ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2007-10

[南ア・ランド/円]CPIは高水準を維持か



南ア・ランドは突っ込み買い、待遇改善を巡る労使交渉多発が懸念されるが、景気拡大が続くだけに避けては通れない状況とも言える。活況を呈している株式市場でもM&A(企業の買収・合併)案件が増加しているが、スタンダード・バンク・グループ(南ア/アフリカ最大の銀行)にも買収観測が浮上、株価上昇に拍車を掛けている。また、今日発表される南ア・9月CPI(消費者物価指数)は、高水準(市場予想・前月比0.4%上昇/前年比6.9%上昇)が見込まれ、堅調な内容となれば上昇要因となる。15円50銭台割れを買い、17円50銭台に迫れば利益確定を優先。



[豪ドル/円]豪・第3四半期CPIは堅調



豪ドル/円は突っ込み買い、豪・第3四半期(7-9月)CPI(消費者物価指数)コア指数は、前期比0.9%上昇(前年同期比2.9%上昇)と市場予想(中央値/前期比0.8%・前年同期比2.8%上昇)を上回った。前期(4-6月)から伸びは鈍化したが、高水準を維持しており「利上げ観測」を拡大させる内容と言える。高値目標は109円00銭。



[英ポンド/円]英景気見通しに関し



英ポンド/円は突っ込み買い、アナリストの多くが住宅価格下落から英景気先行き見通しに悲観的な観測を示唆しているが、現時点では個人消費に落込みは見られず、企業活動が低下する兆候も認められない。BOE(イングランド銀行)要人筋が景気減速に警戒感を示唆していることは気掛かりだが、金融政策を転換するには至らないと見ている。高値目標は239円50銭-240円00銭。



[ユーロ/ドル]ユーロ買いが優勢



ユーロ/ドルは逆張り、リスクに対する警戒感後退からユーロ/ドルは反発に転じたが、米・EU(欧州連合)金融市場は不透明性を共有しており、不安定な地合が改善されたと見るのは早計だ。また、ユーロ上昇による恩恵も指摘される一方、インフレに対する警戒感も強いEU金融当局者の見方にも注意が必要、通貨上昇に対する許容量は米経済がEU経済に比較して勝るだけに、ユーロ上昇による弊害にも気を配りたい。1.3700ドル台割れは買い、1.4300ドル付近は利益確定を優先。

[ユーロ/円]EU株式も上昇



ユーロ/円は突っ込み買い、米株式市場上昇を好感した買いが入り、EU(欧州連合)株式が反発したことを背景にリスクに対する警戒感が後退しユーロ/円も上昇に転じた。株式動向がリスクを反映した動きと見られており、ユーロ/円も株式動向に左右される場面が目立っている。ただ、EU金融市場にも不透明性が絡んでおり、積極的なユーロ買いを進めるほど地合は改善されていない。高値目標は167円00銭。



[ドル/円]住宅関連指標発表を警戒



ドル/円は突っ込み買い、アメリカン・エキスプレス、アップルなどの業績発表が市場予想を上回ったことが好感され米株市場が大幅に続伸したことを受けドル買い優勢に推移したが、米国時間(24日)に発表される米・9月中古住宅販売件数発表が警戒されドル/円は上値の重い推移。米・9月中古住宅販売件数の市場予想(中央値)は525万戸と前月(550万戸)から減少が見込まれているが、落ち込みが目立つ住宅市場動向だけに予想以上に減少する可能性もあり投資家の警戒感も強い。一方、投資家心理は最悪期からかなり改善しており、売り場を狙う動きは後退しているが、投資家心理から恐怖感が完全に払拭されたとは言えず、ポジションを中立に戻し模様眺め傾向を強めたと見るべきである。高値目標は118円00銭-119円00銭。

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