ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2007-10

[トルコ・リラ/円]投資資金流入増加



トルコ・リラは突っ込み買い、トルコ金融市場では外国資本による企業買収を背景とした投資資金流入が目立っているが、米国KKR(PE投資会社)による同国輸送会社買収価格は9億1000万ユーロに達し、PE投資会社による企業買収の記録を更新するなど新興市場投資活発化を背景に今後も企業買収が増加する可能性が高く、トルコ・リラの上昇要因となりそうだ。85円台割れは買い、92円を超えれば利益確定を優先。

[豪ドル/円]豪経済は堅調



豪ドル/円は突っ込み買い、弱気材料を消化しながら上昇する豪株式市場の強さの背景は堅調を維持する豪経済だが、石炭・鉄鉱石など同国を支える資源価格の上昇が続くだけに今後も活発な推移が期待される。また、金融市場混乱から「利上げ」が見送られた可能性があり、市場が落着きを取り戻すに連れ金利先高観測が増大、上昇基調に弾みを付ける要因となっている。高値目標は108円00銭。

[英ポンド/円]BOE金融政策が不透明化



英ポンド/円は突っ込み買い、BOE(イングランド銀行)は、ノーザン・ロック問題への対応が後手に回り、取り付け騒ぎを惹き起こした経緯から金融政策が不透明化しており市場混乱鎮静化が遅れれば「利下げ」を選択する可能性も増大している。ただ、現時点では経済指標動向が底堅く推移しているだけに早期利下げは考え難いが、金融政策に不透明性が絡むだけに高値追いは避けたい。高値目標は238円50銭-239円00銭。

[ユーロ/ドル]波乱要因が増加



ユーロ/ドルは逆張り、金融市場混乱による問題発生の可能性は米国に限らず、EU(欧州連合)域内も存在しており、現時点では楽観的なEU経済見通しを背景としたユーロ/ドル買いは勧められない。G7(7ヶ国財務相・中央銀行総裁会議)を控えて、ユーロ上昇抑制を意図した要人発言も増加傾向にあり逆張り方針維持が妥当な状況と言える。1.3700ドル台割れは買い、1.4300ドル付近は利益確定を優先。

[ユーロ/円]G7、為替協議に注目



ユーロ/円は突っ込み買い、G7(7ヶ国財務相・中央銀行総裁会議)で、ユーロ/円に関する何らかのアクションが示される可能性は低いが、事前のEU(欧州連合)要人発言には注意が必要で、円下落に対しての厳しい批判が円買い戻しに繋がる可能性があり、波乱要因として念頭に置きたい。ただ、ユーロ/円が下落した場合、突っ込みと見て買いを勧めたい。高値目標は167円00銭。

[ドル/円]FOMC議事録



ドル/円は突っ込み買い、FOMC(公開市場委員会)議事録(9月18日開催)内容だが、大半を費やした住宅市場低迷が実体経済にもたらすリスクに関する論議で「影響する可能性がある」との結論に達しており、大幅利下げ(0.50%)を実施する動機と位置付けているが、8月雇用統計が「利下げ決定」に影響を与えた可能性も極めて高い。ただ、これまでFRB(連邦準備制度理事会)が出会ったことのない事態だけに、実体経済に与える影響に関しての論議が長引いたことは当然と言える。また、議事録全般ではハト派的な内容となっており、現時点で「利下げ」を示唆する内容と受け取ることは時期尚早と言えるが、住宅市場低迷が長期化するとの懸念も示され、「利下げ」を否定することも難しい。当面、経済指標見極めを優先したい。高値目標は119円00銭-120円00銭。

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