ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2007-10

[米ドル/アイスランドクローナ]商業捕鯨再開



アイスランド・クローナは突っ込み買い、2006年秋にアイスランドは約20年ぶりに商業捕鯨を開始したが、アルミ関連事業の同国経済に対するウェートが高まったとは言え、水産関連企業が占める割合も高く、商業捕鯨再開も基幹産業振興に向けた行動である。グズフィンソン・アイスランド漁業相によれば、鯨肉対日輸出に関し日本と交渉中であり、2007年度中の合意を目指している。投資資金流入による経済活性化の恩恵を受け、同国基幹産業分野での新たな取組が好感される。1ドル=62アイスランド・クローナ以下は売り、同65アイスランド・クローナ以上は買い。

[豪ドル/円]資源国通貨は堅調



豪ドル/円は突っ込み買い、商品価格は貴金属・原油(燃料)・非鉄金属を中心に上昇が続いており、資源国通貨は全般に上昇基調を強めている。需給改善には時間が掛かるとの見通しが大勢を占め、上昇基調が弱まっても高値圏を推移する可能性が高い。また、豪ではウラン鉱脈探査も活発化、温暖化対策を背景とした原子力発電所建設増加も強気材料だ。高値目標は108円00銭。



[英ポンド/円]英7-9月住宅価格下落



英ポンド/円は突っ込み買い、RICS(英王立公認不動産鑑定士協会)から発表された英・7-9月住宅価格指数は、マイナス14.6と6-8月(マイナス3.3)から大幅に落込んだ。住宅購入希望者問い合わせも10ヶ月連続して減少するなど、金利上昇による効果を裏付ける内容となった。また、ノーザン・ロック問題も未だに尾を引いており、英ポンド/円も上値は期待できない状況。高値目標は239円50銭-240円00銭。



[ユーロ/ドル]要人発言受け、ユーロが優勢を維持



ユーロ/ドルは逆張り、景気減速懸念を背景に利下げ予想が絡むドルに対し、ECB(欧州中央銀行)用事筋のタカ派的な発言が目立つユーロが優位を保っているが、現時点では、FRB(連邦公開市場委員会)利下げ、ECB利上げとも確率は50%を割り込んでいる。G7(7ヶ国財務相・中央銀行総裁会議)を控えて過激な発言が飛び出す可能性も高く、確りした方針で臨みたいところだ。1.3700ドル台割れは買い、1.4300ドル付近は利益確定を優先。



[ユーロ/円] 金利先高期待浮上



ユーロ/円は突っ込み買い、ECB(欧州中央銀行)政策委員であるウェーバー独連銀総裁の「利上げ」を示唆する発言を受けてユーロが買われ、円は日銀が金利を据え置いたことから売られたが、金融市場混乱収拾に目処が立たない現時点ではECBの早期利上実施には抵抗が強く、原油・商品価格上昇が目立つだけに日銀が年内に利上げを実施する余地も残っており、高値追いには要注意。高値目標は167円00銭。

[ドル/円] FOMC動向を窺う



ドル/円は突っ込み買い、米国時間に発表される米経済指標は、9月PPI(卸売物価指数)、9月小売売上高、10月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)だが、市場ではいずれの指標もFOMC(公開市場委員会)動向に影響を与える指標と見られており、内容次第では、現時点で確率(市場予想)が50%を割り込んでいる「利下げ」観測が強まる可能性も高い。9月PPIは総合指数が0.4%上昇、コア指数が0.2%上昇と予想されているが、予想を上回れば、金利先安見通しを後退させる要因となる。一方、9月小売売上高は0.2%上昇、自動車を除く上昇率は0.3%が予想されるが、予想を下回れば先安見通しを拡大させる要因だ。10月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)は小幅上昇が予想(84.0)されている。高値目標は119円00銭-120円00銭。

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