ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2007-10

[トルコ・リラ/円]クルド組織掃討作戦



トルコ・リラは模様眺め、複数の軍関係者によれば、トルコ軍は28日に同国東部でPPK(クルド労働者党)対策に絡んだ大規模な掃討作戦を実施。武装組織メンバー20名が死亡した模様だが、掃討作戦には兵士8000人が投入された他、空軍が援護したとされる。今回の作戦はトルコ領内であり、イラクとの関係緊迫化を直接に高めることは避けられたが、ギュル・トルコ大統領がPPK排除に強い決意を示唆しているとの報せも入っており、イラクとの関係改善には米・英の積極的な介入による新たな展開が必要だ。90円台割れは買い、97円を超えれば利益確定を優先。

[豪ドル/円]金利見通しが上昇要因



豪ドル/円は突っ込み買い、豪ドルは対米ドルで0.92ドル台を示現、対円でも上値を追う展開となっている。FOMC(連邦公開市場委員会)で「利下げ」が確実視される反面、堅調な経済指標動向を背景にRBA(オーストラリア準備銀行)「11月利上げ」観測が、拡大していることが背景にあり、目先的な高値を示現する可能性が高い。高値目標は109円00銭。



[英ポンド/円]利下げ観測が上値圧迫



英ポンド/円は突っ込み買い、サブプライム問題に端を発した「信用収縮」による影響から住宅関連指標が減速、景気先行き見通しに不透明性が絡んだことから「利下げ観測」が浮上しており、英ポンド/円にも上値圧迫が高まっている。ただ、英・経済指標は底堅い推移を維持、現時点では「利下げ」を織り込んだポジション構築は勧められない。高値目標は239円50銭-240円00銭。

[ユーロ/ドル]ユーロ優勢が続く



ユーロ/ドルは逆張り、FOMC(連邦公開市場委員会)利下げ観測が強まる反面、サブプライム問題に端を発した「信用収縮」がEU(欧州連合)経済に与える影響が懸念されるなか、ECB要人筋からタカ派的な発言が相次ぎ、ECB(欧州中央銀行)「利上げ観測」を支えている。ただ、ユーロ/ドルはFOMCが利下げを決定した場合、ポジション調整により下押す可能性が高い。1.3800ドル台割れは買い、1.4500ドル付近は利益確定を優先。



[ユーロ/円]上値を試す展開



ユーロ/円は突っ込み買い、FOMC(連邦公開市場委員会/10月30-31日)で利下げが確実視される反面、ECB(欧州中央銀行)「利上げ」観測は根強く、ユーロ/円はジリジリと水準を上げている。ただ、目先的なピークはFOMC金融政策決定前と見られ、FOMC通過後は投機筋によるポジション調整売りがユーロ/円を圧迫する可能性が高い。高値目標は167円00銭。

[ドル/円]FOMC控え動き鈍い



ドル/円は突っ込み買い、FOMC(連邦公開市場委員会/10月30-31日)を控え模様眺め傾向が強まるなか、ドル/円は上下ともに動き難い状況。10月末のFOMCでは既に利下げ(0.25%)が確実視されており、FRB(連邦準備制度理事会)が「利下げ」を見送った場合は市場に与える衝撃は大きい。ただ、サブプライム問題に端を発した「信用収縮」が経済に与える影響を巡り、FOMCメンバーの見解が一致しているとは考え難く「利下げ」に関しては不透明性を拭えない。米経済指標をベースに考えれば、10月雇用統計が今後の金利動向を占う「鍵」となり、内容次第では年内に更に「利下げ」を実施するとの観測が拡大する可能性も高いだけにドル/円はFOMC通過後の上値の重い推移となりそうだ。ただ、FOMCで「利下げ」が決定された場合、株価に上値圧迫が増大すると見られ、現時点では「ドル買い」に繋がり易いだけに波乱含みの展開となる見通しだ。高値目標は118円00銭-119円00銭。

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