ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2007-10

[南ア・ランド/円]金利は据え置きを予想



南アランド/円は突っ込み買い、南アフリカ中央銀行は政策決定会合(10月11日)で政策金利を据え置く可能性が高いが、同国株式市場ではBHPビリトン、アングロ・アメリカンなど鉱山会社株が、貴金属・非鉄金属価格上昇を背景に買われ、主要株式指数も過去最高値を更新(10月10日)するなど活発な取引が続いている。当面、原材料価格は上昇基調を維持する見通しで、政策金利に対しても上げ要因として作用する可能性が高い。15円台割れを買い、17円台に迫れば利益確定を優先。



[豪ドル/円]金利先高観測は揺るがず



豪ドル/円は突っ込み買い、豪・9月雇用統計が発表され、9月雇用者数は前月比1.3万人増加と市場予想(前月比2万人増加)を下回り豪ドル/円は軟化した。反面、9月失業率は4.2%と33年ぶりの水準に低下、市場予想(4.3%)を下回る強い内容となり、引き続き豪労働市場が逼迫した状態であるとの見方が拡大している。また、早期利上げ観測も揺るがず、年内にも利上げが実施されると見る向きが多い。高値目標は108円00銭。

[英ポンド/円]早期金利下げ観測後退



英ポンド/円は突っ込み買い、キングBOE(イングランド銀行)総裁が金融政策に関し、インフレ抑制を意識しているとの姿勢を示したことから早期利下げ観測が後退、ポジション調整を背景とした買いが英ポンドを押し上げている。金融市場混乱収拾には時間が掛かる見通しだが、BOEが方向性を示したことで、英ポンド/円は底堅い推移が期待される。高値目標は239円50銭-240円00銭。

[ユーロ/ドル]ユーロ買いに転じる



ユーロ/ドルは逆張り、ドルを金利先安見通しが圧迫する反面、EU(欧州連合)域内経済指標が強い内容となり、ユーロ買い優勢に推移している。G7(7ヶ国財務相・中央銀行総裁会議)で「ユーロ上昇」が主要議題とはならないとの見方もユーロ買いに拍車を掛けているが、G7を控えて口先介入は増加する可能性が高く、高値追いは控えたい。1.3700ドル台割れは買い、1.4300ドル付近は利益確定を優先。

[ユーロ/円]EU圏経済は堅調に推移



ユーロ/円は突っ込み買い、仏・8月鉱工業生産指数(前月比0.3%上昇)、イタリア・鉱工業生産指数(前月比1.3%上昇)と経済指標が強い内容となり、EU(欧州連合)域内経済が引き続き確りした推移を維持しているとの見方が浮上、ユーロ買いの手掛かりとなった。また、G7(7ヶ国財務相・中央銀行総裁会議)でユーロ上昇に関する協議が中心となる可能性が低いとの見方が拡大したこともユーロを押し上げている。高値目標は167円00銭。



[ドル/円]根強い、金利先安見通し



ドル/円は突っ込み買い、米・第3四半期(7-9月)企業業績悪化懸念を背景に米株式市場は反落したことを受け、米景気減速懸念を背景とした金利先安見通しが再び拡大する兆しを見せている。また、米主要小売各社が第3四半期利益予想を引き下げたことも嫌気された。現時点で、米経済がリセッション(景気後退)に陥ると見る向きも50%に近く、金利先安見通しの背景となっている。ただ、FOMC(連邦公開市場委員会)議事録では、FRB(連邦準備制度理事会)金融政策方針を示しておらず、金利下げ見通しを裏付ける手掛かりも見当たらないことからFRBが早期に金利を変更することは考え難い。一方、日銀は市場予想通りに政策金利据え置き(0.50%)を決定、円はドルを含む対主要通貨で上値圧迫が増大する見通しだ。高値目標は119円00銭-120円00銭。

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