとの報せも入っており、イラクとの関係改善には米・英の積極的な介入による新たな展開が必要だ。90円台割れは買い、97円を超えれば利益確定を優先。

[豪ドル/円]金利見通しが上昇要因



豪ドル/円は突っ込み買い、豪ドルは対米ドルで0.92ドル台を示現、対円でも上値を追う展開となっている。FOMC(連邦公開市場委員会)で「利下げ」が確実視される反面、堅調な経済指標動向を背景にRBA(オーストラリア準備銀行)「11月利上げ」観測が、拡大していることが背景にあり、目先的な高値を示現する可能性が高い。高値目標は109円00銭。



[英ポンド/円]利下げ観測が上値圧迫



英ポンド/円は突っ込み買い、サブプライム問題に端を発した「信用収縮」による影響から住宅関連指標が減速、景気先行き見通しに不透明性が絡んだことから「利下げ観測」が浮上しており、英ポンド/円にも上値圧迫が高まっている。ただ、英・経済指標は底堅い推移を維持、現時点では「利下げ」を織り込んだポジション構築は勧められない。高値目標は239円50銭-240円00銭。

[ユーロ/ドル]ユーロ優勢が続く



ユーロ/ドルは逆張り、FOMC(連邦公開市場委員会)利下げ観測が強まる反面、サブプライム問題に端を発した「信用収縮」がEU(欧州連合)経済に与える影響が懸念されるなか、ECB要人筋からタカ派的な発言が相次ぎ、ECB(欧州中央銀行)「利上げ観測」を支えている。ただ、ユーロ/ドルはFOMCが利下げを決定した場合、ポジション調整により下押す可能性が高い。1.3800ドル台割れは買い、1.4500ドル付近は利益確定を優先。



[ユーロ/円]上値を試す展開



ユーロ/円は突っ込み買い、FOMC(連邦公開市場委員会/10月30-31日)で利下げが確実視される反面、ECB(欧州中央銀行)「利上げ」観測は根強く、ユーロ/円はジリジリと水準を上げている。ただ、目先的なピークはFOMC金融政策決定前と見られ、FOMC通過後は投機筋によるポジション調整売りがユーロ/円を圧迫する可能性が高い。高値目標は167円00銭。

[ドル/円]FOMC控え動き鈍い



ドル/円は突っ込み買い、FOMC(連邦公開市場委員会/10月30-31日)を控え模様眺め傾向が強まるなか、ドル/円は上下ともに動き難い状況。10月末のFOMCでは既に利下げ(0.25%)が確実視されており、FRB(連邦準備制度理事会)が「利下げ」を見送った場合は市場に与える衝撃は大きい。ただ、サブプライム問題に端を発した「信用収縮」が経済に与える影響を巡り、FOMCメンバーの見解が一致しているとは考え難く「利下げ」に関しては不透明性を拭えない。米経済指標をベースに考えれば、10月雇用統計が今後の金利動向を占う「鍵」となり、内容次第では年内に更に「利下げ」を実施するとの観測が拡大する可能性も高いだけにドル/円はFOMC通過後の上値の重い推移となりそうだ。ただ、FOMCで「利下げ」が決定された場合、株価に上値圧迫が増大すると見られ、現時点では「ドル買い」に繋がり易いだけに波乱含みの展開となる見通しだ。高値目標は118円00銭-119円00銭。

[米ドル/アイスランドクローナ]ドル動向には要注意



アイスランド・クローナは突っ込み買い、慢性的とも言える雇用逼迫状態が雇用コストを支える背景となり、活発な消費動向が続くだけに金融当局も政策金利を安易に引き下げられない状況。また、アイスランド政府も産業振興に力を入れており、経済規模が小さいだけに早い効果発現も期待される。ただ、米金利先安見通しを背景に「ドル売り/アイスランド・クローナ買い」の動きも見られ、ドル動向に相反した動きが増幅される可能性が高まっていることは念頭に置きたい。1ドル=62アイスランド・クローナ以下は売り、同65アイスランド・クローナ以上は買い。

[豪ドル/円]利上げ観測背景に上昇



豪ドル/円は突っ込み買い、堅調な豪経済指標・高値追いが続く原材料市況を反映して「利上げ観測」が拡大、豪ドル/円も上昇基調が続く見通しだ。26日午前には1豪ドル=0.91ドル台に上昇、一時は0.9119米ドルを示現、1984年5月以来の高水準に達した。米ドルは「利下げ観測」が上値を圧迫、豪ドルは「利上げ観測」が押し上げており、豪ドル/円にも上昇圧力が高まっている。高値目標は109円00銭。



[英ポンド/円]市場混乱の影響は限定的



英ポンド/円は突っ込み買い、NIESR(英国立経済社会研究所)は、英・2008年GDP(国内総生産)見通しを2.2%と前回(7月/2.6%)から引き下げたが、08年の予想下方改定は貿易鈍化を反映しており、金融市場混乱による国内経済への影響は限定的との見解を示した。金融市場混乱にも英経済が底堅い推移を維持していることを裏付ける内容と言えそうだ。高値目標は239円50銭-240円00銭。



[ユーロ/ドル]株価動向反映しユーロ優勢



ユーロ/ドルは逆張り、EU(欧州連合)株はフランステレコム好決算を受け上昇した反面、AIG(アメリカン・インターナショナル・グループ/保険最大手)損失発表との未確認情報が流れ米株は下落、ユーロ/ドルは過去最高値に迫る上昇となった。株価動向を反映した展開だが、金融機関に対する不安感は欧米ともに存在するだけにユーロ/ドル買いも限定される可能性は高い。1.3700ドル台割れは買い、1.4300ドル付近は利益確定を優先。



[ユーロ/円]株価上昇を受け確り



ユーロ/円は突っ込み買い、欧州株式市場ではフランステレコムの好調な決算発表を受け買いが先行し通信株を中心に上昇したことからユーロ/円も確りした推移となった。欧米市場では株価動向が注目されており、株価上昇はユーロ買いを誘う材料となっている。また、ECB(欧州中央銀行)追加利上げ観測が根強いことも下値を支えている。ただ、金融市場混乱収拾には至らず、地合が不安定なことには注意が肝要だ。高値目標は167円00銭。



[ドル/円]金利先安見通しが上値圧迫



ドル/円は突っ込み買い、月末に予定されるFOMC(連邦公開市場委員会)で追加利下げが決定されるとの観測が拡がり、ドル/円は上値の重い推移。また、前日(24日)に発表されたメリルリンチ巨額損失計上を受け米株式市場では「サブプライム問題に端を発した金融市場混乱により他の金融機関も予想外の損失を抱えているのではないか」との懐疑的な見方が増加しており、同日(25日)もAIG(アメリカン・インターナショナル・グループ/保険最大手)が、サブプライム問題に絡んだ損失を発表するとの未確認情報が流され、株価を圧迫する場面が見られた。現時点で、市場筋は株価を信用リスク指標と捉えており、株価下落はドル/円を圧迫する要因となった。米景気見通しが不透明化するなか、金融市場全般に地合が不安定化しており、上下に振れ易い状況が続いている。経済指標では米・10月ミシガン大景況感指数確報値が発表される。市場予想は82.0(中央値)と前月(83.4)を下回っているが、強い内容となればドル/円買いに繋がりそうだ。ただ、影響の大きい株価動向からは目が離せない。高値目標は118円00銭-119円00銭。



[トルコ・リラ/円]トルコ軍、イラク北部を爆撃



トルコ・リラは模様眺め、トルコ治安筋によればトルコ軍戦闘機が21-23日にかけイラク領内に20キロメートルまで侵入、地上部隊(約300名)はイラク領内に10キロメートル侵入した。トルコ側は、外交的解決を指向しており大規模な攻撃は控えるとしているが、イラク側の対応次第では、事態が更に悪化する可能性もあり予断を許さない状況だ。また、事態収拾に向けトルコ政府内で、親イスラム派と世俗派に摩擦が生じる可能性もあり、内外とも波乱を含んだ情勢だ。85円台割れは買い、92円を超えれば利益確定を優先。



[豪ドル/円]「利上げ観測」が拡大



豪ドル/円は突っ込み買い、豪・第3四半期生産者物価指数、消費者物価指数ともに確りした内容となり、RBA(オーストラリア準備銀行)が11月に追加利上げを決定するとの観測が拡大、対ドルでは利下げ観測も絡んで上値を試す動きだ。「リスク回避」指向を背景とした売り圧迫は警戒されるが、資源国としての強みもあり上昇基調を維持する見通しだ。高値目標は109円00銭。



[英ポンド/円]経済指標は底堅い



英ポンド/円は突っ込み買い、BOE(イングランド銀行)金融安定報告によると金融市場混乱は未だに続いており、先進国の株式・商業用不動産・クレジット各市場に打撃を与える可能性を指摘しているが、リスク過小評価を避ければ新たな展開も期待できるとも述べている。英金融システムの不備も指摘されるだけに慎重な姿勢を前面に押し出した内容だが、堅調を維持する英経済に対する信頼性は高いと受け取れる。高値目標は239円50銭-240円00銭。



[ユーロ/ドル]金利差縮小見通し



ユーロ/ドルは逆張り、経済指標悪化を受け再び「金利先安見通し」が拡大したドルは、インフレ指標高止まりから「利上げ観測」が絡むユーロに対し弱含みに推移している。ただ、ECB(欧州中央銀行)も追加利上げがユーロ上昇に拍車を掛ける可能性が高い現状では「新たなリスク」を背負うことにも成りかねず、市場動向分析に時間を掛ける見通しだ。1.3700ドル台割れは買い、1.4300ドル付近は利益確定を優先。

[ユーロ/円]円/ドルに連動した動き



ユーロ/円は突っ込み買い、EU(欧州連合)株価が軟化したことからユーロ/円も目先筋による「キャリー取引解消」が上値を圧迫、ドル/円と連動する動きとなった。米株価下落を眺め「リスク回避指向」が強まったことが背景だが、現時点では米株式市場動向がリスク指標と見られており、EU株も米株式市場と連動する場面が目立つ。また、現時点で「リスク回避指向」は円を対ドル・ユーロで押し上げる要因と言える。高値目標は167円00銭。



[ドル/円]経済指標・株価とも圧迫要因



ドル/円は突っ込み買い、信用収縮が米景気に与える影響が警戒され地合が不安定化するなか、米・9月中古住宅販売件数は504万戸と前月から8.0%減少(前年同期比では19.0%減少)、市場予想(中央値/525万戸)を下回る弱い内容となった。また、リスク指標として注目される株式相場もメリルリンチ(米証券大手)が第3四半期決算で84億ドルの評価損を計上、純損益ベースで創業以来の最高水準となる22億4000万ドルの赤字となったことから下落幅は一時、206ドルに達し、ともにドル/円を圧迫する要因となった。その後、「利下げ観測」が浮上、株価は大幅に切り返してほぼ横這いで取引を終えたが、目先筋を中心に「キャリー取引解消」を背景とした売りが入り、ドル/円は上値の重い推移が続いた。ドルはメキシコ・ペソを除く主要15通貨に対し下落、投資家の「リスク回避指向」が圧迫要因であり、弱い指標や株価下落が引き金となった。米経済が依然として不安定化状況を抜けていないとの警戒感が払拭できず、グリーンスパン前FRBが指摘した「恐怖感に支配された状態」と言える。ただ、経済指標・株価が強い内容となれば「キャリー取引」も活発化するだけに当面は波乱含みの展開が続く見通しだ。高値目標は118円00銭-119円00銭。

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