ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2007-10

[南ア・ランド/円]インフレ抑制は難しい



南ア・ランドは突っ込み買い、原油・貴金属価格ともに上昇基調に拍車が掛かり、南アフリカ経済を押し上げる要因となっている。一方、南アフリカ政府によるインフラ整備政策も国内経済を活性化させており、インフレ抑制はかなり難しい状況だ。南アフリカ中央銀行もインフレ抑制に躍起だが、購買力増大によるインフレ指標上昇は抑制が難しいだけに引き締め政策を維持する見通しだ。15円50銭台割れを買い、17円50銭台に迫れば利益確定を優先。



[豪ドル/円]投資資金流入続く



豪ドル/円は突っ込み買い、世界的な原材料需要増加を背景に投資資金流入が続くオーストラリア経済を反映、豪ドルも上値追いが続いている。米景気後退懸念が薄れたことも買いを支援する材料だが、同国が活発な経済活動を維持していることを背景とした金利先高見通しが上昇を牽引している。高値目標は109円00銭。

[英ポンド/円]調整買いに戻す



英ポンド/円は突っ込み買い、信用収縮に対する警戒感再燃からドル売り圧迫が増大したことから対ドルで買い戻しが先行し英ポンドは底堅い推移となった。積極的な買い材料は見当たらないが、ポジション調整を背景とした買いが下値を支える背景となっている。高値目標は239円50銭-240円00銭。



[ユーロ/ドル]ユーロ優勢が続く



ユーロ/ドルは逆張り、米国・EU(欧州連合)とも金融市場に不安定性が絡むが、EU主要加盟・ECB(欧州中央銀行)要人筋によるインフレ警戒発言などから金利先高観測が絡むユーロが優勢を維持している。当面、経済指標動向が注目されるが、根強い金利先高観測に支えられ、ユーロは対ドルで優位を保つ可能性が高い。1.3700ドル台割れは買い、1.4300ドル付近は利益確定を優先。

[ユーロ/円]金利先高観測絡む



ユーロ/円は突っ込み買い、EU(欧州連合)域内インフレ指標が低下する兆しは見えず、ECB(欧州中央銀行)は金融引き締め政策を維持するとの見方が大勢を占めており、金利差拡大を見込んだユーロ買いが続いている。ただ、市場混乱収拾に目処が立たないだけにECBが利上げを実施することは難しい状況。高値目標は167円00銭。

[ドル/円]信用収縮不安が再燃



ドル/円は突っ込み買い、米大手3行(シティグループ、バンク・オブ・アメリカ、JPモルガン)が、資産担保コマーシャルペーパー(ABCP)市場回復を意図した基金(推定800億ドル)設立計画を発表(サブプライムローンに関連する証券などの投売りを防ぐために買い取ることを目的としているが詳細については不明)したが、内容が不透明なこともあって、市場参加者に潜在的な損失の存在を意識付ける結果となり、信用収縮に対する警戒感が再燃、ドル売りが活発化した。また、シティグループが07年内は住宅ローン返済遅延による悪影響が続くとの見通しを発表したことも売り要因となった。ドルに絡む不安定性が再認識された格好だが、民間による基金設立計画に関しては今後の動向が注目される。高値目標は119円00銭-120円00銭。

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