ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2007-10

[南ア・ランド/円]旺盛な経済活動続く



南ア・ランドは突っ込み買い、ピックン・ペイ・ストアーズ(南ア最大の食料品チェーン)の第3四半期決算は前年同期比26%増益となったが、南アでは資源価格上昇・政府によるインフラ整備政策を背景に旺盛な経済活動が続いており、同国内需関連企業決算も好業績発表が相次いでいる。現時点では景気見通しも強いだけに南ア・ランドも上値を試す展開が期待される。15円50銭台割れを買い、17円50銭台に迫れば利益確定を優先。



[豪ドル/円]調整一巡からジリ高に



豪ドル/円は突っ込み買い、信用収縮不安を背景としたポジション調整売りが一巡、豪ドル/円はジリジリと水準を上げている。インド株式市場暴落を受け、投機筋を中心にポジション整理売りが増加したことが豪ドル/円を圧迫したが、アジア株が全般に反発したことから上昇基調に転じている。ただ、米金利見通しに絡む思惑が交錯しており、上下に振れる場面が増加する可能性は高い。高値目標は109円00銭。

[英ポンド/円]英経済は底堅い



英ポンド/円は突っ込み買い、「ノーザン・ロック取り付け騒ぎ」を契機に英経済に対し弱気な見方が増大していることが「利下げ観測」の背景だが、現時点では英経済指標は底堅く推移しており、利下げ確率も30%を割り込んでいる可能性がある。また、価格下落が指摘される住宅市場動向も金利上昇による影響を無視できず、需給に緩みが生じたとは考え難い。高値目標は239円50銭-240円00銭。

[ユーロ/ドル]金利見通しは不透明



ユーロ/ドルは逆張り、現時点では、FRB(連邦準備制度理事会)による「利下げ」観測、ECB(欧州中銀)による「利上げ」観測ともに不透明性が高く、ユーロ/ドル上昇に対する抵抗がジリジリと高まっているようだ。米・住宅市場改善が遅れれば、EU(欧州連合)域内金融機関にも悪影響が及ぶことは避けられず、EU域内経済を圧迫する可能性が高いことにも注意が必要だ。1.3700ドル台割れは買い、1.4300ドル付近は利益確定を優先。



[ユーロ/円]信用市場混乱長期化を警戒



ユーロ/円は突っ込み買い、ECB(欧州中央銀行)要人筋による「利上げ」を示唆する発言は相変わらず目立つが、信用収縮による経済圧迫が顕在化する可能性を含むだけに市場混乱収拾を待たずに「利上げ」を実施すると言う強攻策をECBが選択する可能性は低い。また、信用市場混乱長期化観測も拡大、高値警戒からユーロ/円が下押す可能性も増大している。高値目標は167円00銭。

[ドル/円]金利見通しに絡む思惑交錯



ドル/円は突っ込み買い、米・9月CPI(消費者物価指数)は市場予想を上回る強い内容となったが、米・9月住宅着工件数は弱い内容となり、ドルは方向性を模索する展開となっているが、金利見通しに関しては、現時点でFRB(連邦準備制度理事会)はインフレに対し警戒姿勢を緩める可能性が極めて低く「利下げ観測」を背景とした方針を安易に選択し難くなった。利下げ確率は50%程度であり、過大評価はリスクを背負うことになる。当面、労働関連指標動向が注目されるが、米・週間新規失業保険申請件数の市場予想(中央値/31.4万件)、フィラデルフィア地区連銀製造業景況指数の市場予想(中央値/7.3)となっており、予想を下回ればドル売り圧迫が増大する可能性が高い。高値目標は119円00銭-120円00銭。

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